<<家族・親子>>親と子(続編)6

 登校拒否、拒食、過食、家庭内暴力、非行、苛め、苛められる、引きこもり、うつ病(中学~高校から、小学生でもうつ状態者は居る。)の人達について、治療する場合ですね・・、当方の長年の「心理療法」の体験から正確に説明しておきます。

親の子育ての、{育て方}と{育てられ方}の関わりで、人間は誰しも病気になり易いです。

親も、明確に熟慮しますとね、親も<<自分の親の心・考え方・反発心・服従心>>などなどを抱えて育ちます。

親も、それなりの苦労を背負って、今の現在を生きているのです。

 

 親にも自分の親の「超自我」が自分の大脳の海馬に沈潜され蓄積されたままで、自分の親に洗脳された超自我{{→良くも悪くも??}}が親の亡くなった後でも、命令形の様な状況で<<自分の誕生~生い立ち~現在>>まで残っています。

 この「「超自我」」が、大変に怖いです。

親の「超自我」が頭の上から押さえつけられて、自分の子供達が<<身動きできない状態で「「病気」」になっていても、親達は自分の子育てが悪いと>>気づきません。

親が心理療法を受けて頂くと初めて、自分の子育ての{{方法}}が間違っていたのに気づくものです。

 

 時折ですが、なかなか、子育てについて{{自分の間違い}}を認めない親達も、見受けられます。

何時まで経っても、親は几帳面に真剣に育てたと言います。

親の気持ち・考えかたが、正しいと自己主張を曲げません。

 親が一緒に「心理療法」を受ければ、殆どがスム-ズに解決されて行きます。

多くの場合で、自分は子供達を上手に自分の考え方で育てたと自己主張を、なかなか曲げません。

こんな場合が、一番に大変です。

 

 祖父母→父母→子供達へと{{心}}は流れていきます、ね。

 多くの場合で、親は自分の祖父母には<<こんな方法で育てられたから、自分も自分の子供達には、同じ様な方法で育てている>>と言うのです。

そんな事を言う親が居ますが、心理士として、気持ちは理解できますが、社会情勢が変化しているのです、即ち、時代の変遷によってバックグランドも違っているのです。

 それ故に、祖父母から育てられたように、子供達を育てては駄目です。

 

 例えばの話をしますが、親も祖父母の超自我を植え込まれており邪魔になっていますが、気がついていません。

 親から、自分の子供達への、呼び方も全く悪くないと考え{{おまえ}}とか{{名前}}を呼び捨てです、また、勉強しなさい、早くしなさい、悪い事をしたらいけません、苛めたらいけません、早く寝なさい、早く起きなさい、などなどと・・・、何時も呼び捨て、そして、命令形ですから、子供達には無意識的にですが〈或いは、有意識的にでも・・〉、沢山のストレスを与えて<<息苦しくさせて>>います。

子供達よりも、現実には親の学習「心理療法」の体験です。

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