少し述べてきましたが、両親が仲良い生活をしていても、二人が仲良いだけで、子供達に対して両親が<<自分の眼を子供達に向けていなかったら>>それはそれで駄目です。
子供達が成長して大人になったときに、何処で如何なる時に、子供達の「生き甲斐」が大きく伸びるかどうか、全くと不透明ですよね。
私達、子供の「生き甲斐」なんて、親から見れば<<どうしようもない「生き甲斐」に見える>>かも知れません。
それでも、心配しながらも子供達の会話とか行動とか心を、遠回りにでも見守ってくれていれば、子供達は子供なりに自己主張の出来る人間として育つものみたいですよ。
子供達を叱らないにしても、親の自分達が勝手に喧嘩しては、親の言い争い事を子供達に見せると、やはり、まずいですよ。
食事は与えてくれるにしても、親と一緒に食べるのではなく、子供達だけで食べさせておいて、親達が一緒に仲良く食べているのも面白くもないです。
大変なのは、夫婦喧嘩をして・・、父親よりも、母親の場合の方が多いのですが、例えば、母親が子供達に向かって、<<主人の悪口を言い>>ます。
場合によっては、父親が<<母親の悪口を子どもに聞かせるよう>>に、子供達の目前で話して聞かせるのです。
こんな事柄が、一番と悲しいです。
子供達は、こんな話を聞かされると、何で二人は結婚して、自分が此の世に出てきたのか、悲しくなるだけですよ。
聞くところによると、こんな両親が多いそうです。
子供達は、親同士の互いの悪口を聞くのが一番に嫌ですね。
無理やりに、笑顔を作って片方の親に<<良い顔を見せる>のですから、それも作り笑顔ですからね、辛いですよ。
親同士が子供達に、自分に対して同情の気持ちをもらいたい、そして、大きくなったら、貴方は良い子になるのですよと、説教するのですから、子供達の心は疲れ果ててしまいまいます。
私達、子どもは、自分の親が清潔で立派で、大好きな親を求めて神聖視します。
親が、自分達から見ても、悲しい親、だらしない親、嫌いな親だと感じるのが、最高に辛いです。
親も、自分の幼い時期の過去の回想をすれば、子供達に如何に接すれば良いのか分かるようになります。
親達が、自分の過去を暗闇に放り去って生きる事が、一番に駄目な生き方だと思うのですが、世間の親は納得しないで、自分の育てた方が間違っていても認めようとしませんから、子供達も、なかなか、上手い具合に育ちません。
親が<<自分の親に対する気持ち>>はどうだったのか、知って子育てをして下さい。