<<人生>>「学校って、面白くない」 8

 親は、自分達を好きなように叱っていて、子供に充分に教育したのに、子供達は勉強しなかった。

<<けしからん>>と思っています。

だって、何度も繰り返しますが、子供達は大人の社会が見えませんよ。

子供ながらに、自分は良い子、真面目な子、立派な子、正直な子、などと思っています。

 

 親から、物事を強制されると悲しくなります。

直接に反抗しきらないから、代りに、「登校拒否」や「いじめ」や「非行」なども、あまり深く考えずに行動します。

先生も嫌いだし、私の傍の人達も好きになれません。

何故って、悲しい事を言われたり、されたりすると悲しいです。

両親は仲が良いのですが、子育てが下手と言うか、子供達の話や言い分を聞いてくれません。

時には、子供達の自分の気持ちと言うか心に<<耳を傾けて>>聞いて欲しいものです。

母も父も、喜んで話をしていますが、子供達は<<蚊帳の外>>に置いていますよ。

子供達も一緒に、両親と話をしたり、聞いてもらいたい事柄は沢山とあります。

 

 親が自分の悲しみや怒り、つまり自分が会社から担いできた事柄、悩みや苦しみなどを、子供達に話して聞かせても<<役立ちません>>ね。

子供達には、余計に{心の葛藤}が溜まります。

親が、自分の行動と会話と心で、子供達に自分の運命を託そうとするのが、一番と困ります。

それは子供達が<<大人になって、自分が理解する事柄なのです>>が・・。

そんな親の気持ちを、子供達が理解できる筈もありません。

 

 私達は、傍の子供達と一緒に仲良く、遊びたいのです。

学校だとか、習い事だとか、何でも沢山と学習をさせますから、自分の心の<<羽を伸ばす場所>>が有りません。

あれこれと、指図をされないで、幼い頃からでも、自分の気持ちや自分の意志でやりたい事柄は沢山と有りますよ。

そんな子供達の気持ちを知ってくれない、親に対して<<どうしても、不満とか、怒りとか、憎しみの心が溜まって>>きます。

頼みますから、親の気持ちだけで、子育てをしないで、子供の気持ちを少しは考えた上で<<子育て>>をして欲しいのです。

 

 子供達の時代には、子供達同士で<<語り合う時間>>が必要です。

 大人になって、他者に対して、<<自己主張しなさい>>なんて言われても、

 子供時代に自己主張の癖がついていなければ、大人になっても、出来ません。

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