<<人間の犯罪>>犯罪について(11)

 ⑥、⑦などは、間違いのない「犯罪」になって来ます。

「事件」から→「犯罪」に、なっていきます。

間違いなく、警察に連絡されるだろうし、本当に警察の<<介入>>となって来ます。

「犯罪」の大と小によって、留置場にも入るし、拘置所や刑務所にも入る事になるでしょう。

面白いのは、彼等は、なかなか、自分の行動して来た<<真実>>を語ろうとしません。

本来的に、彼等からの自白をさせようと考えれば、聴く人は彼等の{{生い立ち}}に耳を当てる方が早いと考えています。

それでも、現実の社会では、「犯罪者」の生い立ちの{{過去}}から聞く時間が無い??のかも知れません。

 

 当方、留置場などにても随分と健康検査、体と心の健康にも関わって来ました。

たまに、当方で随分と体の調子を壊して(心の調子も壊れているのですが・・・・)、点滴をしている間にでも、時折、彼等の過去の育ち方などにも、静に耳を傾けている場合もあります。

彼等は、幼い時の不幸や、母や父にたいするマイナスの感情を<少しずつ、話して>くれます。

耳を傾けていると、沢山の生い立ちの{出来事}を話してくれます。

こんな風に、自分の話を聞いてもらえるのであれば、<<俺は、直ぐに、何でも話す>>なんて言っています。

 

 この{{閲覧文}}で一度だけ、伝えたかも知れませんが、人間が今生きて行動している事は、全てが、自分の過去に対する思いに、無意識的にでも<<反抗しながら生きている>>のです。極限まで話すと、無意識的に復讐しているはずです。

しっかりと心の勉強をしないと理解が難しいかも知れません。

「犯罪者」の面白い現象は、自分が悪人だと思わない事です。

悪いのは社会、相手が悪い、などと思って生きています。

日頃は、過去の意識は、彼等の心の{{底に潜んで}}いますので、両親や自分を育てた人達に対する気づきはありません。

 

 例外もありますが、いずれにしても、親を憎んで育った人達は〈誰も、皆が親に対して不満を持って育つものですが・・・・、程度の問題です〉、今の自分の状態が余程に運良く恵まれた状況にないと「無念さ」、「悔しさ」、「悲しさ」、「不満」、「孤独感」、「劣等感」などなど抱えて生きています。

親と子、この「因縁」と「宿命」と「運命」と・・・最後は・・「天命」になりますが、ここまでは大変で理解が難しいでしょう。

「犯罪者」に理解して欲しいのではなくて、皆さんにこの事実を知って欲しいと思っています。

とにかく、自分の「「心」」を熟知する「心理療法」を体験です。 

コメントは受け付けていません。