<<人間の犯罪>>犯罪について(8)

 殺生事件でない「犯罪」も、此の世には数えられない程の<<数>>で起こっています。

他人の物を盗んだり、他人に嘘を言ったり、こんな事柄が大きな「事件」や「犯罪」にまでつながっていく場合もあります。

人間のマイナスの感情は、親から植え付けられると言っても過言ではないでしょう。

勿論、親から離れて独立してからも、親の心の影響は<<多大に動いて>>います。

親からの「超自我」が強度であれば、子供達はそれだけ多くの「悲しみ」や「怒り」さえも抱えるようになるでしょう。

 

 人間は、育つ過程で、親の「言葉」も「行動」も「心」も必要です。

この三つの物が無いと、子供達は育ちません。

難しいものですが、親の過剰干渉とか、放任、無関心なども、どれも良くありません。

「過剰干渉」と言っても、色々な「干渉」があります。

子供達が育つ過程で{{反抗期}}は必要だと言われますが、まったくと、その通りです。

{{反抗期}}の無い子供達は、本当に現実的には、どうしようもない子供に育ちます。

その人の感情と気持ちですね、何歳頃に表面化し問題化するかです。

 

 親への{{反抗期}}が全く無かった子供は、素直に見えますが、どっこいある時ある場所で突然に彼等の心の「化けの皮」が剥がれます。

T・P・Oでの「会話」と「行動」と「心」が、スム―ズにいかないのです。

勿論、例外は有りますが、多くの場合で{{反抗期}}の無かった子供達は、大人になってから、心身の逸脱した状況が見えて来ます。

程度により、「事件」になったり「犯罪」になったりもします。

勿論、どのくらい{{反抗期}}が有るのかが、重要な問題でしょうが、これだけの{{反抗}}だと言える「「定義」」はすこしながら難しいでしょう。

大人になった時に、人間関係=対人関係が上手ではありませんから、どうしても{{ストレス}}を溜めてしまうし、歪な考え方にもなってしまいます。

 

 {生い立ちの心}、{生い立ちでの母との葛藤}、{生い立ちでの父との葛藤}、{生い立ちでの兄弟姉妹との葛藤}、全ては、人間の心の原点は「この過程」にありますね。

「この過程」での、子供達の{心の葛藤}の持ち方の状態が<<真実に、紙一重で、後々に大きな「「犯罪」」となるか、小さな「「事件」」などで終わるかの、分岐点となりますよ。

地位や名誉や金銭を持っている人達でも、正常な人間かと問われれば、「No」ですね。

金銭もあり名誉もある人達が、自分の生き様の中で、庶民には気づかない場所で、意外な「事件」や「犯罪」も起しているものです。

唯、唯、唯、俗世間の人目には「彼等の行動」が眼に映って来ないだけで、彼等が上手に{{事}}を運んでいるだけですね。

 

優秀で金銭や名誉があっても、自分の過去を振り返っておきましょう。

優秀な人も、一度は、「心理療法」の体験は重要です。  

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