<<家族・親子>>親と子(追加編)7

当方では、親が、子供達の問題会話・問題行動・問題の心を良い方へ変革させようとする場合では、必ず、子供さん達に「心理療法」を受けてもらい、又、親にも「心理療法」を受けて頂く場合が多いです。

全ての問題は、{{心を根っ子}}にして、現在の歪の「会話・行動・心」が表現されていますから・・・。

その心の「「根っ子」」は、何か??ですね。

そう、「「根っ子」」は、親と子の過去の心の{{和解}}が出来ていないことが原因です。

 

 子供が育つ過程で、親と子の間での{{心の葛藤}}が全く無いのは、おかしいものです。

全く何も{心の葛藤がない}そんなケ―スは、絶対に有りませんね。

子供は、少しながら、親へ「葛藤」を抱えて育つ事が大事です。

但し、両者の間で、{{少しの葛藤}}ですよ。

こんなケ―スでは、「事件」や「犯罪」を、子供達が起す場合は少ないでしょう。

「心理療法」を行っていても、今の現在に、子供達の心が{{あまりにも歪の場合}}では、その歪を露呈しているものを治療しようと考えれば、歳月の過ぎた<<親と子の過去の「会話」・「行動」・「心」の和解>>が、最大に重要です。

この事は、絶対に間違いありません。

 

 普通の人達は、過ぎた過去は、そのまま水にながしたら良いなどと言います。

人間の心って、そんなに簡単に過去の心を水に流して、自分達の過去が平和になるものではないですからね。

日本の国だけでなくて、世界中を見渡してみても、人間達は誰もが自分達の過ぎた過去の出来事や事件や犯罪なども、決して<<水に流した人は>>居ません。

それほど、人間は過去の出来事が自分達の心の中に浸み込んで、どうにもできない状況で続いているものです。

人間は、「過去」→「現在」→「未来」について継続して生きる訳ですが、一番に大事な大切な事&物は、自分の過去であります。

自分の「過去」が「現在」を作り、「現在」が「未来」を作ります。

 

 人間が普段&日常生活で悩んでいるのは、現在と未来についてです。

しかも、「過去」を置き去りにして、前ばかり向いて生きる事に専念します。

そんな考え方では、決して{自分の人生を幸せ}だと感じる「能力」は無いでしょう。

自分の能力と力量を知らずして、幸福に生きるなんて絶対にできないでしょう。

親と子、幸福なのは、{{親と子供の会話}}が何もわだかまりも無く、互いにニコヤカに笑って話が出来る状況が、一番に幸せの筈です。

また、親と子が互いに喧嘩する、これは、心の中で喧嘩しているのも駄目です。

表面上は暴力もなく、自分達は、表上は喧嘩していないと主張しても、駄目なのです。

心の片隅の葛藤でも、消去できる事が重要です。    

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