<<心の世界>>人間像(11)視点を変えて・・・・人間社会をみる

 自分の年齢にもよりますが、子供であれば(少なくとも、小学6年生から~20歳くらいまでとして)、自分の親の心と兄弟姉妹の心を理解してあげる事です。

先述しましたが、先祖代々から誕生し、両親の縁のもとにて育ちます。

どうしても家族の構成として、自分の幼い時から、親とか兄弟姉妹から自分の{心}が形成されていますので、その頃からの自分について{{生い立ちの心}}を点検するといいですね。

 

 {{生い立ちの心}}から自分の現在に至るまでの{}を、見つめておく事ですね。

過去を見つめるのに、自分勝手に過去を振り返っても<<意味が、あまり有りません>>ので注意が必要です。

やはり、自分の親についても同じですが、親は自分を如何に見ていたかを、そして、その親は心の底では<<何を考えて>>いたのだろうかと、いうことを知るのが大事です。

兄弟姉妹についても、同じ思考方式で見つめておくとよいでしょう。

また、自分の側を通り過ぎた他人についても、この思考方式で<<自分の過去>>を辿ってみる事です。

嫌な事柄、悲しい事柄、惨めな事柄、不満な事柄、怒りの事柄、嫉妬の事柄、などなど・・・相手と自分の置かれた状況の中で、どんな時に<<自分のマイナスの感情>>が湧き起こっていたのかを、知っておくことですね。

 

 自分の過去を思い出すと辛いから思い出したくない、などと考える間は、まだまだ、人格的には{{子供}}になってしまうでしょう。

沢山の人達が{{劣等感}}に苛まれて、人生を生きています。

{{劣等感}}を抱えている方で<<人生の出世へのバネになる>>と言う人達も居ます。

もっともな話のようですがね、でも、{{劣等感}}を持たないですめば持たない方が気持ちは楽ですよ。

{{劣等感}}は、誰にでも有るものですが、しっかりとした「心理療法」を受けておけば、心の{{カラクリ}}が理解できますので、{{劣等感}}は消えて行くでしょう。

そして、人間にとって大切な「心理療法」を受けておけば、自分の心身を肥大化させずにすみ、悩みは起こらないでしょう。

 

 悩む、苦しむ、悲しむ、などなどは、融通無碍に自分の心のハンドルを取れないからです。

心が一箇所に拘ったまま、其処から離れないと、自分で自由に心を動かせず、大変です。

どんなに楽しい事柄であっても、自分の好きな事柄であっても、其処から自分の心を自由に動かせなければ、必ず、心は疲労して疲れ果ててしまいます。

自分の心で、自分の心と体を<<小さくしてしまう>>そんな状況を操作できれば、最高の境地に至るでしょう。

だって、自分の人生を悩まないで楽しく、きっと喜んで生きられるから、凄く嬉しくなる筈ですよね。                     

自分の心から、自分の体を小さく感じとる方法の話しをしてみました。

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