<<家族・親子>>親と子の心(10)・・・・事件・犯罪

 当方が、昨今、特別に感じる事柄は、お金も名誉も地位もありながら、自分の「死」の直前まで、人間は「欠乏欲」を捨てられないようだということです。

確かに、お金は「地獄の沙汰も、金次第」と言うくらいですから、誰しも人間は<<お金に、しがみつく>>のかも知れません。

人間って、自分の死ぬ時期と時間が明確になっていれば、そんな「執着」も減ってきますが、「死」の時間が明確になれば、また、恐怖を味わいます。

 

 人間が100人居れば、100人の考え方、1000人居れば、1000人の考え方がありますが、人生を生きるには、気持ち良く過ごし易い考え方が有るのは事実です。

自分の考え方があっても良いのですが、そんな自分の心の中には、それなりの「感謝」とか「恩」を感じる能力が無いと駄目です。

小さな地球上で、自分が自分の力だけで生きているのではなくて、常に、周囲の他者と環境から、自分という人間個人は<<生かされて>>います。

ここまで考えると、人間の生き方の{哲学}になるでしょうから難しいでしょう。

それでも、少しは気づいて欲しいです。

 

 「感謝」と「恩」を感じる能力は、人生で最も大切だと思います。

この事を、自分の体で理解しておれば、大きな「事件」や「犯罪」は起こしません。

また、自分以外の他者に対しても、「恨み」、「ヤキモチ」、「嫉妬」、「不満」、「不平」、などなどを持たないですむから、人生は気楽に生きる事ができます。

心の不満を解消するには、現在の心を変えようと頑張っても、自分の現在の心は変わりません。

自分の心を動かしている、操作している、自分の誕生((厳密には、胎教もはいるでしょうが、ここまでは<遡れません>ね))から~生い立ち~現在までの自分の心を点検する事が重要です。

 

 自分の過去の心の点検、再解釈・再吟味、受け取り直しが重要です。

{過去を振り返らずに、前だけを向いて生きて行く}なんて、やりっぱなしの人生になります。

そんな{自惚れ}の心を持たずに、自分の心を謙虚にして本当の真実なる自分の心でもって、人生を生きる事です。

人生で行きづまった時には、「事件」や「犯罪」を起こさないで、自分の過去を真剣に振り返る事です。

事件や犯罪を起こしても、自分の人生には何も<<得>>をする事はありません。

今あるのは、誰の御蔭か、どんな人達のお世話になっているのか、自分の肌と体で物事を判断する能力は大事です。

 

自分で全ての問題を解決するのは、不可能ですから、臨床心理士のプロのお世話になりましょう。

「・・ネット心理療法」でも良い{{策}}です。 

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