<<家族・親子>>親と子の心(9)・・・・事件・犯罪

 成人期、壮年期、高年期(高齢者とも言ってよいですが・・)になって、事件や犯罪を起こす人達も居ます。

人間の一生で、自分の心が<<パニックになるのは、何歳か>>です。

誕生してから、自分の傍を通り過ぎて行った人達によって、誰も皆が、それぞれに違った時期に、或いは、同じ年齢頃に{事件}や{犯罪}を起こします。

人生って、複雑のようですが、人間について全ての事柄は{その人の心}次第です。

当方が何時も皆様に伝えている事は、人は三つしか持っていません。

そうですね、「会話」と「行動」と「心」です。

 

 「会話」と「行動」は、その人の「心」が操作しています。

全ての事柄は、「心」が操っていますし、その「心」は自分の過去の「心」に裏打ちされています。

{過去を振り返らずに、未来だけを眺めて生きて行く}なんて、偉そうに喋っている人がいます。

それも、一応、ある程度の地位に居る人達が、結構と{そう、話しています}から、可哀相な気がします。

心の「裏」と「表」が理解できる人、優秀な臨床心理士であれば直ぐに気づく筈なのですが、{潜在意識}と{無意識}の学習をしていないと、上手に解釈できないでしょう。

これも、親の子育ての影響です。

当人は、気づかないでしょうけれど。

 

 人は、誰も、自分の真実なる心の「形」を知っておくべきです。

{過去を振り返らずに・・}と言う人達は、結局、自分が死ぬまで{見栄}と{虚栄心}と{自惚れ}を担いだまま、死んで行くでしょう。

見る人が見れば、哀れな{生き方}です。

こんな考え方をしている人達は、悩み苦しむ人達の心と体を理解出来ません。

幼い時期の所謂{不幸??}をバネにして、人生の「成功」を収めて生きる人達もいます。彼等は、幼い時期の{苦しみ}や{悲しみ}などを、無意識的に受け止めて生きています。

上手に「運命」を、運んでいる状況でしょう。

 

 人生を生きるには、誰もが自分の一生で「人生の壁」に突き当たるものです。

そんな時に、「事件」や「犯罪」を起こす場合もあります。

何度も繰り返しますが、これも{親の子育て}に関係します。

本来的には、人間がある程度まで成長すれば、<<親の気持ち>>や<<親の立場>>を理解してあげるべきですし、親だけでなくて、他者についても同じ考え方です。

これが、何時も当方が言っている「身代わり」の意味になります。

「身代わり」、相手の立場になって考える能力と力量で、身代わりできない人については、「身代わり不可症候群」で、人格の問題ですし、大変です。

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