授乳中の赤ちゃん育ても、難しい事を前回に述べました。
では、乳離れしたら、どうかです。
「昔から三つ子の魂、百まで」との、言葉があります。
昔は数え年でしたから、三歳ですが、現代では満2歳になります。
人間の心の成長では、第1期の不信感は、2歳までに決まって来ると言われます。
乳離れしてから、まだまだ、その後の1年間が大切だと言うのです。
1歳から、2歳になるまでを、周囲の誰もが話もせずに周囲の誰もがスキンシップをしなかったら、やはり、人の子供として育ちません。
怖いですね、想像しただけでも怖いです。
周りには、同じ年齢くらいの赤ちゃんもいるといいですね。
片言でも、体と言葉で話しが出来れば良いですね、たとえ、赤ちゃん言葉でも親が聞いて理解できなくても、それで充分だと考えます。
この期間で、自分以外の相手を信用するか、信用しないかが、赤ちゃんの心の中に出来上がってくるのです。
そんな状況になると、何時も毎日の心は{{不安定}}になります。
誕生から、満2歳までに、人の心の形??が出来上がるのですから、凄く怖いです。
親や周囲の接触の仕方で、全ての人達は<<それなりの人に育つ>>のです。
乳離れするまでに、様々な状況で育って来る親、赤ちゃんが居ます。
父無し子、母無し子、両親の顔を知らないまま、6歳にまで成長する人達も居ます。
両親が離婚して、片方の親から育てられたり、場合によっては、祖父母に育てられて親の顔を知らない場合、全然と血縁関係に無い人達から育てられる場合もあります。
一応、6歳と言っておきます。
厳密には、5歳で区切るのが、良いかもしれません。
6歳以後の不信感を、第2期の不信感と言っています。
満2歳までが大事だと言いながらも、その後の5歳までの子供達の環境も大変に重要です。
最近は、赤ちゃんの頃から、母親が仕事に参加して赤ちゃんも日中でも預けられたりします。
預けられた場所で、また、どんな人達に出会うのか。
同じ年齢の赤ちゃんとか、託児所の保母さんとかの関係で、随分と人対人の信じ方も変わって来るでしょう。
この頃は、まだまだ幼くて、母親の顔が見えない事で、赤ちゃん達は不安になるものです。
未だ、日本の国、社会では、預けられたり、そうでなく、母親に育てられたり、様々の人達が入り混じっています。
親に対する{寂しさ}の残らない子供になって欲しいと考えます。
何故なら、大人になってから、過去の心が動くからです。