<<心の世界>>我が儘 7

 青年期、或いは、この年齢を過ぎる頃から、多くの人達が結婚もします。

最近では、結構と結婚しない人達も居ますが・・・。

結婚する人達は、また、二人の異性が一緒に一つ屋根の下で過ごす事になります。

互いに、好きで愛して恋して結ばれた筈で、楽しく二人で永久に一緒に住んで、良い家庭を築いていこうと考えています。

でも、二人がどんなに愛し合っても、【生い立ち】が違うのです。

 

 二人が結婚しようと考えている間は、顕在意識、むしろ、表層意識と言った方が良いかも知れません。

そんな、浅い心で一緒になっています。

 そう、自分達は違うと言っても、二人とも自分達の深い心、潜在意識と無意識の心をしっかりと確認しておかないと、駄目です。

二人が同じ屋根の下、一軒家に住んでいると、何時も顔を突き合わせている事が多くなります。

そんな生活の中で、次第に、互いに自分の深層心理のエゴの心が、時折に、見られるようになり、意見が衝突する回数も増えます。

いや、眼に見える意見の衝突は少なく見えても、どちらかが、黙っており、心の中では、不満が溜まってゆきます。

 

 赤ちゃんが誕生して来ると、子育てと、互いの配偶者との間での{心の葛藤}も増えて来ます。

よく、言います。

子育て、ノイロ―ゼなどとも言いますね。

お母さんの方が、遥かに、子育てノイロ―ゼは多いです。

主人は、主人で、赤ちゃんが誕生すると、お母さんの子育てで、主人の世話をする時間も少なくなってしまうし、主人も考え方を変えなければなりません。

時間の流れによって、人の考え方の流れも流転して行きます。

一方で、結婚しない人達は、結婚しない事で【心の葛藤】を持つ事になります。

異性としての、生き方も、歳月を重ねる毎に【意識の変転】が独りで湧き上がって来ます。

 

 昨今は、離婚も多くなってきました。

シングルマザ―なんて言葉も、あります。

互いの{{我が儘}}が無ければ、結婚しても、離婚しなくても良いでしょうが・・・、例え、離婚しなくても、夫婦喧嘩を子供達が幼い頃から眺めていますと、子供達までが{{我が儘}}に育って来ます。

就労して働いていても、他人との付き合い、上司との関係、更に、異性との関係までが、{{我が儘}にならなければよいがと、考えますが!!!    

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