<<心の世界>>我が儘 5

 大学生か、或いは、就労の年齢か、その時期に入ります。

{{我が儘}}は、生い立ちから引き続いて、余程の<<心の切っ掛け>>が無いと変らないまま、続いていきます。

高校生くらいまでは、登校拒否などで、この表現で良いのでしょうが・・・、この年齢になりますと、また、大変な時期です。

学校にも行かずに、アパ―トの自宅に「引きこもり」か「ニ―ト」などで長年月が続いていく場合もあります。

そして、自分の心が{{我が儘}}と感じないのですから、人間の心って不思議ですよ。

 

 沢山の人達の中で、極少数の人が<<暫くの期間>>は何もしないで社会不適応の時を過ごします。年月を通して、自分の{意気地なさ}に気づいて、「切磋琢磨」の方向に向かう人達も居ます。

しかしながら、長年月にわたり、「心理療法」に関わっていますが、沢山の病院にかかったものの、心身症、神経症、うつ病、などが治らないと言われて<<当方>>に訪ねて来られる人達がいます。

人の心が、薬を飲むだけで<<変る>>筈はありません。

「善」か「悪」か、「勝ち」か「負け」か、「劣等感」か「優越感」か、「醜い」か「美しい」か、「損」か得」か、そのような判断の出来る人でなければならないし、また、其処から這い上がるには如何にすれば良いのかの「「策」」が重要です。

 

 良い宗教も悪い宗教も、世界中には数知れない程の沢山のものがあります。

所詮、人は、政治や経済や、国の行政の中で鉄格子の中に入れられたような生活をせざるを得ないのです。

そう、人は誕生した時から、此の世では<<鉄格子の中で生活>>をせざるを得ないのです。

唯、唯、誰もなかなか気づいていないです。

自分の思う通りに、此の世を生きていたいと考えても、{思うがままにならない}のが、此の世の「「定め」ですね。

 

 {{我が儘}な人は、此の世で自分の考えている通りにしたいと、常に思っています。

それ故、自分を生きる人生で、不満、不平、悲しみ、嘆き、怒り、恨み、寂しさ、孤独、劣等感、嘘、盗み、罪、など重ねてしまいます。

そんな罪深い事柄を自分で抱えていても、そんな自分を認めないのですから、人生がしんどいものとなるでしょう。

この考え方、青年時代と呼んでも良いでしょうが、しっかりと考えないと<<自分の生涯の人生>>で、心・性格・人格は変りません。

同じ人生を生きるならば、出来る限りの社会適応をして生きた方が楽しいです。

「インタ―ネット心理療法」で、頑張ってみて下さい。  

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