<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(続)2

 人間個人が、この世に誕生した以上は、自分一人の個人だけでは人間世界を生きる事は出来ません。

絶対に、他者と一緒でないと人生を生きる事はできないのです。

誕生して来る事そのものが、「「奇跡」」ですが、その事さえも真剣に考える事が無いですね。

隣人が、自分の傍に居る事でさえ、「「奇跡」」でしょう。

現実には、たまたま、その隣人が傍にいただけです。

運が悪ければ、もっと変な意地悪い人間が傍に居たかも知れません。

 

 人は、それぞれ、自分の考え方を持っており、他者と同じ考え方を持った人は居ません。

同じ様な考え方の人は、居るでしょう。

それでも、<<様な・・様な・・です>>ね。

{{様な・・ですが、・・・何処かが誰の心}}も異なっています。

要するに、他者の心の立場に立ってから、物事を考える、考えてあげる能力を自分が持っていれば、自分の人生を生きていきやすいのですね。

人間って、大変です。

単に。相手の立場に立って、ずっと耳を傾けるだけでは疲れます。

そこで、大切な事は、時折でも良いですよ。

自分の気持ちを、聞いてもらえる相手が必要なのです。

そんな心を持った友達が、欲しいですね。

 

 自分の心・気持ちを理解してくれる人は、相手が自分の立場に立って理解してくれていますからね。

相手の気持ちも聞いてあげる事が、大切ですね。

相手の気持ちを、心良く聞いてあげれば、相手の立場に立って聞いてあげている事になるでしょう。

互いに、「身代わり」が出来ているのですね。

人間世界を生きるのに、自分だけの心・考え方が通用する事は絶対に無いでしょう。

目前の他者、見えるも見えないも、他者の心を「共感」できる人であって欲しいです。

「共感」、「妥協」、「受容」、「拒絶」、などなど、その場、その場で自分の考え方や気持ちを変える能力が重要です。

 

 相手の立場にたって、物事を考える能力が重要ですが、その上で、自分の心も磨いておく事で、必ず、目前の他者の心に<<同意する、共感する>>だけでなくて、時には、絶対に「拒絶」する能力をも持っておく必要があります。

必ず、相手に「共感」、「同意」、「賛成」などをしなければ、ならないのでは有りません。

自分の心を磨いておいて、相手に「共感」する時は、「共感」しなければいけません。

「拒絶」、「不同意」、「反対」をしなければ、駄目な時もありますが、自分の心を如何に切磋琢磨できているかです。         

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