<<心の世界>>我が儘 3

 昨今では、男性も女性も、昔と違って、あまりにも自由を求め過ぎるようです。

時代の流れに沿って、人の心も変ります。

いや、人の心のみでなくても、全ての世界は常に流転&変転を繰り返しています。

小学高学年にもなると、かなり、自分の姿や心を意識しますし、これは、他人の心を意識しているのです。

何となく、この年齢にもなると、<<褒められたい>>、<<優秀な人にみられたい>>、などなど、自分を中心に考えたくなります。

他人を褒めるよりも、自分が中心になりたいのです。

ところが、いざとなると、何も出来ないので、中心人物にされたらパニックとなる人達も居ます。

 

 <<褒められたい>>、<<優秀な人にみられたい思い>>ですが、現実には、そう思うだけです。

それ以上の事が起こると、自分の力量では自分をコントロ―ル出来ない事が分かっているので、唯、思うだけです。

そして、{劣等感}を抱えて、事あるごとに他者を恨んだり嫉妬したりもします。

{{我が儘}}、そのものです。

学校では、勉強ができない、頭が悪い、背が低い、背が高過ぎても嫌だ、走るのが遅い、などなど、何かにつけて他者と比較します。

もう、この頃から{損}と{得}、{勝ち}と{負け}、{優}と{劣}、などを無意識的に計算して生活をしています。

勿論、当人達は気づいていませんが・・ね。

 

 幼い頃からの{我が儘}というのも、結構と注意しても治りません。

子供達に、何事につけて注意しても、彼等の心は治らないし、助言や説教しても<心は変らない>のです。

この幼い頃から変らない{我が儘}は、大人になっても変らないまま成長して、そのままの心を一生に渡って引きずって行きます。

{我が儘}な大人、そんな人間同士が此の世の中で衝突しながら生活しなければならないのです。

恐ろしいですし、考えてみると、本当に怖いです。

 

 しばしば話しますが、{劣等感}は人生の飛躍のバネになると言う人達がいます。

そうでしょうか、{劣等感}を持たないで、自分の人生の力量を大きくして楽しく生きた方が良いと考えますが・・・・。

中学生くらいになっても、自分の心にブレ―キをかけるなんて、難しいですよ。

注意されれば、されるだけ、余計に反抗心を大きくして、最後まで{反抗}を続けるのが、普通の人間、いや、考えれば、時限の低い人達もいます。

口で話しても、駄目なのです。「・・ネット療法」を体験して下さい。

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