<<心の世界>>リストラ(1)

 昨今では、世の中が不景気となって、会社員のリストラ問題で人間社会は騒々しいですね。

勿論、世の中の全体に不況の嵐が吹いているので、自営業者を含めて、全ての産業や商業や経済そのものがダメ―ジを受けて大変です。

アメリカのサブプライム問題から発端となって、地球上の世界中が不況の台風・ハリケ―ン・サイクロンのようなものに巻き込まれています。

アメリカのニューヨークでも、病院の閉鎖で庶民が病気になっても罹れないと、スト行進をしています。

いや、世界中で、沢山のスト行進がなされています。

一方で、各国は軍事費に大金をかけて、多大な自国防衛??自国の誇大化に眼差しを注いでいます。

庶民は、と言えば・・・・、会社をリストラされて大変な生活を余儀なくされています。

 

 当方も、このような不景気な時代は有っただろうかと感じています。

今までにも、明治~大正時代は別にしておいて、第二次世界大戦後の昭和の時代から、世の中の不景気は何度も有ったと考えますが・・・。

人間の心の世界を観察していますと、見えて来るものが有ります。

人間の悩みや苦しみの「「原点」」は、「「四苦八苦」」の内容を見れば、理解できるでしょう。

理解できる人は、リストラされた後の生き方も少しは耐えて生きていけるはずだと考えます。この苦しみに耐えられないような人はリストラにも遭遇するでしょう。

 

 遊び言葉を使う積りはありません。

ですが、「皆で渡れば、怖くない」と言う言葉があります。

リストラに遭遇して、毎日が、住む場所も無い、食べる物も無い、そんな状況の中でリストラされた人達は、真実に辛い思いをし、嘆いていると考えています。

リストラが増えて自殺者が急増するなど、マスコミなどで言っていますが、当方は、悩む人達は多いし確実に大変であろうとは思っています。

しかし、リストラで貧困の生活をしている人達が、簡単に自殺するのかと問われれば、そうではないと伝えておきたい。

 

 裕福者の沢山と居る集団で、自分のみが貧困では、心の葛藤は耐えられない。

でも、沢山の貧困者の中での、自分もその一人であると自覚していれば、逆に、皆の誰もが<<自殺>>を考えるよりも、反対に、生きる方向を考えるでしょう。

人間って、そんなものだと感じさせられます。

「豊潤は、人の心を迷わせる」との、言葉があります。

人間の{欠乏欲}は、大変です。

お金が有るから、自殺をしない訳でもない。

お金が無い人は、自殺する訳でもない筈です。

己の心を知るのが重要で、「インタ―ネット心理療法」で大丈夫です。

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