人間世界を生きるのは、本当に大変ですよ。
当方、長年月間も「「心理療法」」をしていますが、人間社会を生きるには、誰もが「「欲望」」を抱えて生きるので、「「欲望」」の衝突でしょう。
そう、考えても、間違いないでしょうからね。
何度も、皆様方へは伝えます。
人間社会には、「「自由」」はありません。
「「平等」」は、見方によっては、ありますよ。
誰もが、人間社会には、「「平等」」は無いと言うでしょう。
ですが、人間社会を如何なる状況で眺めるかですよ。
多くの人達は、生まれたままで育ちますし、己の{{こころ}}を振り返る事もしないで、俗世間を見ますから、どちらかと言えば、「「世の中」」が辛い悲しい人生だと、思ったりもしますよ。
人生って、考え方の次第ですからね。
人間には、少し大人になって来ますと、「「五欲」」などと言われますが、大変な「「欲望」」を持っています。
既に、思春期を過ぎる頃から、「「五欲」」と言いまして、「「食欲」」・「「性欲」」・「「睡眠欲」」・「「金銭欲」」・「「名誉欲」」などと言われています。
そんな人間の渦巻く「「欲望」」の中で、「「平等」」なんてありませんよと、言われるかも知れません。
ですが、人間には、誰にも「「平等」」が無いのが「「平等」」だと言えます。
また、「「自由」」となりますと、誰にも「「自由」」は有りません。
全ての人間は、法律とか条令とか、習慣とか、親の考え方とか、周囲の人間の考え方とか、何時も、拘束されています。
面白いのは、人間の「「生き様」」は、水や空気や土や太陽などにも、拘束されています。
少しずつ、年月を重ねる事で、人間は自分の欲望をコントロ―ルして生きるのであって、或いは、周囲からコントロ―ルをされて生きていますよ。
親と子が、仲よく生きるのが、人間の基本でしょうが・・・、どうやら、これが一番に難しいことですよ。
必ず、人間は、人間世界を自由に生きていたいと考えても、不可能なのです。
でも、不可能なのが、人間世界だと認めるのですよね。
その事で、人間に誕生して来てよかったと思うようになりますでしょう。
「「男」」と「「女」」しか、居ない世界です。
勿論、生まれつきの病気の方々も居られますので、年頭に入れておいて下さい。