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2012 年 6 月 のアーカイブ

<<人間>>**人間**(7)

2012 年 6 月 29 日 金曜日

  今回から、明確な記載のために、人間の年代、年齢に区切って伝えてみましょう。
そう、最初は、乳児期から、入りましょう。
乳児の時には、周囲の誰かから、お乳を飲む事、排泄のお世話を受ける事、衣服の着替えなどなど、お世話にならないと、生きていく事ができません。
そんなにも、毎日、毎日、沢山のお世話になりながら、やっと、人間世界に出て行けるのです。

  誰からも、お世話が無ければ、絶対に此の世に出て行く事など、出来ませんよ。
例えば、良くある話ですが、乳児の時に、ですね、お乳を飲ませてもらっても、哺乳瓶だけで、人間のスキンシップが無いと、人間の子供に育たないのです。
そう、例えば、こんな事は絶対に無いと言っても良いでしょうが、犬や猫などでは、哺乳瓶はもてません。

  昔の話ですが、狼が赤ちゃんにお乳を飲ませて人間を育てた、育てたが、遂に、人間の子供としては、育たなかったという話があります。
又、有り難い事でしょうが、狼からお乳を貰ったのでは、スキンシップが人間と違います。
その間に、{{会話}}なども、全くと、違うのですから、乳児の間に、矢張り、人間に育ててもらわなかったら、最早、赤ちゃんが成長しても、普通の人間とは違った人間になりますから、人間世界では通用しません。

  特殊な場合もあります。
耳が聞こえない方達でも、視力や味覚や嗅覚が鋭く、素晴らしく、鋭く敏感で人間社会で{{役立つ}}ように、成長する場合もあります。
視力が悪い場合では、耳が鋭く、味覚や嗅覚も鋭くなる場合もあります。
色々と人間に欠けて育つ場合では、普通の方達と比較して、飛躍した能力を持つ場合もあります。
人間って、面白いのは、素晴らしく能力を持っている場合もありますが、乳児の頃から人間の{{会話}}や{{行動}}や{{スキンシップ}}などを受けない子供達は、全く、普通の人間としては育たない場合もあります。

  乳児から、幼児へと移行して行きますが、とにかく、ここでは、ある程度の人間として育つには、それなりの、周囲の人間が赤ちゃんに手をかける事が重要です。
乳児から、適当に、無干渉では、人間に育ちませんし、過剰干渉でも育ちませんよ。
人間として育つには、赤ちゃんが一人で育つ訳もなくて、たくさんの人間のお世話が有ってから、初めて育つものです。
どうぞ、人間として、此の世を人間らしく生きるには、幼い赤ちゃんの時からのお世話が重要なのです。
そんな事柄は、周囲の人間が必ず明確に熟知しておくべきものです。

<<人間>>**人間**(6)

2012 年 6 月 25 日 月曜日

   先ほどは、理解し易いように、伝えたつもりですが、さあ、どうでしょうか??
そう、人間の一生を簡単に記載してみますよ、ね。
「「因縁」」・・「「宿命」」・・「「運命」」・・「「天命」」などの、この四つでしょう。
間違いなく、皆様方は、「「運命」」の段階で{{悩んで}}おられますね。
だから、自分の「「運命」」の中に居ながらで、「「運命」」の時点から、「「因縁」」や「「宿命」」を如何に考えるかでしょう。

   可能ならば、いや、可能の筈ですがね。
「「運命」」のなかにいながら、「「天命」」を熟慮するのが良いですよ。
自分の「「運命」」を変えるためには、自分の今の生活の中で「「運命」」を変えようとは考えない事ですよ。
「「運命」」=現況の生活の中から外側を眺める事、眺めるべきなのです。
当方の記載が難しいのでしょうか、ね。

  理解し易いためにですね、自分の今の悩み事を解決するのに、直接に{{今の悩み事}}を解決しようと、考えない事ですよ。
{{今の悩み事}}は、さておいて、自分の{{過去}}を振り返りながら、自分が{{どんな人間}}だったかを判断するのが最適です。
自分の{{過去}}を判断できる人達は、自分の{{過去}}と{{現在}}が繋がるので、彼らを{{癒しの世界}}にもって行くには、案外と簡単なものです。

  現実に、{{こころの世界}}を散策した人でないと、理解できないでしょうが、この辺りが、「「心理療法」」の一番に大切な場面ですよ。
でも、沢山の{{考え方}}があります。
人間って、自分の{{こころ}}と{{からだ}}と{{会話}}ですから、自分の好きなように考えたら良いだろうとの、思慮もあるでしょう。
しかしながら、此の世には、自分が「「一人で生きる世界」」なんて有りませんから、誰かとの「「共存」」とか「「受容」」とか「「共感」」とか、などを必要とするものです。
そのためには、自分{{一人の考え方}}を貫くのは無理です。

  人間は、人間は、何度もですが、誰かと共存しなければなりません。
凄く歪で愚かな一群の愚かな人達が、見られますよ、時折にですがね。
自分の{{考え方}}が間違っていても、認めませんし、愚かな人だと{{呼べば}}立腹するのです。
親が言っても、有能な心理士が、どんなに上手に考えた積もりでも、駄目ですよ。
そんな人達も、簡単に言えば、幼い頃からの{{こころの外傷体験}}が、何時も、自分の現在の{{こころ}}に付き纏っています。

  人間って、人間って、何なのでしょうかな。 

<<人間>>**人間**(5)

2012 年 6 月 22 日 金曜日

  私は、人間って、いや、私は{{何}}だろう、と思っています。
私は誰とも、関係がありませんよ。
目前の人は、人でありますが、私とは何も{{縁}}の無い人です。

私とは、どんな人間、私とは、何故に此処に居るのだろう。
此の世には、{{縁}}の無い、人間ですよ。

どうして、私は、此の世に居るのか、不思議ですよ。
何で、本当に意味の無い世界に生まれて来たのでしょう。
誰とも、{{こころ}が合わないし、面白い事なんて全くありませんです。

皆は、何で、こんなに面白くない地上で生きているのでしょうかね。
生まれて来なければ、良かったですよ。
悲しい、面白くない、楽しくない、私以外の人間は、誰もつまらない人間ばかりですからね。

この地球上に、どうして、私がいるのですか。
生まれて来たいと思った事、嬉しかった事など、考えた事がありません。
寂しい、悲しい、哀れな、惨めな、そんな人間ですよ、私なんて意味の無い人間ですからね。

どうして、皆は、人間世界で生きているのか、全く、分かりませんしね。
もう、何時の事、死んでも、私は構いません。
生きている意味が、分かりませんからね。

母も、嫌いだし、自宅に居るのも面白くありません。
父も嫌いですよ。
だから、自分の家でなくて、私が居るのは、一体に、誰の家に住んでいるのか、分かりません。

私のお母さんか、どうかも理解できません。
私のお父さんかも、分かりません。
何も関係の無い人間が、傍に居るだけですよ。

お母さんも、お父さんも、私の兄弟姉妹も、関係ないですよ。
私の姉が、一体に、どうして、何も関係ないでしょう。
私の妹も、私とは、関係ありませんよ。
私の兄も、弟も、全然と関係ありません。

  悲しいものですよ。
早く、死んだ方が良いのかと、思いますね。
生きるのに、意味がありませんからね。
誰も、私とは、何の関係もありません。
そう、私が生きるなんて、考えた事もありません。

<<人間>>**人間**(4)

2012 年 6 月 20 日 水曜日

自分って、何ですか??
何故に、此の世に生まれて来たのでしょうか??
お母さんは、お父さんと喧嘩をしますか??
お父さんは、お母さんと喧嘩をしますか??
お母さんとお父さんは、祖父や祖母と喧嘩をしますか??
お母さんが、好きでしょうか??
お父さんが、好きでしょうか??
お母さんに、言葉で命令をされていませんか??
お父さんに、言葉で命令をされていませんでしょうか??
お母さんから、暴力を受けませんでしたでしょうか??
お父さんから、暴力を受けませんでしたでしょうか??
自分の子供時代は、楽しかったでしょうか??
欲しいものを、買ってもらいましたでしょうか・・・??
お母さんとは、一緒に楽しく過ごした事がありますでしょうか??
お父さんとは、一緒に楽しく過ごした体験がありますでしょうか??
そう、兄弟姉妹はいますでしょうか??
兄弟姉妹が居たら、仲良くなかったのでしょうか??
何か、私の幼い頃に、面白くない事柄などが有りましたでしょうか??(自分で、自分の「「過去」」を振り返り考えましょう。)!!
私の周囲で、何か、面白くない事柄などは、無かったのかなあ??

そうです、自分の{{生い立ち}}を明確に振り返って、イメ―ジで回想できるのが、最良でしょうね。

  当方が、長年月間にわたり「「心理療法」」をしてきましたが、「「再生」」・「「回向」」・「新生」」・「「至福」」・「「至高」」・「「神秘」などの体験を得る事が出来たら、自分の人生は最高に嬉しくなるでしょう。

  目前ばかりを眺めて、自分の問題を解決するのは、簡単のように見えても、先ずは、絶対に解決できないでしょう。
仮に、解決できたにせよ、自分の過去の「「こころ」」と繋がっていた事を思い出して納得できているのなら、最高でしょうが、如何でしょうか?? 自分で解決できたと言っても、なかなかと、心底には解決できていない事柄が多いですから、要注意ですね。

  人間とは、何だ・・・と思うか、少しは勉強しましょう・・・。
きっと、自分の{{現在}}と{{未来}}について、素晴らしく役立つ筈ですからね。
そう、とにかく、「「「人間」」」とは、何だろうと、思えば、100%において、自分の過去の生き様&{{こころの動き}}を点検する事です。

<<人間>>**人間**(3)

2012 年 6 月 19 日 火曜日

  そう、人間って、本当に細かく見詰めると、大変でしょう。
当方から見ていますと、此の世で生きるのに、一番に良いのは、「「悩み」」・「「苦しみ」」・「「悲しみ」」・「「怒り」」・「「劣等感」」・「「怨み」」・「「怨念」」・「「優越感」」などを持たないで生きられれば、最高の人生になるでしょう。

  「「名誉」」とか「「地位」」とか「「金銭」」と「「大好きな異性」」を持っていても、なかなかと「「劣等感」」は消えていかないものですよ。
だからか、そんな事柄を持っていても、殆どの人間は、「「劣等感」」を消せずに生きるために、苦労をしているみたいです。

  毎日、毎日、「「優越感」」を持って{{微笑んで}}いるように見えても、{{こころ}}の内側では、秘かなる「「劣等感」」を引きずっていますので、自分では、苦しんでいるものです。
面白い?? いや、悲しくて、辛いのは、人間世界を上手に生きていないのに、自分は真面目だと思っている方達が多いですね。
だから、そのような人達は、社会で適応していないので、外側の人達は{{駄目な人間}}で{{可哀想な人間}}だと思っているのに、それでも、周囲の意見や助言を入れませんので、大変です。

  人間として、此の世に誕生した以上では、貧乏でも良い、「「地位」」や「「名誉」」や「「金銭」」は無くても良いから、{{最低限にでも、人間社会}}で働いて生きる事が出来れば良いですね。
昔から、「「働かざる者は、食うべからず」」と言う言葉がありますが、現代社会の人達は忘れ去っております。
そう、謙虚になって、自分の「「会話」」と「「行動」」と「「こころ」」を見詰めることです。

  そう、振り返ってから、自分の過去の「「会話」」と「「行動」」と「「こころ」」を見詰める事が重大です。
その事で、人間は{{生まれ変わる}}のです。
多くの人達は、自分の「「こころ」」を見詰めて、何の役にたつのですかと、言います。
やった事がない人達が言うのですから、答えを伝えても届かないですよ。
時折にですが、自分の「「こころ」」で、自分の「「過去のこころ」」を点検してみるべきなのです。

  「「反省」」できる人間は、何処でも生きていける筈ですよ。
よく、言います。
自分は何でも知っていると、言うのです。
知っていないのに、知っていると言うのですから・・・、{{話し合い}}をしても、伝わりませんですよ。
人間って、何、どんな意味が自分に有るか、確認をしましょう。