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2012 年 4 月 のアーカイブ

<<劣等感>>「「劣等感」」続編8

2012 年 4 月 27 日 金曜日

 {{病}}についてですね。
そう、こんな優しい事柄ですが、それを、人間は理解しないのです。
他人が病気をして、どのくらい悩んでいるかを、考えようとする人達は少ないですよ。
人生、此の世に誕生して来た時から、{{病}}はつきものですからね。
そう、勿論、多くの場合で、誕生してから、親の努力もあり、なんとしながら誰もが頑張って成長します。
しかしながら、赤ちゃんの時から、親の育て方が悪いと、人間として育たないのです。

 勿論、病気と言えば、先天性の器質的病気がありますが、そうでない場合なんかですね、親の育て方で{{どのような病気}}にでもなります。
{{こころ}}が捩れたままで、人間としては、育たない事もあります。
誕生した時から、いや、胎内でも{{こころ}}の病気が起こると言うくらいですからね。
胎内の胎児、新生児、乳児、幼児、小児、学童、生徒、学生、その後は、社会に出たりで人間関係の問題が出て来ます。

 人間関係の中で、人の{{こころ}}は常に形成されています。
でも、普通の言葉で語れば、誕生から~思春期までが{{勝負}}と言われるくらいです。
ここでは、純粋に「「体の病気」」は外しておいて、{{こころ}}の病気について主体的に説明しておきます。
それに、幼い頃から、育つ過程にて、人は自分の{{心}}の中にストレスを溜めて行きます、いや、育つのです。
幼い頃の{{こころ}}の外傷体験は、除去できないと言うくらいですね。

 ですが、当方は、別の{{考え方}}を持っています。
年齢的に見ますとすね、満2歳までが大事ですが、「「基本的不信感」」が付きまとうくらいですからね。
一般的には、3歳、6歳、9歳、12歳、15歳、18歳、21歳、24歳・・・・ですよね・・・。
青春期までが、人間の{{こころ}}の育成には最大に大切ですね。
幼い頃から、人の{{こころ}}は大事に育てる必要があります。

 幼い頃、即ち、自分の過去で解決できなかった{{こころ}}を「「固着」」とも言います。
どれほどの「「固着」」を抱えているか・・・ということで、{{こころ}}の歪さも大きくなったり小さくなったりです。
幼い頃から、人間は{{こころ}}の病気を持つようになっていますし、それ故に、「「劣等感」」の大きさなども決まってきます。
「「劣等感」」の多い程に、人間世界を生きるのに疲れますし、他者との{{こころ}}の「「妥協」」や「「受容」」や「「共感」」もできずに、時には、他者に対しても「「拒絶感」」のみで生きるから、人間世界を生きるには、如何に幸せにが大事です。

<<劣等感>>「「劣等感」」続編7

2012 年 4 月 26 日 木曜日

 「「老」」については、矢張り、悩みにもなるものです。
また、その場に置かれた人達でないと理解が不可能ですよ。
年老いた人の「「悩み」」・「「苦しみ」」・「「老いる事」」の気持ちなどを、真実に理解できる場合では、本当に年老いた人でないと理解できないでしょう、などと言った人が居ます。
その人は、有名な人ですが、最初は何でそんな表現をするのかと、当方も「「不満」」に感じましたが、無理もありませんね。

 しっかりと、考えると、「「当然の事実」」だろうと、思いますね。
「「老」」って、体力も落ちます。
完全に若い世代の人達と比較しますと、スポ―ツでは間違いなく、どのような状況にても衰えは分かりますね。
面白いものですよ。
自分の目前の人間世界で、年老いた方達が沢山と病に負けてしまい、場合によっては、此の世を去る場合も、誰もが見ている筈なのです。
ああ、自分は年老いてしまったから、もう一度でも若くなって見たいと思っても、全くと無理な話ですよ。

 勿論、面白いのは、若い人達には、高齢者の「「悩み」」を明確に把握してあげて下さいと願っても無理な事です。
悲しいですけれど、それが、本当の人間世界の出来事なのです。
老いて感じる{{からだ}}と{{こころ}}の悩みを、若い人達には、とても理解するのは難しいでしょう。
 例えば、少し難しい話をしますが、人間の拘りの{{こころ}}と{{拘り}}に関連した病であれば、それは若い人達でも、ある程度なら、理解できますが、真実なる「「悩み」」や「「老いの苦しみ」」については、理解ができないでしょう。
随分と人生を勉強してから、人生を{{悟った人}}であれば、それなりの人生の問題には気づくでしょうけれどね。
でも、仕方がありませんよ。

 人間の全ての「「悩み」」や「「苦しみ」」を理解して下さいと願うのが、土台に間違っているのでしょう。
でも、人生の「「軌跡」」ですが、歩いた事のない人達に、高齢者の{{こころ}}を理解して下さいなんて、思うのが難しいですよね。
誰もが年老いて行く「「道」」だけれども、年老いた人間ならば全ての問題は???となりますとね?? 面白いもので、人間は自分の事しか考えていませんので、他者の「「気持ち」」
なんて分かりません。
そう、人間の誕生から~「「死」」までの{{こころ}}を学んでおく事なのです。

<<劣等感>>「「劣等感」」続編6

2012 年 4 月 19 日 木曜日

 「「生」」・「「老」」・「「病」」・「「死」」の言葉があります。
また、「「四苦八苦」」の言葉もあります。
以前に話をしていますが、再度、「「話」」を繰り返してみます。
 大事な「「言葉」」ですよ。
でも、多くの人達、会社の社長様方も、案外と、{{お金儲け}}の話と企業経営には上手でも、人の「「悩み」」や「「解決法」」などについては、勉強をされておられませんですね。
凄く大切な「「話」」だと、当方は信じておりますよ。

 「「生」」・「「老」」・「「病」」・「「死」」の話は、「「四苦八苦」」の中で、一緒に話しをしていくことにしましょう。
そうです、当方はしばしばと「「話」」の講演を頼まれます。
時間の長短で考えますが、この「「話」」を詳しくすれば、いくら時間があっても足りないくらいです。
人間の「「生」」ですが、生まれた物&者は、必ず、滅するものですが、そんな簡単な事柄を、意外と、皆さんは理解していません。
こんな簡単な事を、人間は理解できないのです。

 どんなに、時間を使って、生身の人間には、必ず、「「死」」がやって来るものだと説明を繰り返しても、自分の「「死」」について悟って欲しいとお願いしても、無理ですね。
現実の悲しい人間の「「性」」と「「業」」、ですよ。
人間は、赤ちゃんの間は理解できないかも知れませんが、少しでも成長すれば目前で生き物の「「死」」を常に見ているものです。
また、人間のみならず、植物や魚などのみならず、人間は現実に「「殺生」」して食べて生きています。

 人間が面白いのは、己達が「「殺生」」をしていても、悲しいとか辛いとかなどの、現実感を持たないのです。
だから、尚更に、自分の{{こころ}}に向き合うのが困難なのかも知れません。
眼前を眺めて、眼前の現象にのみ、自分の{{こころ}}が囚われているのか、それとも、自分の{{こころ}}に向き合ったままで、真実の{{己のこころ}}で、目前を判断しているかどうかです。
それほどに、人間の{{こころ}}は、愚かにできているみたいです。

 そう、当方が、皆様方の{{こころ}}を明確に確認して欲しいとお願いしても、自分の{{こころ}}を諦かにしないのです。
人間の「「生命」」も、長い、短いなどと、沢山の方達によって、皆様方の生き様は全部が違っています。

「「生甲斐」」だと言う言葉は、若い人達には理解できるでありましょうが、それでも、「「死に甲斐」」を理解できると、凄くエネルギッシュな人となれます。 

そう、今の仕事をしていて、死ぬるのは仕方がないと自分の{{こころ}}を明確にしていれば、大丈夫ですね。

<<劣等感>>「「劣等感」」続編5

2012 年 4 月 18 日 水曜日

 今までは、少し難しい「「話」」をしたかも知れません。
分かり易い言葉を並べましょう。
人間の欲望から「「話」」をした方が良いかもしれません。
簡単に言えば、「「衣」」・「「食」」・「「住」」が満たされれば良いのでしょうが・・・。
昨今では、人間が贅沢になったので、上記の他に{{沢山の物事}}を追い求めて生きています。

 「「衣」」・「「食」」・「「住」」なんて、人間の最低限の生きる「「証」」でしょう。
着る衣服などにしても、贅沢になり過ぎまして、普通の物では満足しないのです。
だから、有名なメーカー品なども売れます。
最近では、薄利多売だと言いながら、利益を求めるために、安く良い品物とか言いながら、製造する場所は地球上での安価な地域で製造しています。
そんな製造品も結構と、薄利多売で売れていますよね。

 では、食事はどうなのか、ですね。
食事も、人間は贅沢になっており、いつも自宅で安価に食事をしているだけでは、満足しません。
時には、高級料理店に行ってから、美味しい食事を食べたりしないと、なかなかと満足しません。
何時も、美味しい食事ばかり食べすぎて、病気になる方達も居られます。
貧困の国では考えられない事柄も、起きています。

 住になりますと、また、最近では、大変です。
結婚するのに、男の「「人格」」はどうでも良いのです。
相手方に、高級マンションがあれば、結婚する女性も居るくらいです。
男は、二の次ですからね。
これらは、親が嫌いな場合には、案外とそんな女性も居るものです。
昔であれば、衣食住が足りるだけで、満足をしたのです。
今の時代は、人間が贅沢になって、なかなかと満足感を持てないのです。
悲しい時代に、なったものです。

 人間の生き様とは、{{何ぞ}}やなどと、誰も考えないのですから、時代の流れは怖いものです。
当方から人間を観察をしておきますと、自分の{{こころ}}で自分を満足させる能力を持つのが、大事なのです。
だが、悲しい事に、時代によって、人間世界が繁栄すればする程に、人間の{{こころ}}は歪になって来ています。
誰もが、人間同士で仲良く、環境にも適応しながら、それなりに、自分で幾らかの{{金銭}}を稼ぎながら、働くべきなのですが・・・。 

<<劣等感>>「「劣等感」」続編4

2012 年 4 月 17 日 火曜日

 18歳以下の場合では、「「アイデンティティ―」」と言いますし、18歳以上では「「人格」」なる言葉が使われます。
人間の{{こころ}}が壊れないためには、矢張り、第1期の不信感=信頼関係が大事であり{2歳までとも、言いますね}、その後の第2期の不信感=信頼関係と伝えた方が理解し易いでしょう。
この、第1期と第2期の{{こころ}}で、人間の{{こころ}}は決まる、いや、一生の{{こころ}}が決まると言うくらいです。

 色々な考え方が有りますよね。
乳児期だけの生活でも、決まってしまいますよ。
そうですね、乳児期において、人間の誰からも{{スキンシップ}}や{{言葉}}もかけられなかったら、人間に育ちません。
これは、間違いないでしょう。
或いは、3歳、6歳、9歳、12歳、15歳、18歳、21歳、などなどの、どの段階で{{こころ}}を形成しているのか、まだまだ、全く{{こころ}}の形成が出来ていない場合もあります。

 人によっては、小学3年生までの{{こころ}}の「「外傷体験」」は、治せないと言うくらいですがね。
カウンセリングなどでは、小学3年生より前を振り返っても、「反省」できないのでしょうか。
「「内観」」で自分を調べますと、案外と3歳くらいまでは記憶が出て来ますよ。
そう、もっと、過去を回想できる人も居られますね。

 また、現実には、誰も治療を受ける人達では、カウンセリングの方が気楽でしょう。
内観の方が、遥かに、過去の「「記憶回想」」も出来ますし、己の{{こころ}}の裏側までが見えて来るでしょう。
そうですね、誰も体験しないと、「「内観」」の{{こころ}}は見えませんね。
当方は、「「何が一番に、大事です」」かと、聞かれますと、矢張り、「「内観体験」」が最良だと答えますが、悲しいかな、人間の{{こころ}}は貧乏ですよ。
内観なしでは、自分の人生を真実に「「蘇生」」させる事はできないでしょう。

 当方、箱庭療法や描画療法なども行ってきました。
でも、やはり、これらの方法から、自分の「「内なる真実の本当のこころ」」を見つけ出すのは難しいみたいです。
人間の{{こころ}}を悩まないように変えてあげるのは、本当に大変だと感じています。
そう、世の人々は」、「「カウンセリング」」には気楽だから、それなりに、体験されますが、「「内観体験」」をされないのです。
当方は「「内観」」以外には、真実に{{こころ}}の反転は不可能だと考えます。