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2012 年 2 月 14 日 のアーカイブ

<<心の世界>>「「ルーツ」」・・・8

2012 年 2 月 14 日 火曜日

  少しながら、大災害については、先述しております。
興味深いのは、人間の「「ル-ツ」」って、色々とありますね。
そう、「「故郷」」が、また、大事な「「ル―ツ」」です。

  色々な魚達が、自分の生まれ育った環境の河川に、一度でも海洋に出た後に、成長してから、また、河川に戻ります。
魚でさえ、そう、遺伝子に組み込まれたものだと言えば、そうかも知れません。
ですが、人間の方が、遥かに、「「回帰現象」」は抱えているものと、当方は感じております。

  人間でも、一度や、二度は、それなりに、自分の故郷から羽ばたいてみて、外に出たがるものですよ。
でもね、それなりに故郷から出てみても、「「出世」」や「「名誉」」や「「地位」」や「「金銭」」を貯めても、矢張り、「「深層心理」」の中には、自分の誕生した「「故郷」」を決して忘れる事はありません。
それが、人間の抱えている「「本能」」でもありましょう。

  自分の誕生した故郷や、長年間も住み慣れた土地などは、決して、忘れないし、離れて暮らしていても、時には、帰りたいと感じます。
帰りたいと考えても、時間と金銭などの事柄も絡んできます。
でも、でも、大地震や大津波や原子力発電所の災害によって、被害を被った方達は、故郷に帰れません。
人間って、自分の故郷を突然に失ってしまうと、暫くの「「期間」」は呆然として過ごすのみでしょう。
何も、考える余裕も無くて、結構と長期間にわたり心理的には「「パニック状態」」が続くでしょう。

  普通の皆さんが、なかなかと、この様な人間の心理={{こころ}}を知るのは難しいでしょうが、だからこそ、少しでも、この様な{{こころ}}の状況が有るのを知っておいて欲しいのです。
大地震&大津波&原子力発電所の大災害などは、滅多に起こるものでは有りませんが、だからこそ、現実に起こってしまうと、悲しい苦しい{{こころ}}になってしまいます。
注意しておかないと、「「自殺」」するような場合も起こってきますので大変です。

  時間と言うか、歳月が過ぎても、自分の育った故郷へ帰れないのは、大きな「「苦悩」」ともなります。
  自分の育った故郷は、本当の真実なる自分の「「ル―ツ」」でもあります。
2~3日間だけ戻れないくらいであれば、人は近未来の「「予定」」ができますので、悩まないでしょうが、帰郷が何時の日か不透明な場合であれば、必ず、悩みますね。
人間の本来的に持ち合わせています「「回帰現象」」の喪失ですから、完全なる「「ル―ツ」」の喪失でもありますから、「「苦悩」」は続きます。