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2012 年 2 月 のアーカイブ

<<心の世界>>「「ルーツ」」・・・4

2012 年 2 月 2 日 木曜日

  「「ル―ツ」」については、あまり考えないでしょうが・・・、
そう、自分とは何も「「縁」」の無い方達は、考えないでしょうけれどね。
  本当は、誰にも凄く大事な事なのです。
前記しましたが、両親が揃っていて、自分が両親を知っていましても、必ず、自分の大好きな両親だったかと言えば、絶対に、そうでもなかった方達の方が多いでしょう。

  そう、自分を育てる過程にて、完全なる「「親」」は居ないと言われるくらいですよ。
大好きな母と父であるのが、一番に良いのですが、そんな親は滅多に居ません。
  また、夫婦喧嘩をしない、親も居ないのです。
「「男」」と「「女」」は、どんなに好きで愛して恋して、一緒になって生活をしても、矢張り、一緒になって住むと、悲しい事なのでしょうが、必ず、「「喧嘩」」をしますよ。
時には、他者に対しても、私は、夫婦喧嘩をした事がありませんと自己主張する人も居ますが、どちらかの片方が「「辛抱」」して我慢をしている場合もあります。

  子供達には、そんな親の「「辛抱」」も分かります。
多くの場合で、夫婦喧嘩をしない家庭なんてありません。
  夫婦同士が、自分たちの問題で喧嘩をしたり、「「子育て」」で喧嘩をしたり、どちらも、子供達にとっては、嬉しくないです。 色々な、沢山の場合が有ります。
両親が揃っていても、喧嘩をしたら、駄目です。
では、両親が居なければ、良いのかですが、絶対に駄目ですね。

  私は、祖父母が自分を育てたので、祖父母は大好きだと言う人も居ますが、
では、他者に対して、「「劣等感」」なども、持たないで{{お付き合い}}が出来るかとなると、これは、難しいのです。
  祖父母が好きでも、両親が、あまり好きでなければ、意外と、他人に対しても、感情的には冷たくなっているものです。
面白いもので、両親が大好きでも、両親の居ない時に、祖父母が子供を苛めたりする場合も有ります。

  要するに、自分の幼い頃から育つ過程にて、自分の「「過去」」に、嫌いだと感じる人が居れば、細かく見ると、その人の「「ル―ツ」」に、少し問題が有ったとも言えます。
  勿論、人間は、誰もが自分の過去の生活にて、両親を含めて周囲の人間が誰も皆が好きだったとは言えないでしょう。
そんな「「生い立ち」」の人は、多分に見当たらないでしょう。
祖父母だけでなくて、兄弟姉妹でさえも、嫌いであったら、矢張り、「「ル―ツ」」の問題は入ってきます。

己の「「過去」」が本当に大事ですが、少なくとも、祖父母は別に仕方がないとしても、両親の顔の記憶は絶対に、「「ル―ツ」」として大事です。

<<心の世界>>「「ルーツ」」・・・3

2012 年 2 月 1 日 水曜日

  「「ル―ツ」」は、人間だけではないと、伝えました。
全く、その通りですよ。
動物や植物でさえも、気候などの{{寒暖}}などによって左右されるでしょうが、一定の範囲にしか、生きる事は不可です。

  では、気候が変れば、好きな場所へ移動できるのかと言えば、勿論、そうです。
人間でも同じで、あまりに暑い場所や、あまりにも寒い場所で生きるのは無理ですね。
でも、それなりの、あまり極端でない場所であれば、人間は自分の誕生した場所に住みたいと考えるし、例え、一度や二度、故郷から離れて住んでも、自分の生まれた故郷の事柄については、必ず、記憶に出て来て{{郷愁}}を感じるものです。

   例え、功なり名を遂げて「「有名」」になっても、それが、自国でなくても「「名声」」や「「地位」」や「金銭」」を溜め込んだりしますと、案外と、外国に住んでいても、自国に戻ってみたいのです。
自国から、外国に出て「「有名」」にもなり、周囲から{{褒められて}}、意外と当人は自国を忘れて、そのまま継続して生きる事を考えるのは、少しながら、真実なる自分に気づいていないということでしょう。

  時には、自国に帰りたいけれど、帰れない人達も見受けられます。
「「有名」になったから、「「名声」」を得たから、帰りたくないのではありません。
自国に帰りたくても、帰れない、どうにもならない理由を抱えています。 最初は、外国に出て研究などを重ねて、有名になったから、自分は外国に{{自分の一生}}を埋めてみたい人も、時折には、見られるでしょう。
でも、両親から、育てられる過程を、自分の「潜在意識」」や「「無意識」」の中に貯め込んでいますことに、案外と気づきません。

   お父さんは、好きだったですか、お母さんは好きだったですか・・・・・・、

などと「「質問」」しますと、多くの場合で、多くの人達は、両親は好きだったと答えます。
でも、自分の「「過去」」を明確に振り返ると、案外と、違う場合が多いものです。
自分が育つ家庭にて、両親が生きていても、意外に、気づいていない事柄が沢山とあります。

仮に、子供達が大人になってから、「「有名」」になって、「「金銭」」を沢山と抱えていても、生い立ちの「「葛藤」」は、多くの場合で残ったままであります。

そんな場合では、親以外の他者に対して、「「言葉遣い」」や「「態度」が違うものです。
殆んどの全ての人達は、今が幸せならば良いと、答えますが、自分の誕生から~現在までの{{自分のこころ}}に感謝ができていないと、細かいところで、余分な「「葛藤」」が、言葉になって現れていますので、注意をして下さいませ。

己の「「過去」」を明確に知って生きる事が、最大に、自分の人生で大事ですね。
人間は、「「過去」」→「「現在」」→「「未来」」に向かって生きているのです。