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2012 年 1 月 のアーカイブ

<<自殺対策>>「自殺対策」について・・・10

2012 年 1 月 7 日 土曜日

 「「死」」が、生きとし生きる人間にはぶら下がっています。
それでも、なかなかと、「「死」」を見つめようとしません。
悲しい人間の「「姿」」ですが、これが、でも、現実ですからね。
どんなに高齢にまで生きても、長く生きれば生きる程に、人間は色々な{{病気}}にもなりやすいし、最後には、{{認知症}}にもなってしまいます。

 仮に、自分は認知症ではないと考えても、他者から見れば、凄い程に「「認知症」」になっている方達も見られます。
或いは、「「認知症」」とは言えなくても、随分と頭の回転は弱くなっていますよ。
大変に興味あるのは、一般社会の人達には、人間が死ぬ事を生身のままで「「悟る」」事は、大変に難しいでしょう。
そんな事が分かっても、何も役立たないと言う人たちも確かにいるでしょう。
だが、現実にですが、生身のままで、「「死」」を悟るのが最高の境地です。
「「死」」を、生身のうちに悟った人でないと理解できないでしょう。

 「「無常観」」と言いまして、有名な言葉ですが、あまり、皆様方は知っておられません。
ここまで、人間の「「一生」」を悟ると、「「自殺」」なんかはしないでしょう。
お住職さんも、「「無常観」」については、なかなかと悟れません。
医師も精神科医や診療内科医を含めて、「「無常観」」は悟るのが難しいでしょう。
言葉では、理解できても、体で理解できない世界があるものです。
自分の命が欲しいと思う間は、「「悩み」」や「「悲しみ」」や「「苦しみ」」や「「嘆き」」や「「不満」」や「「嫉妬」」や「「妬み」」や「「恨み」」や「「憎しみ」」などが起こるでしょう。

 そんな人間にとって、マイナスの{{こころ}}が溜まれば溜まる程、己は疲れてきます。
多く皆さんが、「「死」」については「「話」」をするのを避ける傾向にあるみたいですが、時には真剣に「「話」」をする必要があると考えます。
人間は誰も、自分の親に対して、全くと、「「不満」」や「「怒り」」などを持たないで生きられるかと言えば・・・、時には、自分の{{こころ}}と「「生き様」」を確認しておかないと、頭の表面だけで「「言葉」」を語っても、あまり意味がないでしょう。

 人間世界で生きる事のためには、人間世界の「「矛盾」」とか「「不公平」」とかを、認める事も必要でしょう。    
正真で真面目に生きると言っても、所詮、人間は生物を食べて生きています。
それでも、素直にして自分の「「生き様」」を眺めないと、人間の愚かな「「生き様」」を理解するのは、難しいかも知れません。
自分以外の他者に対しても{{有り難さ}}とか{{恩}}を感じる事のできる人間は、「「自殺」」なんかは決してしないでしょう。 

<<自殺対策>>「自殺対策」について・・・9

2012 年 1 月 5 日 木曜日

 そう、「「病」」なんてものもありまして、全ての人に取りつかれるものです。
予定になかった「「若年者」」でも、結構と、不治の「「病」」に取りつかれて、死ぬ場合も有りますよ。
病気にしても、自分の体から出て来る「「不治の病」」とか、場合によっては、自分の体の外側から外傷などを受けて「「不治の病で死ぬ病」」も多々とあります。
どんなに自分が注意をしていたつもりでも、不治の「「病」」に取りつかれるのですから、それは、悲しいものです。

 若くても、肉体的な気質的な「「不治の病」」とか、今に問題視されています「「うつ病」」などですね。
自分の体の外傷を「「機」」にして、「「うつ病者」」になって死んで行く場合も多々とあります。
或いは、外傷もないのに、いや、{{心理的な外傷}}と言った方が当然でしょう。
{{こころの外傷}}}なしに、{{こころ}}の病気になる方達は居ませんからね。
でも、皆さん方が考えている{{こころ}}の外傷体験で「「うつ病」」になったと言う人達が多いのですが、「「切っ掛け」」であって、本当の「「原因」」は、また、別のところに有ります。

 最近では、「「PTSD」」とか言う言葉が流行していますが、その前からですね、「「反復強迫」」と言う言葉が有ります。
ある事柄で「「うつ病」」になったとか、言いますが、その前にですね、{{こころ}}の形成が全てにおいて関与していますし、「「固着」」が問題だと断言しても良いでしょう。
何度も繰り返しますが、皆様方は、当方の記載した全ての「「事項」」を読みこなすのは無理でしょうから、そう言う事で同様の「「記載」」になるかも知れません。

 純粋に「「肉体的な病気」」もありますが、若年者では、多くの場合で、{{こころ}}に関連した病気が多いです。
幼い時の{{こころ}}の「「外傷体験」」って、なかなかと治らないですし、消去したくても消去できなくて悩み続けます。
自分の中に溜まった「「こころの歪なエネルギ―」」が、当人の内側に籠もってゆくのか、そんな場合の方が、「「心身症」」とか「「神経症」」とか「「パニック障害」」とか「「うつ病」」などになって行きます。

 「「歪なこころのエネルギ―」」が、外側に流れますと、「「事件」」や「「犯罪」」などとなってしまいます。
「「自殺」」の場合では、どちらかと言えば、「「歪なこころ」」が内側に蓄積されてしまい、最後には、内側に蓄積される場所が無くなったとも言えます。
どちらにしても、{{こころの病気}}にならないためには、人間の「「過去のこころ」」の中に、沢山の「「固着」」を持たずに、少なくしておく事です。