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2012 年 1 月 のアーカイブ

<<心の世界>>「「ルーツ」」・・・2

2012 年 1 月 31 日 火曜日

   此の世に存在する生物には、全ての出発点が有ります。
どんな生物も、自分勝手に独りでに、此の世に現れるものでもありません。
どのような生物でも、「「回帰現象」」を持っています。

  一番に良く分かるのは、一群の魚ですよね。
川で生まれてから下って、大海原に出て行きます。
そして、ある時期が来ますと、自分の誕生した河川に戻ります。
そんな魚も、案外と多いです。
他の魚でも、大海原でも、泳いで生活する範囲は決まっています。
地球上の季節によって、自分達の獲物を食べながら、海洋を動いていますし、季節毎に同じような生活をしています。

  動物でも、同じでしょう。
季節によって、草原での食物を食べる範囲が決まっています。
季節によって、大きな移動をしています。
自然の生物で、同じ範囲だけで生きているものは少ないでしょう。
小さな場所にしか移動できないものでも、それなりの移動をしながら、生物や植物を食べたりして、小さな移動をしていますが、自分の誕生した範囲から大きな「「移動」」の見られるのは少ないでしょうね。

  一群の鳥や蝶々でさえも、大群をなして飛んで行くのも見受けられます。
遺伝子に組み込まれたような「「状況」」だとも思われます。
 それほどに、人間のみならず、生物の全てが自分の誕生した場所からは、簡単には離れる事は、案外と「「こころ」」の葛藤へとつながるようですね。
「「ル―ツ」」って、あまり人間は感じていないようですが、「「無意識」」に中に埋め込まれているので、普段は気づかないのでしょう。

  「「ル―ツ」」が不透明なのは、どのような生物にとっても、大変なようですね。

人間などは、この世に誕生させた両親の顔を知っていないと、大変に{{こころ}}は不安定なままで生きる事になります。
勿論、片親しか知らない場合でさえも、{{こころ}}の葛藤は沢山と持つ事になります。
また、両親が生きていても、両親が夫婦喧嘩ばかりしていますと、もっと、良い親が自分には居たのではないかと考えたりもします。

  子供達が、成長する過程で、親の「「圧力」」とは大変なものです。

どうぞ、少しでも良いですから、人間の「「ル―ツ」」となれるように願っていますが、子供達にとって、良い親だと思われるような親になる事を、考えて下さいませ。

有能な「「心理士」」の皆様方も知って欲しいのですが、人間にとっても「「ル―ツ」」は凄く大事ですから、皆様方へ{{お知らせ}}しておきます。
どうぞ、宜しく、お願い申し上げます。

<<心の世界>>「「ルーツ」」・・・1

2012 年 1 月 30 日 月曜日

  「「ル―ツ」」、諸々との別れも、失う意味での「「ル―ツ」」ですね。
先述していますが、ここでは、もう少し小さく見つめてみましょう。
   悲しい、情けない、はかない? 人間の心って脆いものです。
自分の可愛がっているペット、犬、猫、小鳥、などなど死んだと言って、
心がどん底にまで落ち込んで悩み続けています。
可愛がって来た動物が、死んで行く、逃げて行く、確かに淋しいのですが、
ワンワン泣いた後には<その泣き拘る執着心>から直ぐに離れる事の出来る能力を持つ事です。

  ペットとの別れで{うつ病}になる人も居ますが、悩んでも平常心に戻るべきです。
仮に、自分の親が、母、父が、祖母が、祖父が、主人が、奥さんが、子供が、孫が、などなどと、人生を生きていれば{別れ}は有るのが、真実なのです。
  生まれた者から消えていくのが、自然の法則ですが、現実に法則通りに行きません。
ある人が、「父死子死孫死」と、ある人に贈ったのですが・・・・・・・、
貰った人は、不吉と思いました。
そこで、説明されたのは、「孫死子死父死」だったら如何に思うのですかと・・・。
人は、曾孫から死ぬのが最大の悩みですが、命について、どちらが自然の流れかでしょう。

  本当に親族や誰かが亡くなる事で、気分的少し落ち込むくらいなら良いのですが、突然に人格崩壊を起こしたようにパニックとなり、その後は、うつ病症状を長引かせたり、不安&不眠などの症状など、悩みながら悔やみながら毎日を過ごして生きることになります。
それで、済めば良いのですが、大変なのは、自殺までに至る事、{後追い}ですね。
 決して、立派な別れとは、ならないから大変です。
生者必滅、会者定離などと、生まれた者は必ず死がある、
<<会った者どうしは必ず別れが有る>>と、の説明です。

  俗世間で、しばしばと起こる問題で、男女関係で、好きな人が自分を捨てたとか裏切ったとか、急死は別にしておいて、相手に向かって犯罪を起こす場合もありますね。
犯罪にならずとも、自分で{うつ病}になって苦しんだり、{自殺}する場合もあります。
  何時までも、{怨念}を抱え生きる人達も、見受けられます。
この事については、その人達の人格の問題ですから、執着心の問題なのですから、執着する心、拘る心から開放されれば、良いだけです。
「別れ」は、人の世の習い事です。

 人生とは、人間とは、いや、地球上の生態系など、時には、{人間学}の学習が大事です。

己の本当の心を知っておくのが、一番に早い方法であり、自分の過去の心を歩く{心理療法}を受けていれば、大丈夫ですね。
 

自分は、有能な人間だと思っている人達(本来的に明確な自己洞察をすれば、それほどでもない人達も沢山と居られますが、気づいていません)ほど、案外と{心の中に}落とし穴を抱えているものでしょう。

どうか、自分の心、自己探求だけは、{心理療法}の中で成長させて下さい。
「「ル―ツ」」とは、色々とあります。

<<自殺対策>>「自殺対策」について・・・18

2012 年 1 月 25 日 水曜日

  「「自殺対策」」について、最終項にします。
自殺をする方達は、矢張り、全体的には、「「うつ病者」」の場合が多いでしょう。
 勿論、「「うつ病者」」でも、色々と病状の程度が有ります。
自殺する人では、「「うつ病症状」」がひどい場合では、自殺しないとも言われます。
どちらかと言えば・・・、重症の「「うつ病」」から、軽快して行く場合に自殺すると言われています。
しかし、「「うつ病者」」が、どの程度の時に、自殺をするかと言うのは、決定できないでしょう。

  「「統合失調症者」」も、自殺が多いと言いますが、「「うつ病者」」の自殺の感情とは少しばかり{{雰囲気}}が違うでしょう。
 「「統合失調症者」」でも、薬をしっかりと服用すれば、かなりの{{こころ}}の世界、意識の世界も改善されます。
「「人格水準」」が低い場合では、どちらの人達にしても、「「うつ病」」にしろ「「統合失調症」」にしろ、自分の{{過去の生い立ちから~現在}}に到るまでの{{こころ}}が整理されておりませんので、大変です。

  人間、誰でも同じですが、「「不満」」・「「悲しみ」」・「「嘆き」」・「「嫉妬」」・「「妬み」」・「「劣等感」」・「「卑下」」・「「恨み」」・「「憎しみ」」・「「怒り」」・「「怨念」」・「「孤独」」・「「復讐」」、などなどの{{こころ}}を持たない限り、「「自殺」」は起こりませんね。
マイナスの{{こころ}}と言うものは、自分の{{こころ}}の葛藤を持ち続けるために出て来るものです。

マイナスの{{こころ}}は、周囲の人達や環境{自分の既知の場合や、未知の場合もありますが}に対して、「「有り難さ」」や「「恩」」や「「感謝」」の気持ちを持てない方達です。
大事な「「感情」」を持っていれば、絶対に自殺なんかしないですよね。

現在の{{こころ}}の問題ですが、現実には、自分の「「過去」」の{{こころ}}に問題が有りますので、自分の「「過去」」の{{こころ}}から、解決した方が早いです。
自分の「「過去」」を見つめた事の無い人達は、そんな事をして{{何の意味があるのですかと}}と、「「過去」」を見る事に疑問を持ちますが、「「体験」」してみれば理解できるのです。

絶対に、「「うつ病者」」を早く治す方法は、多くの場合で薬も必要ですが、自分の生い立ちにて過ごしてきた時の人達との関わりを調べる事です。

人間は、必ず、自分の「「過去」」にて、不平や不満を持っているものですが、自分の{{こころ}}の中に、マイナスの「「感情」」を持った時に一番に疲れます。
だから、大事な事は、自分の過去の中での人達に対して、「「感謝」」や「「恩」」を持っていたかを確認して下さいませ。

自分一人で「「悩み」」の解消なんて、当人には案外と「「悩み」」を消去するのが下手ですから、当人の周囲の{{親}}や{{子供達}}や、場合によっては、知人や親戚なども応援する、一緒に「「内観体験」」が重要です。

周囲の人達が、悩める人の{{こころ}}を癒してあげる「「策」」を知るのが、最高に大事で、その事で、「「自殺者」」も減るでしょう。   

<<自殺対策>>「自殺対策」について・・・17

2012 年 1 月 24 日 火曜日

  人間の病気には、{{からだ}}の病気と{{こころ}}の病気が有ります。
どちらの病気が主体なのかを、医師達は、簡単に見極める必要があります。
問診のみでも、随分と{{こころ}}の病気と{{からだ}}の病気の区別は分かる筈でしょう。

  最近ですが、看護師さんが二人「「内観」」をされました。
お二人ともが、凄く喜んでおられていました。
「「内観」が終わってから、自宅に帰る時には、自分で自分の{{こころ}}の変化に驚いておられました。
「「内観」」をやって行けば、医療を受けている患者さんで、{{からだ}}に器質的病変の無い方達は、「「内観」」だけで、90%の人達が治るだろうと行って帰られました。

  そんな風に言って帰られる{{内観者}}の気持ちが、当方には凄く良く分かります。
当方も、そんな{{風}}に思っていますから。
当方でも、「「カウンセリング」」から「「内観」」に入った時に、随分と前ですが、確実に、その様に思いました。
当方は、医師ですが、矢張り、「「内観」」をすれば、日常生活で診察している患者さんの病気の90%は治るのだと確信しました。

  それは、自分の{{こころ}}の中の「「自己主張」」が出来ないだけでなくて、自分の人生勉強についての「「勉強」」が足りなかった事に気づかされるからです。
 当方が、自分で間違いないと感じた事ですし、それにも関わらず、人間は自分の{{こころ}}を知らないままで生きていますし、地上の人々の{{こころ}}のお粗末さも感じさせられています。
人間の頭の中の、そう、考える能力なんて、人間社会を如何に生きるか、それだけの「「思考体系」」の確立のみで充分ですよ。

  人間の頭がストレスを感じやすい、そんな{{こころ}}では、勿論の事、頭蓋内のホルモンのバランスも悪い筈です。
ホルモンのバランスが悪ければ、人間の{{からだ}}の各臓器のバランスも悪くなるのが普通でしょう。

何度も繰り返して伝えますが、{{こころの葛藤}}=ストレスを感じない人間にまで成長しておくのが、最大に重要です。

  此の世に誕生して来た人々は、必ず、「「反省」」をしながら生きるべきなのです。
そのまま、地球上の人間の{{動き}}を見ていますと、永遠に、地球上には全ての人達への「「平和」」はやって来ないでありましょう。
民族、宗教、人種差別、政治&経済、肌の色、伝統的文化、各々の慣習、などなどのために、地球上の人間様が仲良くなる事は無いでしょう、政治家がどんなに頑張ってもですね。
しかし、人間個人は、悩まなければ、「「自殺」」はしないものです。

<<自殺対策>>「自殺対策」について・・・16

2012 年 1 月 20 日 金曜日

  最も、理解し易い方法で、皆様方へ伝えている積もりです。
最後の、悩みと言えば、言い尽くせませんが、「「五蘊盛苦」」と言う言葉があります。
「「五」」とは、色・受・想・行・識などを「「五蘊」」と言う意味で言っております。
何で、そんな事柄を考えるのですかと、問われるならば、「「人間が悩まないで生きるため」」だと、伝えておきます。

  難しいのでは、ありませんかと言われる人も居られるでしょう。
でも、少しくらいは、人生勉強をして欲しいと考えますよ。
「「色即是空」」で、人生を悟ったと言った人がいるくらいですからね。
当方も、この言葉と「「意味」」が大変に良く理解できます。
当方は、{{言葉遊び}}をしているのではありません。
人間が、少しでも、このような言葉を理解できるならば、まだまだ、「「自殺」」なんてしないで良い筈なのです。

  とかく、「「「写経」」」なんて言っていますが、当方は、「「「写経」」」なんて、あまり役く立たないと考えています。
「「「写経」」」でなくて、この{{お経}}の「「意味」」を悟って欲しいと考えます。
お経の中身の全部を悟れなくても、良いでしょう。
「「色即是空」」などと、大事な言葉があるのです。
何で人間は、{{こころ}}の世界を勉強をしないのでしょう。
人間の「「眼」」に見えないものを勉強するのは、本当に大変です。

  それでも、「「うつ病者」」の気持ちを理解してあげて欲しいと思います。
また、医療だけでは、人間は{{薬を服用}}する事しか考えません。
精神科医や診療内科医を尋ねても、決して「「心理療法」」の話は出ません。
薬を服用して下さい、などで終わります。
当方で、「「心理療法」」の体験を勧めてから、来院されなくなった患者さんで、他の精神科医から「「薬」」だけの服用で、自殺をされた方が、4人居られます。
私が、警察に頼まれてから、よくよく、「「死体検案」」にも行きますが、そんな方達で4人が「「自殺」」をされていました。

  当方から見れば、人間の{{こころ}}などは、大変でして、他者から助言されても{{言われた事柄}}に対して、立腹したり、言われた事柄を納得してくれません。
人間って、悩みながらでも、自分の「「考え」」や「「思い」」が一番に真面目だと考えたがるし、他人から言われた言葉の「「意味」」を受け取らないのです。
でも、少しは考え直して、自分の{{こころ}}や自分の{{性格}}や{{人格}}が間違っているのかも知れないなどと考えると、きっと、自分の{{こころ}}は気軽になって来ます。

 悩まないで生きる「「勉強」」をしましょう。