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2011 年 3 月 のアーカイブ

<<劣等感>>「「劣等感」」5

2011 年 3 月 31 日 木曜日

 高校生にもなると、一般的には、もっと、目前を判断する能力は出来てきます。

但し、相変わらず、人間の愚かさと言うか、自分を批判する「眼差し」・「自分の心」を見つめる能力は成長しておりません。

 この年齢では、随分と、肉体的にも変化が現れて来る思春期の嵐の「吹き荒れる時期」ですから、心も体も揺れ動いてきます。

勉強から逸脱した人達は、{登校拒否}や{引きこもり}になったり、或いは、{拒食}や{過食}などと、そんな道へ入ってゆかなければ良いですが・・・??

場合によっては、いじめ、非行、犯罪、などと多彩な方角へと進む事もあります。

 

 高校生のあたりの年齢では、体の症状が特別に強くなったりすることもあるので、その体の変調が、自分の心にも変調を来たすのは当然でしょう。

勉強と体と心の狭間で、長時間にわたり<<ストレス>>を抱えて生きる毎日です。

 友達との勉強の成績で比較し、身長の高い、低い、などなど・・・美男子かどうか、家は金持ちか貧乏か、親の地位や名誉などは、どうか?? 異性の友達が居るかどうか、未来と将来の計画は?? 

人生の道を迷って生きる年齢ですよ、誰もが、ですね。

常に、他者と比較して、「劣等感」を持ちながら、或いは、「優越感」を持ちながら、その日暮らしを、心の葛藤を抱えながら、日々を成長していくのでしょう。

 

 この時期に、自分の心の葛藤を上手にコントロ―ルしながら、成長していかないと、本当に大変です。

学問が大切ですが、学問ばかりしていて、人間社会に出てから対人関係が上手くゆけば良いのですが、自分以外の他者に「共感」、「妥協」、「受容」、などが出来なかったら会社や企業や家族の中でも苦しむ事になるでしょう。

これも、自分で選んだ道を歩いている事には、間違いありませんが、誰がこの道を歩かせたのか、自分の心で納得しておかないと、後になって<<苦しむ原因>>ともなります。

 

 人間、あまり自分の未来を急いで、他者よりも<<優秀に生きる>>事だけでなくて、それなりの年齢に応じた{{人の生き方}}が有るものです。

他者から飛びぬけた様な{遊び}とか{勉強}とか{スポ―ツ}とか{芸術}とか、そんな事柄を学んでも、後で<<後悔しない>>事を、しっかりと自分の頭に入れておかなければ、なりません。

 しかしながら、此の世の人間、誰もが自分の未来を急ぎます。

まして、自分の子供達にも、未来を出世などと、しきりに急がせます。

親が、自分の子供達を<<大人になって苦労しないよう>>にと、一生懸命になります。

親の「劣等感」を、何とか消去しようとして、自分の出来なかった事柄を子供達に託す場合が、多々ありますから、要注意ですね。        

<<劣等感>>「「劣等感」」4

2011 年 3 月 30 日 水曜日

 中学生にもなると、それなりに自分の「劣等感」にも気づいてくるものです。

「劣等感」を、どのくらい抱えているのかを、人は誰も気づきません。

「劣等感」を持っているがために、周囲の他者に対して、{不平}、{不満}、{怒り}、{寂しさ}、{怨念}、など抱えてきます。

心の中の葛藤だけで終われば良いのですが、余分な異常「会話」や・異常「行動」として、顕在化します。

 この事が、非常に<<まずい>>ですね。

「登校拒否」・「校内暴力」・「家庭内暴力」・「非行」・「いじめ」・「シンナ―中毒・・最近は少なくなっている??」・「各種の事件」・「犯罪」にも絡んできます。

 

 昨今は、時代の変遷もありますが、とにかく、人が「劣等感」を抱えていますと、色々様々な病気や事件なども起こります。

異常会話、異常行動をする事で自分の{自己存在をアピ-ルしたい}と、考えたりですね。

或いは、他者を会話で、行動で<<傷つけたり>>します。

こんな事柄をする事で、自分の心の傷を癒そうとするのですから、何と悲しい事でしょう。

 歪な「劣等感」のエネルギィ―が、自分の心身に向かって籠れば、体の症状や自分の心の症状として出て来るでしょう。

余程にひどい症状として表れると{{自殺}}などにもなってきます。

自分の病気として、顕在化してきますから、真に怖いです。

 

 歪な「劣等感」が、自分の心身から外側に向かって流れれば、登校拒否、非行、いじめ、犯罪などとして、顕在化します。

その中間型もありますね。

 歪な「劣等感」が、外側に流れたり、内側に流れたり、する訳です。

世界中の各国々で、人間の病気を「心の矯正」によって治す、なんて医師や官僚もなかなか考えません。

悲しい、事実ですね。

悩む人を、悩まない人にしてあげれば良いだけです。

 

 つまり、人の過ぎ去った大脳の海馬に積み残された歪な記憶を、矯正してあげる方角に殆ど全ての人達が気づかないのです。

そうですね、中学生くらいになりますと、案外と、自分の心を見る眼が出来上がってきています。

 この年齢の頃に訓練しておくのが、ベストと考えます。

大人になってしまうと、既に、自分の心を見つめる作業ができない人達もみられますからね。

心の{{融通性}}とは、幼い時から鍛えておくべきです。

成人してからでは、手遅れの場合もあります。   

<<劣等感>>「「劣等感」」3

2011 年 3 月 29 日 火曜日

 昨今では、教育現場でも沢山と話があります。

子供達が、学校で{携帯電話を持つ事}を禁止しようと、言うのです。

小さな地球上の人間にとって、皮肉な事柄です。

会社や企業のお金儲けのために、人間である自分達の精神的発達が<<マイナスの方角に向いている>>のです。

 パソコンや携帯電話の科学と技術の進歩は、素晴らしいものがありますが、一方で子供達の心は、眼前の小さな機械と言うか道具によって発育が遅れてしまうのです。

発育が遅れると言うよりも、心・精神の{歪化}が一番に問題でありましょう。

 

 企業の仕事と人間生活との関わりは、深く考えてみると<<怖い>>です。

直接に{犯罪に絡む物}でなければ、何を作っても良いみたいです。

使い方によっては、人の日常生活での仕事上、どうしても必需品です。

 携帯電話なんかは、また、パソコンにしても、普通の一般の人達には<<仕事上、どうしても必要な品物>>でしょう。

今や、この携帯電話を持たないで暮らすなんて、考えられませんね。

余程の、まだまだ、電柱の無い国々では、或いは、IT関連の基礎が出来ていない国々ですね、携帯電話は誰もが持っています。

 

 子供達も、誰もが持っています。

携帯電話を持っていなかったら、逆に、「劣等感」が生じましよう。

他者の家庭では、子供達が携帯電話を持っているのに、子供の立場から見れば、どうして、自分の家では携帯電話を買ってくれないのか、子供達同士でも他者と比較して大変に悲しくなってきます。

 子供達が、学校で勉強ができなくても、携帯電話とかパソコンなどの扱い方は簡単に覚えてしまいます。

そんなにIT器具の扱いを簡単に覚えるのであれば、もっと勉強して欲しいと思います。

勿論、勉強だけが、人生ではないのですが、心の葛藤を抱えている子供達がパソコンや携帯電話を持つと<<悪い面で使用する>>から大変となります。

 

 そして、携帯電話では、格別に歪なのは<<生身の声を出して話しをする>>のではなくて、携帯メ―ルが悪用されるのです。

最も、パソコンでも沢山と悪用されます。

 自分の心の努力も無くて、切磋琢磨も無くて、勉強もしないで、唯、唯、携帯メ―ルに拘ってメ―ルの交換を未知の知らない人達とも簡単にメ―ル交換をしながら、生身の顔の見えない相手と一緒に、楽しむ{心の世界}が生じて社会的混乱を起こしています。

携帯メ―ル中毒ですね。

このような{中毒反応}を自分でコントロ―ルする事は、出来ません。

「インタ―ネット心理療法」で、自分の心を点検しましょう。 

<<劣等感>>「「劣等感」」2

2011 年 3 月 28 日 月曜日

 此の世に生まれて来た人間で、【劣等感】を持たないで生活している人は、滅多に居ません。

間違いなく、全ての人は「劣等感」を抱えています。

特別に、心の学習をして、人間の顕在意識~潜在意識~無意識の世界の心の「カラクリ」を知っている人は、「劣等感」は無いでしょう。

 自分の深層心理、「建前」と「本音」など、諸々の心を勉強しておく事です。

勿論、心を勉強すると言っても、小学2年くらいまでは、{心}について、特別に、自分の{心}を点検する事は難しいかもしれません。

当方の長年の【心理療法】についてから思う事は、「劣等感」を持たずに生きるためには、如何なる考え方が良いか、多くの人達に伝えたいためにこの【閲覧文】を記載しています。

 

 多分、小学3~4年生頃には、子供ながらに「劣等感」を意識して成長して来ると思います。

また、人の一生を左右するのが、個人的に「劣等感」をどのくらい抱えているかで、その人の一生が{楽しい人生}か{苦しい人生}かなどと、分岐点になってゆきます。

両親、いや、両親以外の人達から、育てられる子供達も沢山といます。

 小学校に入ると、もう、勉強が出来るか、どうかだけでも「劣等感」が湧いてきます。

勉強だけでなくて、運動会などでも、走るのが遅いとか早いとかで、運動神経が鈍いなどと、それなりに悲しくもなったりします。

いじめ、自殺など、小学校や中学校などでも、現代社会では<<問題になって>>います。

これらも、子供達の「劣等感」のなせる「業」です。

 

 小学生の頃からでも、自分の親の{評価}と他人や同級生との親の{評価}をします。

どうして、自分の親は、友人の親と違うのだろうなどと、考えます。

小学生では、まだまだ、明確な「神経症」とか「うつ病」などは少ないようですが、心身症は沢山と見られます。

勿論、小学生自身が、自分は「心身症」だと気づきませんが・・・・。

親に説明しても、理解してくれない親が多いです。

 純粋な「肉体的病気」は別にしておいて、殆ど全ての病気は、{心}と関連した病気です。

「劣等感」を持たずして、心身症や神経症やうつ病になる事はありませんですね。

唯、唯、「劣等感」故に、{病}が行動化されて顕在化する場合が、非常に多いです。

 

 登校拒否、非行、いじめ、不勉強、携帯メ―ルへの拘り、昨今では不確定の他人との携帯メ―ルでの{{やりとり}}、などに夢中になっています。

側から、どんなに助言や注意をしても、言われる事を<<守りません>>ね。

 当人達は、これが「楽しみ」でやっていると考えていますが、現実には、彼等の「劣等感」が、そうさせているのです。

「親への感謝」、「親への恩」を感じ取る能力のある子供達であれば、必ず、言われた事柄を守ります。

{{心}が一番に、人生で大切ですから、【心】を勉強しましょう。 

<<劣等感>>「「劣等感」」1

2011 年 3 月 26 日 土曜日

 一人の人間として此の世を生活するのに、「劣等感」を持たずに生きている人は居ないでありましょう。

全ての人は、必ず、「劣等感」を持ちながら日常生活を送っているのですが、唯、周囲の他者から見られていて、気づかないだけです。

 誰もが、自分の「劣等感」を他者から気づかれないように考えながら生きています。

お金持ちの人も、有名な人も、皆が同じ心境を持ちながら日々を過ごしています。

「お金が有れば」、幸せかと問われれば<<そうでは、ない>>と伝えておきます。

「有名で有れば」あるで、幸せかと問われれば、<<違う>>と伝えておきます。

 

 赤ちゃんとして生まれて、「劣等感」については多分に<<満2歳頃までには、親や周囲の人たちに植え込まれて来て>>いますね。

何故って、心理学的には、満2歳までに、「第1期の不信感の形成」と言われています。

その後からの諸々の心を「第2期の不信感形成」と言われています。

 人は幼い頃から、既に、「不信感」を蓄積していますし、こんな心が多ければ益々と「劣等感」も多くなってきます。

勿論、満2歳では自分の「劣等感」に気づかないし、そんな言葉の表現も出来ません。

誰もが幼い時から持っているのですが、勿論、そんな自分を判定する能力は無い訳です。

自分で勝手に泣いたり、不安感を表出したりの状況でありましょうが、一般のお母さん達には詳細な心を理解できません。

 

 生まれる前の前世についてなど、話す積りは全く有りません。

しかし、胎教ですね、母親の胎内に居る時から、赤ちゃんが随分と<<母親の心や行動や会話>>などについて、何らかの影響を<<胎児が受ける事は>>間違いないでしょう。

 胎内に居る時に、母親が興奮すれば<<血液の流れも違うし、心拍も異なってきます>>ので、胎児にも眼には見えなくても<<何らかの影響はうけます>>よ。

新生児として此の世に現れて来ると、今度は、誰がお乳をやるか、ミルクをやるかでもあります。

これは、乳児の間もずっと続く問題でしょう。

 

 誰が、お乳、ミルクを赤ちゃんに飲ませるか、どのくらいの時間までミルクを待たせるか、オシメの交換も、そうですが・・・。

赤ちゃんながら、心の葛藤を溜め込んでゆきます。

本当に幼い赤ちゃんの時期から、心の葛藤を<<自分の海馬に溜め込んで>>ゆきます。

ミルク、お乳、などだけでなくて、周囲からの声かけやスキンシップなどが無ければ、人として育ちませんからね。

 胎児、新生児、乳児、満2歳までに、既に、人の心には沢山の心の葛藤を溜め込んでいるのですが、無意識的であり、大人になっても「過去を振り返らない」と気づきません。

「三つ子の魂、百まで」、などと昔からの言葉があり、これは、満2歳です。