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2011 年 2 月 のアーカイブ

<<心の世界>>うつ病(心のカラクリ)6

2011 年 2 月 9 日 水曜日

今回は、また、普通の話と角度を変えて、前回と同じようにお話をしてみます。

人が、悩みや苦しみ、或いは、神経症、うつ病、その他、どういう状況であれ、心理的に、突き詰めて考えると肉体的にもですね、マイナスの状況に置かれた時にですね、{再生}、{新生}の方向性に入っていかないと、大変でしょう。

せっかく人生を生きるのであれば、矢張り、楽しく、喜んで、人生を過ごしたいものです。

悲しみ、喜び、即ち、人の{喜}・{怒}・{哀}・{楽}などなど、どういう形で人の心と体の中にインプットされて行くかですね。

 その経路は、ですね・・・・、目、耳、鼻、舌、身、意識、などと言われて、五官六官とも言うものです。

   

  1・先ず、人は、目から眼前を見ます。

これは、美しいとか、汚れているとか、とにかく眼前の者、物を見て認識して判断する。

自分の好みの対象であれば、人は自分の方へ取り入れようとする。嫌いな対象であれば、自分から排除しようとします。

 2・耳ですね。耳で色々なもの音など聞きます。

自分の好きな音には、人は喜びます。嫌いな音であれば、自分にとって雑音となり邪魔になります。そういう雑音であれば、その音から避けようとします。

 3.鼻です。鼻で臭いを利き分けます。

嫌な臭いですね、不快な臭いからは遠ざかる傾向があります、それが一時的にでも我慢すれば、後で、自分に利益が得られる事が分かっていれば、勿論、その臭いにも耐えようとしますが・・・・・。自分の好みの臭いであれば、勿論、自分の手元に近づけたいです、ね。

 4.舌です、ね。舌で、味わいます。

自分の好みの味には、人は敏感に反応して喜んでいます。自分の嫌いな味には、先述したように、余程の後で良い事が待っていれば、我慢して味わいます・・・。

ケースバイケースです、ね。何事においても、そうだと思われます。

 5.身です、ね。触覚と言った方が、分かり易いかも知れません。

人は、身、即ち、自分の肌と言っても良いですが・・肌以外にも内臓や消化管など、脳内の変化などにも、違和感や快感など感じたりします。

肌や自分の体で、格別に、心地よく感じる者、物には、矢張り、近づきたいですいね。

触れて気持ち悪いものなどからは、離れたいでしょう。これは、必ず、直接に触れなくてもですね、間接的にでも、例えば、風が吹いたり、これも心地良い風などもありますし、直接に触れなくても、識別できる場合が沢山とあります。

 6・意識です、ね。

上記の5つに意識が働いていないと、善悪の何事も判断できないし、認識もできません。こんな経路を通って、人は、喜怒哀楽を識別します。

<<心の世界>>うつ病(心のカラクリ)5

2011 年 2 月 5 日 土曜日

人は、知識とか知恵などにしても、何処から、それを取り入れるか、でしょう。

1.目から見て、学ぶとか、色々なもの、こと、などですね。

2.耳から、学ぶとか、聞いてからですね。

3.鼻からは臭いなどを学びます、臭いが好きとか嫌いとか、ですね。

4.舌から、学ぶものもあります、甘いとか、辛いとか、すっぱい、とかなどですね。

5.身、即ち、触覚ですね、これから、また、色々なものを、学びます、気持ちが良いとか、悪いとか、ですね。

6.上記、今述べたような、五官が有っても、心というか意識が作用していないと、全て何も認識できません。

 

そこで、人生を勉強するのも、全て、人は、五官六官で区別しながら生きています。

でも、現在の自分の有り方、生き様などを客観的に知る事です。今の五官六官を点検するべきです。{再生}や{新生}を求めるのに、現在と未来を考えても有効な方法はないです。

自分の五官六官を如何に使用していたかを、過去に遡って点検する。

人間は、誕生してから現在に至るまでの、生い立ちの過去の中で、全ての五官六官を使いながら、情報を大脳の奥深くに刷り込んだまま育って来ています。

そこで、そういう事柄まで念頭に入れながら、自分を見詰めるのです。

過去の自分を見詰める事によって、過去の自分、何処で失敗したかどうか、が分かります。

自分の過去の失敗の中から、今の自分の間違っている事柄などを訂正できます。

 

唯、唯、何度も申し上げますが、人も色々様々な人達が居られます。

自分の目で、書物を読んだり、絵を描いたり見たりする、そんな自分の眼で見て、物事を判断するのが上手な人が居ます。

一方で、自分では、目で判断するのが苦手な人達も居られます。

が、耳で聞いて物事を判断するのが得意な人も居られます。

そこで、耳で聞いて自分の人生をどう判断するかですね、或いは、一体に人生とは何かなどと、疑問を持って、そして、今後の自分の人生を生きる糧にして頂いたら良いと思います。耳だけでなく、鼻での臭い、舌での味わい、身即ち体&触覚ですね、触れてどう感じたかなどです。

 あまり、難しい事を<字で読んで考える>のではなく、耳で聞いて考える、その他の方法での刷り込みを、熟慮してみる事なのです。

 

各種神経症、うつ病、各種心身症、パニックディスオーダー、登校拒否、出勤拒否、非行、引きこもり、アルコール依存、ドラッグアディクション、などなど、何故にこういう事態にこういう状況になるのかです。自分の過去を{課題}に沿って熟慮すれば、分かります。

人生を有意義に生きるために、自分の存在とは? 自分とは? 自己とは? 自分と他人との関係は? などなど、人生の生きる過程で、気楽に悩まずに、楽しく生きる事ができるために、「インターネット心理療法」を利用しましょう。

<<心の世界>>うつ病(心のカラクリ)4

2011 年 2 月 3 日 木曜日

{うつ病}にならないために、{うつ病}から解放されるために、・・・などなどで、お話をしています。

それで、今、人の自分の現在の心、或いは、考え方は、過去の心に裏打ちされていますので、矢張り、自分の過去の心が大事ですね。

過去を振り返らないで!!!!!! などいう言葉は、かっこ良いですが、本当は、自分の心を、人の心を、人の心のカラクリを知らない人が、よく言う事葉です。本当は、一番にまずい言葉なのです。

それは、人の悩みや苦しみを理解できない人達のいう言葉です。

 

{うつ病}は、大脳内の生理学的&生化学的変化も見られますが、悩む事が最初になって、同時に大脳の生理学的変化も後から、変化しますので、逆に、人が、悩む事、執着する事、拘る事から解放されますと、大脳内の生理学的変化も改善されます。

勿論、人が夜間に眠れなくて苦しんでいる場合では<薬は必要>です。

昼間でも、執着するが故に、頭の回転が全く出来ない人達もいますので、そんな場合では薬の助けも必要です。

でも、薬で人の心を変革は出来ません。

人の感情の浮き沈みを、少しばかり、持ち上げる事は出来ますが、最後まで、人の心の進歩、格別に人生を生きて行く知恵を、薬が与えてくれる訳では有りませんから、そこらの辺りを充分に、人は充分に治療者も含めて知っておくべきでしょう。

 

悲しい事ですが、日本のみならず、どこの国でも、世界中で、うつ病者が悩まない人になるような方法を考えている人達は少ないようです。

医療の世界でも、うつ病の人達に、本当に心理療法を受けて悩まない苦しまない人間にしてあげようなどと、考えないのですから、当方から見れば、不思議でもあります。

不思議と言うよりも、医療者も行政の人達も、{悩みの解決}については勉強していません。人は誰しも、誕生して来て以来、悩まずに悲しまず生きる事が、最大に重要だと思います。

でも、人として生まれて生きる以上、誰も一度も悩まずというのは少ないでしょう。

それなりに、少しは考え込む時もあるでしょうが、どれほど、自分の心の葛藤に対して無意識的に今の自分の心を調整しているかでもあります。

 

人には、本音と建前の心があると、よく言われていますが、幼児的な人は、この本音と建前の心が自分の中に有りながら、上手にコントロール出来ないのです。

建前と本音と言えば、言葉に少し拒絶反応も出ますが、本当に、大切な言葉です。

人は、自分の持っている心を全部知っておくと、何事が眼前で起ころうと眼前の環境や他人の動きに上手に対応できるものです。

人生を、迷わずに生きる事、これは、自分の過去を振り返る事、それ以外に方法は無いでしょう。前だけ向いて生きる方達はいますが、別の機会にしましょう。当方から見れば、悲しい人達としか思えません。