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2010 年 7 月 のアーカイブ

<<講演>>カウンセリングと内観療法4

2010 年 7 月 16 日 金曜日

 原則的には、来談者の人格変革に役立つためには面接者の{{手腕}}もいります。

上手でない面接者がどんなに対応しても、大変です。

先述しましたが、どれほど、相手に「共感」・「受容」・「妥協」しながら進行できるか、また、相手には絶対に<<自分の考え方、その他、自分の人生観>>を強調したり、意見を述べたり、説教しない事です。

面接者によっては、時折にでも、相手に対して少しながらのコメントを入れたいとの、考え方をしている場合もあるようですが、可能な限りコメントや助言や考え方などのアドバイスはしない方が良いと、当方は考えています。

 

 心・性格・人格の弱い人達は、他者からの助言を大変に嫌います。

親切に教えてあげている積りでも、全く<助言>などは伝わりません。

面接者としては、悲しい思いもするでしょうが、仕方が有りません。

どれほどに、クライエントに対して、自分が如何に対応するかの{{熟練}}と{{手腕}}と{{技術}}を持っているかでしょう。

面接者も、とにかく、相手のクライエントの<<心の状態を喝破しておいて>>カウンセリングを行なっていかないと、誰に対しても<<ワンパタ―ンでカンセリングをして良い訳>>ではありません。

面接者から、無理やりに、過去の思い出したくない事柄を話すように伝えると、「「フラッシュバック」」する場合もあるので、非常に注意が必要です。

 

 「「フラッシュバック」」など起すと、医師が関わっておかないと、薬で直ぐにコントロ―ルできないから厳しい注意をしておかねばなりません。

「「フラッシュバック」」など起すと、全身痙攣や喘息発作や予期せぬ心身の症状が出て来るので・・・、これもカンセラ―は対応を気をつける必要があります。

また、カウンセリングを行なう場合では、初めから、面接者からクライエントの心の中まで急いで踏み込まない事です。

悩める人、苦しんでいる人、程度にもよりますが、矢張り、患者さんとして見ておくべきで、心理士は必ず<<医師と連係しておく事が重要な条件>>でもありましょう。

 

 医師と連係をしているといっても、心の世界について少しくらいの{{知識}}と{{理解}}のある医師の方が良いですね。

そんな医師との連係でないと、医師が<<不快感>>を示しますから、心理士としても辛い思いをするでしょう。

「心理療法」を理解できていない医師では、どうにもならないですよ。

とにかく、あまり、クライエントの心の中に、心理士から積極的には踏み込まない事、これは大事です。

長期間に渡り、心理療法に関わっている心理士ならば、当方の話は当然に分かる筈ですが、一般の人達も、少し知識として念頭に置いて下さいませ。 

<<講演>>カウンセリングと内観療法3

2010 年 7 月 15 日 木曜日

 病医院に治療を求めて来る患者さんに、患者さんの心の中に立ち入らない方が良いみたいです。

今は、心療内科とか言いますが、仮に、自分の{{頭痛}}とか{{不眠}}とか{{肩こり}}とか{{腰痛}}とか{{動悸}}とか{{腹痛}}とか{{下痢}}などを訴えて、医師が診療して、<<心に原因が有ると判断して>>も、即座に、伝えない方が良いです。

正直に話しをして、結局、患者さんの心の中に踏み込む事になるので、患者さんは立腹する場合が多いです。

多くの患者さんは、自分の心に「「根っ子」」の原因が有ると思っていても、薬だけを服用したいと考えている人達が、殆どの場合です。

それ故に、本格的な「心理療法」に入るのに、随分と注意が重要です。

 

 しっかりと、ゆっくりと、「「心理療法」」を受けてもらうのには、かなりの準備が必要なものです。

患者さんは、薬だけを飲めば、自分の症状が消失して元気になると、考えていますから、大変です。

どんなに薬を服用しても、<<人の心・性格・人格>>を変える薬は、世界中を探しても見付かりません。

しかし、患者さんが薬で治そうと、自分自身を信じていますので、心の病気を治療するのは大変です。

また、精々、患者さんは自分の悩みを聞いてもらったら、自分の心の病が治ると信じています。

そう、思っている人達は、まだまだ、マシな方でしょう。

本当に、自分の心・性格・人格を治さないと駄目だと思う人達は少ないですね。

 

 カウンセリングを受ける場合であれば、悩みを聞いてあげるだけなのですが、それくらいでは、あまり抵抗を示さない場合もあります。

カウンセリングでも、心理士によっては耳を傾けるのに徹する心理士が普通ですが、それでも、色々な程度の「差」があります。

極少しコメントを入れたり、「共感」、「妥協」、「受容」、の態度でさえ来談者によっては大きく影響が違います。

面接者の微妙な、{{合づち}}、{{うなづき}}、{{緘黙}}、{{表情}}、{{態度}}、{{姿勢}}、{{スキンシップ}}、{{コメント}}、などなども<<重要な条件>>になって来ます。

どれだけ、来談者から言葉を面接者が引き出せるかでもあります。

一方で、面接者は、来談者の{{表情}}、{{態度}}、{{緘黙}}、{{うなづき}}、{{合づち}}、などを見ながら、彼等の<<固まった心>>をどれほど上手に引き出せるか、ここらあたりは、本当に面接者の手腕が必要です。

来談者の話には、コメントを入れない方が、一般的には、良い筈です。

<<講演>>カウンセリングと内観療法2

2010 年 7 月 14 日 水曜日

 人の心・性格・人格を変えるのが、最高に難しいでしょうね。

当方、今でも、カウンセリングを行なっていますが、カウンセリングで他者の心を人格改造するなんて出来ませんよ。

心理士によっては、カウンセリングで人格改造が出来ると言う人が居るかも知れません。

しかし、本来のカウンセリングから少し形式を変えて、潜在意識の心を掘り起こす作業をしない限り、人格改造は無理でしょうね。

当方、何処までも、大脳の奥深くに位置している記憶装置である{{海馬}}の中の心を整理できないと、その人の心は変わらないと皆さんには伝えています。

 

 そうですよ、心の積み木&過去の記憶ですね、海馬の中の積み木の組み換えをするには、カウンセリングでは不可能でしょう。

人間が人生を生きるには、潜在意識と無意識の心が動いていますし、こちらの方が遥かに大切です。

皆さんは、壊れかけた海馬を根っ子にして日常生活を送っています。

表面の心、勿論、一般の方達の表面の心は確実に<<不安定な深層心理>>で動かされています。

まだまだ、心身の症状が表れていない方達、自分が不安と感じていない人達、また、逆の場合もあります。

自分では、正常だと思っていても、周囲の人達から見ても、あまりにも、その人が<<自惚れ過ぎて>>不自然の場合もあるものです。

 

 当人は、正常だと間違いなく思っている場合も、大変です。

そんな人達も、ある程度は、人格が矯正されるべきですね。

矢張り、過去の心の鬱積が海馬に詰まっている事になります。

人間世界を、誰から見られても、あの人は<<素晴らしい>>、<<有能だ>>、なんて周囲の皆から褒められなくても良いと考えますが、少なくとも、当人が生きるのに<<疲れるなあ>>と強く感じない方が宜しいでしょう。

特別に睡眠不足とか、体力の消耗などが無くて、あまり疲れると感じるのであれば、非常に要注意です。

 

 自分では、なかなか自分の心身の「再生」を得るのは大変です。

若い人でも、高齢者でも、一応は、体の病気の有無を確認が必要です。

その上で、普通は病医院などにては、体の検査で異常が無ければ、少し休養をとりましょうとか、ビタミン剤などの投与で、診療が終わりとなる場合が案外と多いですね。

大変な事柄は、当方から申し上げますと、患者さんに初診で<<心の話、特別に御本人の心の話をしては>>駄目のようです。

患者さんの心が疲れているとか、本人の心には触れないで投薬だけが無難です。

精々、自律神経のバランスが悪いと、伝えるくらいです。 

<<講演>>カウンセリングと内観療法1

2010 年 7 月 12 日 月曜日

 精神修養法として行なう時は、「内観法」と呼ばれているようで、心身の病気治療のために行なうときを「内観療法」と呼ぶようです。

特別に違った方法を行なう訳でもありませんが、「内観」を受ける場合と「内観」を受ける研修所や施設での<<呼び方>>もあるようです。

 当方、カウンセリングも行なっています。

しかしながら、カウンセリングでは、積極的に潜在意識や無意識の心の世界を探求するのには、不都合でしょう。

 

 当方、カウンセリングも随分と行なって・・、来談者の過去の話を、当方は黙して語らず、ずっと耳を当てて聞かせていただいております。

来談者の語る事柄には、一切と、コメントを入れずに静かに<<あいづち>>をうちながら「共感」して「妥協」して「受容」させていただいております。

普通では、1週間に1度くらいのペースで進みます。

唯、カウンセリングで回数をずっと重ねていきますが、当人の深層心理が表面上に浮かび上がって来るのに、随分と時間を要します。

そして、来談者の心の反転する割合は、少ないようです。

この心の反転しないのが、当方は一番に気になるところです。

 

 心理士に話を聞いてもらって、何とか一安心するものの、その場所から出てしまうと、案外と早くも元の自分に戻ります。

自分で自分の考えている事柄を話して、自分の考え方を変えられる人達が<<何人居るので>>しょうか??。

心が「反転」する人の割合は、非常に少ないですね。

自分の都合の良い事ばかり、話すものですから、何時までも自分の考えている事柄が正しいと思います。

例え、カウンセラ―として、耳を傾けながらでも、悩んでいる人にコメントや特別に注意をしたりすると、直ぐに、立腹してしまいます。

人によっては、2度と尋ねて来ない人も居ます。

 

 それほどまでに、人間は他者から意見や注意をされると、立腹するものです。

全ての人間は、悩む人も、悩まない人も、誰も皆が一番に<<自分の考え方>>が正しいと思って生きています。

間違っていても、自分が正しいと思うし、助言を入れても全く<<受け入れない>>のですから、どうしようも有りません。

悩める他者から、話を上手に聞きだす方法なのですが、なかなか、自分の考え方の間違いを認めてくれません。

来談者の心身の調子が悪いと、1週間に2度くらいはカウンセリングを行なっていきますが、そんなに事が簡単に解決はできません。      

<<宇宙>>地球って面白い(24)

2010 年 7 月 9 日 金曜日

22)人間って、大変だよね。

説明しても伝えても、なかなか哲学的思考、人間学や人文学的~人間哲学的思考をしないですよ。

一体に、人間は{何のために・・・}などと、自分の存在に、何故って聞いてみれば良いのですが、自分が地球上に存在して居る理由なんて、熟慮しようとしません。

世界平和だとか、よくよく言う人達もいますが、地球しか見えていないでしょう。

小さな地球だとか、小さな星粒だとか、砂粒だとか、宇宙サイズで見る事、考えるだけでは駄目ですね・・・。

考えるだけでは、駄目、駄目なのです。

イメ―ジが、凄く大事ですね。

全ての思考体系は、イメ―ジできれば最高と思います。

 地球が小さいと言えど、体で宇宙が体得できていなければ、本当の自分の存在を認める事は、不可能だろうと感じますね。

 

人間って、運動などや勉強と学習にしても、イメ―ジが重要ですが・・・・・。

宇宙と銀河系と太陽系と地球と、今この現在の自分の位置をイメ―ジできる事が、あまりにも重要ですが、そんなイメ―ジをできる人達が少ないです。

完全な人間哲学になって来るでしょうが・・・これについては、話を中止しましょう・・・。

そう、それは、優しいようで、難しいでしょう。

それ故に、精々と自分の過去を振り返り、自分の{会話}と{行動}と{心}を見つめて、自分が一体に、人生を<<しっかりと勉強した人間かどうか>>の、確認が重要なのです。

日々の生活の中で、人は誰しも平安な、そして、楽しい毎日を暮らせる事を希望していると考えます。

先祖代々、人はみんなが自分の祖先を持っており、因縁の中で生きて生かされていますね。

本当に面白い現象って、言うのか、眼前で自分の親が亡くなっても、自分が死ぬと体で悟れないのが、人の{{矛盾}}と言うものでしょか。

 

これで、このテ―マついては最終回とします。

全ては、人間は、宇宙~銀河系~太陽系~地球~我が国~我が身の居る位置を、体で確認できるか、どうかでしょう。

だが、殆どの人達は、自分の属している集団のみしか見えていないと言います。

それほどに、人は自分の目玉を自分の視点として眺めて生きているだけなのです。

自分の目玉を自分から離して、反対方角から自分を眺めるのが上手ではありません。

愚かな自分が見えてくるほど、自分以外の人に対して、非難を浴びせたり、怒ったり、悲しんだり、孤独になったりは、ならないでしょう。

小さな地球を、綺麗なままで、未来に残して行ければと考えますが、人は眼先の利益に強迫されて、身動き出来ないのでしょうし、地球の汚染を繰り返して生きています。

地球を大切に保存できる事を、願って<<この稿の筆>>を置きたいと思います。