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2010 年 4 月 のアーカイブ

<<うつ病>>自殺とうつ病者、その他9

2010 年 4 月 19 日 月曜日

 人格形成って、大変ですよ。

立派に育った積もりでも、注意しておかないと、どんなに出世しても、世の中には何処かに<<落とし穴>>ってのが、有るものですからね。

お金とか名声とか地位とか、どんなに欲しいものが手に入っても、ある日の出来事で突然に思いがけない事柄が起きてくることもあります。

もはや、悲しんでも努力しても、何をしても、自分の人生で<<避ける事の出来ない惨めな事実が起こって来る>>場合があります。

逃げても、逃げても、自分の不都合な出来事から逃げられない場合もあるものです。

未熟だと言えば、そうかもしれませんが、どちらかと言えば、立派な人達でも駄目な事実が起こる場合もありますし、学問が優秀でも人格的には未形成の方達もおられます。

 

 人は何人も、金銭が溜まれば<<名誉>>や<<地位>>が欲しくなりますね。

名誉や地位が出来れば、今度は<<金銭が欲しくなる>>ものです。

価値観の問題でもあるのですが、多くの場合で、人間の価値観は殆ど同じですよ。

大学の先生でも、論文を盗んだりしますし、金銭も余分に不正請求をしたりします。

政治家も、そうですよ。

何人も、此の世で地位や名誉のある人達、どんな職業の人達も、悲しい事に、自分の生命を終えるまで、何でも欲しがるものです。

奪ってはいけないものまでを、他人から奪ったりしますね。

秘密裏に行なっていたものが、周囲の人達や世間の人達に気づかれて、逃げ場が無くなってしまいます。

暴露されたり、内部告発されて、刑罰を受ける事になったりしますと、悲しくなりますね。

誰でも、同じく、そんな場合では悲しくなるでしょう。

自分の悲しみを捨て去る事ができずに、心は沈むばかりです。

 

 どんな有名な人達でも、もはや、どうする事もできません。

此の世で生きる事が悲しくなるだけで、死んだ方が気楽だと思うようにもなります。

名声とか金銭とか、価値も無くなります。

生きる目的も、失います。

一生懸命に、生きていた積もりなのですが、全ての価値観が消失してしまいます。

いや、悲しみ苦しみのために、自分の心を回復させようとするのですが、どうしようも無いほどに、心の落ち着きを失ってしまいます。

時には、自分の心の内容を吐露する事で刑事事件で牢獄にも入らないといけない場合もあります。

自分が喋る事柄で、自分以外の他人を巻き込む場合なんかは、自分が自殺する事で真実の出来事が<<暗闇>>に隠されていく時もあります。

こんな{{自殺}}もあり、真実は不明のままです。    

<<うつ病>>自殺とうつ病者、その他8

2010 年 4 月 16 日 金曜日

 自殺は、多くの場合で{うつ病者}が多いのですが、{うつ病者}でない場合もありますよね。

子供の自殺なんて、年齢にもよりますが、昨今は結構と成長期にある子供達が、ですね<<人間の命>>について、理解していません。

何度でも、自分の命が蘇るものと思っている子供達も居ます。

そう、人間の命って、一回限りのものですよ。

一度、此の世から消えてしまうと、二度と此の世には戻れません。

宗教の中には、また、此の世に戻って来るものだと、言っている宗教もありますが・・・。

この事は、悩める人達を慰めるために<<方便>>を使っています。

人間は{滅しても此の世に帰れる}ではないかと主張される人達には、当方から<<それは嘘>>だと訂正するつもりもありません。

 

 唯、唯、当方は心理士の立場から考えてみても、一度でも此の世を去ったとしても戻れるのが人生だなんて言えません。

そんな事実は,ありえません。

子供達や、大人でも未熟な人達は、人間の命について充分に理解できませんよ。

昨今では、簡単に自分の命を自分で消してしまう人達の,何と多い事かと感じます。

自殺が、多いですね。

結構と幼い時から学問には、秀でていても自分の人生の道で迷い込んでしまう人達は多いです。

自分の存在感とか、自分の気持ちが理解できないと、人生を生きるのも辛いです。

目的も無く生きるなんて、面白く有りません。

折角、此の世に生まれて命を頂いているのですから、楽しく喜んで生きられれば、最高の人生ではありませんか。

 

 何となく、ボンヤリと生きると心も体も疲れます。

対人関係も自分の環境にも、面白い事なんて何も無くなるものです。

誰かが死んだら、私も死んでしまいたいなんて考える人達、未熟な人達が多いものです。

因縁によって誕生して来た{{生命}}であり、誕生して、病気をしながら、年老いていきながら最後は、滅する。

それが、人生なのです。

両親を恨んだり自分以外の他者を恨んだりしていると、生きる目的も何もありません。

人生、<<あるがままに生きる>>、自分を飾らず見栄も虚栄心も何も必要ありませんよ。

人から褒められたい、優秀な立派な人間だと思われたいなんて思うと、疲れますし悲しくもなるし、死んでしまいたい・・・、そんな気持ちで、自殺の方が気楽だと感じるものです。

自分の力量に、{{嘘}}をつかないで生きる事にしましょう。

<<うつ病>>自殺とうつ病者、その他7

2010 年 4 月 14 日 水曜日

  統合失調症の方達も、心の中に、心の弱さを抱えていますよ。                                               ですが、考えてみれば、人間は誰もが自分の心の中に{歪さ}とか{劣等感}を抱えて生きています。  
そんな、心の持ち方が、普通の生き方でしょう。
強迫神経症の人達も、非常に<<心の融通性>>が無くて自分で物事に<<拘る心の方向性>>を変える事が出来ません。 
苦しんでも、苦しんでも、同じ方向性の考え方しか出きませんので、症状の強い場合では、やはり、パニック状態です。

  人間世界を生きるにも、家族のいる自宅で、{引きこもり}状態で身動き出来ない人達も見られます。

会社に勤務していても、次第に出勤できなくなってしまい、出勤拒否となったり、彼等には側からどんなに注意や助言をしても、上手く全ての事柄が運べません。

時折、統合失調症や強迫神経症などでも、<自殺は見られます>ね。

リストカット症候群などとも言われる言葉がありますが、結構と沢山の人達が<<自傷行為など>>をしています。

普段では、あまり変わりない人達でも、突然の出来事に遭遇し心はパニックとなって、悲しい惨めな行動を起こします。

普段では、考えられない出来事ですよね。

ヒステリックな行動と言っても良いです。

本当に、ヒステリックな行動です。

 

 <<自傷行為>>をする人達は、行なっている時には、痛いからとか、怖いからとか、そんな気持ちは勿論、全然と持っておりませんね。

彼等は、自分の悲しみを言葉で上手に表現できないと、言ってよいでしょう。

また、孤独だから、信用しうる友達が居ないから、寂しくて、悲しくて、惨めな自分を表現したい、他者に<<自分の心の悩み>>を表現したいばかりに、そんな悲しい行為をしてしまいます。

自分の心を理解して欲しいのです。

誰も自分を理解してくれない、誰も信じる人は居ない、そんな自分の心を他者に見せようと、そして、自分を理解して欲しいと考えています。

彼等は、自傷行為を行なっている最中は{{身の痛さ}}を感じていません。

これが,高じると、「自殺」にまで進む場合もありますが、なかなか自殺をせずに<<同じ自傷行為>>ばかりを繰り返す人達が、案外と多いです。

  

人間が、悩める人間に助言や注意や説教をしても、心の{{癒し}}は伝わりません。

人間の心の、悲しいお粗末な{{心の一欠けら}ですね。

人生って、何か??を悟って欲しいです。

<<うつ病>>自殺とうつ病者、その他6

2010 年 4 月 12 日 月曜日

 うつ病者でなくても、自殺する場合は有ります。

統合失調症とか、稀には、強迫神経症者などでも、ありますよ。

ですが、やはり、うつ病者の自殺が一番に多いですね。

統合失調症者では、格別に、心の世界ですね、自分の内界の心と外界の心がつながらない場合が沢山とあります。

統合失調症者でも、薬の投薬が上手く調合されていれば、心の世界も<<内界と外界>>がつながります。

彼等は、常に{不安}が付き纏うでしょう。

何故ならば、心の安定感がありませんので{対人関係も非常に脆弱}なのです。

統合失調症者の自殺も、当然にありますよ、常に心の{不安}を抱えて生きていますから、当然でしょう。

 

 当方では、統合失調症者も必ず「心理療法」を受けておいて欲しいと考えますよ。

薬だけ服用しても、心の{不安}はなかなか取れませんからね。

しっかりと、「心理療法」を受けておけば、彼等も自分の心の{不安}が何処から来ているのか理解できます。

自分を此の世に誕生させた親に対して、心の和解が出来れば、どのような人達、病者を含めても、案外と皆が此の世を気楽に生きられるものなのです。

世の中が、何なのか、自分の存在の価値観などの問題でしょう。

生きるか、死ぬか、自分の命なのだから、自分で何の道を選んでも良いのです。

ですが、折角に此の世に誕生した以上は、自分の命を粗末にしないで、生きられるところまで生きるのが良いのでは、ないでしょうか。

 

 統合失調症者に限らず、普通の人達も、ぼんやりと人生を<<生きている>>のが普通でしょう。

{人生とは、何か???}、{自分の生きる道とは、何か???}、などと人生を悟ろうと考えて生きている人達は案外と少ないですよ。

まして、統合失調者は、尚更に、そんな<<人生を悟ろう>>とする道へとは入らないし、入る能力も自分では持ち合わせていませんよ。

心の{外界}と{内界}とのズレ、上手くつながらないなどの{不安}と、人間関係での対等の{付き合い}なんて出来ません。

更に、仕事となると、対人関係も重要となりますし{建前}と{本音}なんて説明しても届きませんよ。

俗世間で一人前の生活ができる訳でもないし、他者から非難を浴びる場合もあるでしょう。

また、他者よりも上手に仕事ができないから、他者も彼等には、平常の仕事をさせる訳もないでしょう。

心のパニックで「自殺する」場合も、当然に起こります。  

<<うつ病>>自殺とうつ病者、その他5

2010 年 4 月 7 日 水曜日

 昨今は、人間社会を眺めていると、本当に「自殺」が増えましたね。

世の中、人間社会の環境とか、人間の心の歪み、更に、家族の歪み、会社の人間関係、会社の組織の歪、などなど、心と環境の変化が凄まじく変わって来ています。

誰もが心身の元気な時は、自分が<うつ病になる>とは、考えません。

また、当方では、直ちに、人を見れば、顔の人相を見れば<<うつ病の診断は出来る>>ものです。

普通の医師にも、この形の診断は困難でしょう。

「心理療法」に長年月にわたり、関わっている人達は<顔を見る>だけで診断できるでしょう。

 

 「心理療法」だと言っても、「内観療法」に関わっている人達は、素早く<<診断をできるようになる>>筈なのです。

 何故なら、この「内観療法」をしっかりと受けると、人間の心は容易に変わりますし、人間の心が変われば、その人の{人相}も素早く変わりますし、別人のようになりますよ。

人の心が変われば、人の{人相}もこれほど変化するものかと、改めて気づかされるでしょう。

随分と心の世界、特別に「内観療法」の心の世界が理解できる人は、人の顔と言うか人相を見るだけで、その人が病に罹っているかも理解できるようになるでしょう。

 

 「うつ病者」などと言いますが、心の世界から診療すれば、簡単に治るはずです。

人生を生きる途上で、人生の生き方において<<迷っている>>だけなのです。

そうであるからには、人生を生きる途上で<<迷いの道>>から<<人生の悟り>>の道へ誘導できれば、それだけで充分でしょう。

人の心、格別に人の「潜在意識」と「無意識」を変えてあげられる{{{薬}}}は世界中を探し回っても見つからないでしょう。

 {{死にたい人達}}は、自分が世の中へ充分に適応できないし{{劣等感}}を沢山と担いで重くて自分の背中に{{劣等感}}を背負えなくなった時にパンクするし、{うつ病者}になって自殺もしたくなるでしょう。

 ですが、{うつ病者}は喜んで死ぬのではありません。

 

 {うつ病者}は死にたくないのが、<<本音>>ですが、心が迷いに迷って<<人の意識も生きていたいのに、だけど苦しい、悲しい、生きていたいけど、死んだ方が気楽などと迷いながら、死の世界に引き込まれて>>しまいます。

うつ病者の読んだ歌がありますよ。

「「死神が 我が傍らに 立たずみて ことあるごとに 死ねと袖引く」」、素晴らしい程に<<うつ病者の気持ち>>を表した歌ですね。

自殺時の心は、正常範囲から逸脱して、もう既に、自分の本当の心から<<懸け離れた状態にあります>>し、本当は<<死にたい>>のではありません。