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2010 年 3 月 1 日 のアーカイブ

<<家族・親子>>親と子(続編)13

2010 年 3 月 1 日 月曜日

 親も、子供達を捨てる場合があります。

しかも、誕生後、直ぐに、捨てるのですから、捨てられた子供達の「宿命」と、そして「運命」は如何なるのか本当に大変です。

施設で育てられたり、里親で育てられたり、などなど、連れて行かれる場所々々により、全く{{環境と周囲の人達の対応}}も異なって来るでしょう。

子供達を育てる人達は、子供達の「自我」が目覚める状況に応じて、子供達の{{心を見ながら、子供達の会話や行動}}を受け入れてやる事が重要でしょう。

ですが、人間って、子育ては大変でして、育てる側は自分達の理想像を追いかけて育てます。

子供達が、何ヶ月で親と離されたか、何歳で親と離されたか、離れるまでの親の人格などによって、施設や里親に出されるまでの{{眼には見えない心の葛藤}}が海馬に入りこんでいますので、誰も同様に同じ様な「「育て方」」では無理があるでしょう。

 

 子供達の言い分を聞いてあげる事が最大に重要です。

大変な子供達の言い分については、周囲の人達が聞き分けながら上手に対応する事ですね。

例えば、子供達の言い分が大層に間違っている場合では、子供達の海馬に蓄積された{{心の葛藤}}が積もり積もっているのですから、そこらの{{心}}を見逃さないように対応が必要でしょう。

それでも、事を可能な限りに大きくならないように、親や、とにかく育てる人達が時間をかけて十二分に子供達の{{心}}に耳を傾けて、ゆっくりと時間をかけて聞いてあげる、この方法が重要です。

子供達を叱る、子供達を叱って、命令してから、子供達の{{心}}が安らぐかと問われれば100%駄目でしょう。

規律と規則とを、どれほどに教えながら、育てるかでしょうが、常に子供達も何か有る度に{{心の葛藤}}を溜め込んでいきますので、{{心の葛藤}}をできるだけ早く取り除いてあげるべきでしょう。

 

 育てる側の{{心}}しだいで、子供達は上手くも悪くも、育っていきます。

親ではなくて、他者が育てた場合では、子供達が成長してから、自分の真実なるル―ツが分からずに<<不安>>が何時も自分の今の心を押し上げてきます。

{{不安症状}}が何時も、心の奥深くから突き上げて来ますから、日常生活においても{{そんな心}}が周囲の他者にも、伝わって来る場合があります。

大人になってからの人格が異常な人達を矯正するのは、最高に難しいでしょう。

可能であれば、出来るだけ、子供達が幼い頃から上手に育てるのが良いですが、これも難しいですよ。

子供達を育てる側の人間と、そして、子供達が少し成長すれば、また、新たな{{心の葛藤}}を肥大化させていきますから、親と子、育てる側の人間〈何時、子供達が親と離れたか、どんな離れ方をしたか、などなど、要注意です。