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2010 年 1 月 のアーカイブ

<<投書>>続編(3頁目)

2010 年 1 月 30 日 土曜日

辛いと思っている人は、今は辛いかも知れないけれど、いつか必ず、今を普通に幸せにすごしている人よりもはるかに大きな幸せと、それ以上のものを得る事ができます。

このことを、今辛く生きている人々に、一人でも多くの人に分かってもらいたいです。

止まない雨はないし朝のこない夜はない。不幸の分だけ、未来にはたくさんの幸せがまっているのです。

このことは人に教えてもらったのではありません。

答えは自らの中にあり。内観初日、言われた言葉が本当になったと思いました。

 私をここまで変えてくれた内観、そして先生方、内観させてくれた両親、心配してくれる祖母、私を産んでくれた母親、私が生まれてから、私に関わった全ての方々に、心から感謝します。

 本当にありがとうございます。

 

以上は、当所での心理療法終了直後の感想でした。

当方で、悩み悩み、来訪された少女の心理療法終了後の感想文ですね。

ブログの中に入れさせていただきました。

人間の性格・心・人格、なんて変わるものです。

自分の人生を歩いていくのに自分で自分の人生を決定する事しかありません。

 

普段の人間の生き様の状況から、触れてみます。

誰も自分の考え方が、一番に正しいと考えて生きています、ね。

だから、当方の眼前で{{悩み、苦しむ人達}}に現在の自分の{{心}}で、自分の悩み苦しみを消し去るのは困難だと何時も伝えています。

今回も、当方へ来所された理由は、家族全体で{{如何とも出来ずに、考えられた結果で「心理療法」を選ばれたようです。

投稿された本人も、自分の前に、お母さんとお婆ちゃんが「心理療法」を受けておられたので、本人にも「心理療法」に対する特別の<<嫌な気分とか心の葛藤>>は持たずにすんだようです。

当方が皆様には、何時も伝えているところですが、悩める当人よりも、親とか兄弟とか祖父母とか、廻りの人達が先に「心理療法」を体験しておくのが最良のようです。

ケースバイケースです。

御本人だけで、全く十分の場合もあります。

ですが、あまりにも沢山のストレスを抱えていて{{心}}の弱い人達の場合では、矢張り、廻りの人達が先に体験しておけば、悩める人が「心理療法」を受けても<<安心して>>帰って来るまで待っておれるでしょう。

今回の投書は、家族の皆様が<<お役に立てば>>との事でした。

<<投書>>続編(2頁目)

2010 年 1 月 29 日 金曜日

私が内観をして変ったこと。それは、感謝するようになったことです。今までも口では感謝、感謝と言っていたけど、心の底では、何が感謝だ、当たり前だろうと思っていました。

でも、当たり前でないことに気付いたのです。家があること、ご飯があること、親がいること、そして今ここに私がいることは、当たり前の様で全て当たり前ではないのだと、心から気付いた時、感謝の気持ち、ごめんなさいと思う気持ち、言葉では表せないたくさんの気持ちが、大量の涙とともに、私から溢れました。本当に、奇跡だなと、思いました。

 誕生日に一度だって、うんでくれてありがとうと伝えただろうか。卒業式に、ここまで育ててくれてありがとうと伝えただろうか。いつもありがとうと、たったこれだけの言葉の本当の意味を、理解するのになぜ十五年の月日がかかったか。それを理解できずに、授けられた命を、自分でたとうとしてしまった。反抗、嘘、盗み・・・。

 自分は今まで何をしてきたのか。自分が一番辛いのだと、どれ程信じ続けてきたのか。親がどれだけたくさん苦労をしてきて、どれほど私を想ってくれ、心配してくれていたのかを知って、生まれてはじめて、心から親にありがとうと、ごめんねを、思いました。

孤独、というものなんて、私には、ひとつもなかった。私が孤独を作っていたということを、はじめて思いました。

十五年分のありがとうとごめんねの気持ちをこめて、これからは、じまんの娘だと、親に見送られ、必ず恩返しをしたいと、強く心に刻みました。

 

私が内観をしてもうひとつ、得た大きなものがあります。        将来の夢です。内観をして私は、見失っていた自分を見つけました。 そしてその自分をかたく離さないための夢もまた、見つけることができたのです。私は経験、自分の好きなこと、得意とすること、それらをトータルし、カウンセラーになりたいと、自分の本当になりたいものを見つけました。私はずっと、自分のなりたいものをさがし求めてきました。でもそれらは自分のすきなこと、理想にすぎないもので、イマイチ納得できませんでした。

でもここへ内観しに来て、自分が心の病から治ると、同じように悩む人々を救いたい、助けたいと思う気持ちがごく自然に芽生えました。そして、それが自分の求めていたものと一致したとき、本当にここへ来て良かったと思いました。

辛い時、話を聞いてくれる人がいるのといないのでは天と地の差があることを、私は経験上痛いほど知っています。

経験のある人にしか分からない、分かりにくい気持ちもあります。

経験した辛いこと、それを乗り越えることができた時の、喜び。それらを最大に生かせるものを、私は見つけることができ、本当に嬉しく思います。私は人よりも辛く、悲しいことを経験してきました。普通ならならない様な感情にも、なってきました。人を恨みました。悪いこともしました。けれど、私が今、手にしているものは、かけがえのない、世界でたった一人だけ、私だけしか持つことのできない財産なのです。

<<投書>>投書が入りました。

2010 年 1 月 28 日 木曜日

当研修所で、父親と七泊八日の心理療法をおこなった十五歳少女の気持ちです。

最初、彼女の母親、次に父親(途中で中断)、その後、祖母も時をずらして体験しておられました。

今回の心理療法は彼女自身が望んだもので、ずっと父親と一緒でした。

以下は、体験後の感想文です。3頁に分けて載せていきます。

 

私の人生と内観療法

平成六年七月二十一日に、私は生まれました。生まれながら、もう私の人生は決まっていたかも知れません。生まれてから十五年もの月日が経ちましたが、この十五年間、私はここへ来る為に、生きてきたといっても過言で無いほど感謝しています。

 今から1週間前の七月十八日に、私はここへ来ました。自分を変えたい。その思いだけを胸に、私は内観を始めました。

私が内観をしようと思った理由を書き始めると、きりがありません。大まかに書こうと思います。

 まず、私が六才の時、両親が離婚をしました。原因は母親の方の問題だったらしいです。

母親は、二十一才という若さで、私をうみました。わずか六年後・・・私が子供を産み、結婚していると考えると、想像もつきません。全てを若さのせいにするのはちがうけれど、私は、若さが根本の原因だったのではないか、と思います。

父親側に引き取られ、祖母と3人での暮らしが始まりました。それから今の母親と再婚するに至るまで、私は甘やかされて育ちました。

欲しいものは全て買ってもらえて、我がまましほうだいでした。

父も祖母も母親という穴を、うめるのに必死だったのだろうと思います。今思うと、あのまま育つとどうなっていただろう・・・と、ぞっとします。

 そして私が小学校三年生の時、今の母親と出会いました。八月八日に二人は再婚し、新しい生活がスタートしました。今までずっといなかった母親ができ、私は嬉しくて思い切り甘えてことを覚えています。

しかしそんな生活も長続きせず、一年後、母親は私に冷たくあたるようになり、訳が分からず私は泣き続けました。また一年が経つと、ひんぱんに、ケンカするようになり、小三の日々が嘘のように、私と母親の仲は悪化しました。どうして私は、母親という存在から愛されないのだろう・・・。そう思いました。

いつだったかは覚えていませんが一番最初に離婚届を見た時に、「私は何で幸せになれないんだろう」と思い、「私の周りはみんな不幸になる」と自己嫌悪になりました。幾つも事件はありました。その度に私は涙を流して謝ってきたけど、心から謝るなんてことは、めったにありませんでした。その時は、本当に悪かったな、と思っていても数日すると、悪かったという気持ちを忘れ、また同じようなことをくり返すのです。そんな日々がずっと続き、今回の事件が起こりました。

取りかえしのつかなくなることをして、私はやっと自分が悪いと気付いたのです。色んな思いがありましたが、とにかく自分を変えよう、反省しよう、そういう気持ちでした。

<<家族・親子>>親と子(続編)3

2010 年 1 月 26 日 火曜日

 子供が一人で「心理療法」を受けるだけで、軽快&治癒していく場合もあります。

しかし、何故か、これは、どれだけ、{{過去の生い立ち}}で心の葛藤を溜め込んでいるか、どうかです。

比較的に症状が軽くて、人格水準も良い方であれば、当人一人が「心理療法」を受けるだけで簡単に<<心の解決>>は出来ますし、{{うつ病}}でも簡単に治ります。

人格が非常に脆弱な人達では、「心理療法」を受けても暫く日数を要する場合もあります。

最大に大変な場合では、・・・当方、正直に話しておきますが・・・どうしても、子供達を育てた親が「心理療法」を受ける必要があります。

 

 親と子供達の互いの過ぎた<<過去の心が和解する>>のが、最高に重要です。

 

何故って、自分の過去を回想して調べてから、自分の過去での考え方が<<相手に対して思いやりが足りなかった>>、<<感謝も恩も感じていなかった>>、<<相手の気持ちは、こんな状態だった>>などの、自分の心に「間違い」が有ったと気づいた時に全ての心の葛藤は消失していくでありましょう。

何故か、昔から「懺悔」言う言葉が有りますね。

皆さんは、「懺悔」と言うと耳障りでしょうから、「反省」と置き換えても良いです。

当方、宗教の信心は有りませんが、信じないも信ずるも・・どちらにしても・・「懺悔」は大切な言葉です。

 人間は誰しも、自分の人生を生きる上で、日々の暮らしの中で{日々の反省=懺悔}しながら、そんな気持ちを持ちながら生きれば、心の葛藤を溜め込む事は無いでしょう。

 

 「懺悔」できない人、「反省」をできない人達は、必ずや、相手が悪いなどと決め付けて自分を正当化して生きる過程となります。

心は穏やかと、なりませんですよ、・・・「自惚れ」と「優越感」にひたって<<どうしようもない人間>>です。

そんな親達は、自分の子供達に対しても、何処までも、親の自分が正しいのだからと・・・親の考え方を<<理解して生きなさい>>などと子供達に向かって自分の考えを強調していきます。

 子供達が、自分の親の(母親でも、父親でも・・・・)の言い分を理解できずにストレスを溜め込んで生きるから、沢山の症状が出てきて病気になります。

母親にしろ、父親にしろ、両親や、子育てをした人達が{{自分の過去の心を「反省」できれば、子供達の沢山の病気}}も素早く治ります・・{{うつ病}}なども簡単に治ります。

 

 人間の多くの病気は、遺伝子に関係している病気は別にしておいて、必ず誰もが、年老いていきます。癌や認知症など仕方がありませんが、癌などは体の検査が重要だと言っておきます。

 純粋な体の病気は別にしておいて、心の関連した病気や行動などは親の「反省」・「懺悔」が、最大に重要ですが、「心理療法」の体験なしでは、例え、どんなに学問や科学や技術やスポ―ツに優れていても、どんなに芸術に秀でていても、「反省」の真似事をしても、「懺悔」はできないでしょう。

<<家族・親子>>親と子(続編)2

2010 年 1 月 22 日 金曜日

 当方へは、登校拒否、拒食&過食、不安神経症、自律神経失調症、心身症、うつ病、出勤拒否、などなどの方達が悩んで来られます。

当方では、積極的に{{うつ病者}}への「「心理療法」」に関わっています。

何故かというと、そう、{{うつ病者}}の悩む心は矯正してあげて、悩まない人間にしてあげれば良いだけですから。

人間、自分の{{心}}さえ、悩まない・苦しまない・嘆かない・不満を持たない・不平を抱えない・劣等感を持たない・嫉妬しない・恨まない・憎まない・、などの{{心}}になっていれば良いだけなのです。

なのに、人間って、大変な生き物です。

エゴイスト、ナルシスト、そんな{{心・性格・人格}}の人達が多すぎます。

 

 人間世界で生きる「大原則」が有りますが、皆様に伝えておきます。

眼前の他者や環境&現象&状況に対して、マイナスの感情や・気持ちを持たない人間として生きる事です。

そうは言っても、人の{{心}}は、その人の{生い立ちの過程}で作られていきますから、眼前の{{心・性格・人格}}を治そうと考えても、簡単には変革されません。

「顕在意識=現在意識」、「潜在意識」、「無意識」などの心の世界、或いは、「深層心理」と言う言葉がありますが、このあたりが理解できるかどうかです。

 

 自分の子供達、いや、大人もいますが、悩んでどうにもならない時は、親の出番が絶対に必要なのです。

親が、育てる段階で子供達の性格・人格を造りあげてしまいます。

親が、自分の子供達に<<如何に、何処何処で、何時・・のT・P・O>>が大事です。

悪くいけば、子供達の心は歪にもなるし、俗世間で生きる事に疲れ果ててしまいます。

万一、子供達が自分の親にたいして、マイナスの感情を持ったままで育つと<現在の周囲の人達にも、直ぐに、不満を持って>しまいます。

そんな子供達に{過去の生い立ちでの「心」がつくられたのを、十二分に知って欲しいもの}}です。

 

 そうは言っても、俗世間の親達は、子育てについて<<自分の間違い>>を、なかなかと認めませんから、大変に悩める子供達〈大人も含めて〉は困ります。

自分達の気持ちで何とか回復しようと考えても、親の一言で簡単に<<心は、崩壊>>します。

人間の{{心の「再生」・「回向」・「新生」}}には、親と子供達の{{過去での、心の「「和解」」が最大に重要}}です。

随分と長期間、「心理療法」に関わっていないと、理解できない世界があるものです。

現在の親の心と現在の子供の心が<<和解するためには、互いの過去での和解がない>>と駄目なのです。