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2009 年 12 月 のアーカイブ

<<人間の犯罪>>犯罪について(12)

2009 年 12 月 29 日 火曜日

 ⑧の「男と女」って、これも大変です。

思春期時代から、この悩みは人間に何時も付いて廻ります。

三角関係で、しばしば、「犯罪」は起こりますが、悲しいものです。

人間は、どんなに年齢を重ねても、男は男、女は女でしょう。

高齢者になると、日頃は、案外とこんな事実について忘れていますが、ある時には、また、自分の「性」について気づくものです。

 例えば、高齢者の施設でも、認知症の女性が認知症の男性の居場所に行って、微笑みながら手をつないで歩く姿も見られます。

認知症の皆が、ではありませんが、微笑む姿が、当方の眼にも焼きついています。

また、認知症の男性が、認知症の女性のベッドに行って上から押さえ込んでいたりも、時折にですが、そんな姿も見られます。

 

 当方の記憶にですが、施設での{そんな男と女の姿}を見ていた職員達が、女性に施設から出てもらったようです。

勿論、家族と話しをした上で、決めたことではありましょうが・・・。

当方、そんな事柄は全く知らずに、2年くらい後ですが、女性の方が脳血管障害発生で歩けず、車イスも無理の状態で出会いました。

男性の方を施設から出てもらっていたら、女性は脳障害が起こらなかったでしょうと、随分と考えさせられました。

施設に居る時は、女性は女性で喜んでいましたが、職員達が<どうにもならない>ようでした。

 この話、男と女の話です。

年老いても、男は男、女は女だと説明しておきたかったのです。

当方、{{笑えない話の内容}}だと、感じます。

年老いてみないと、年老いた人達の気持ちは理解できないでしょう。

この話、{{閲覧文}}を見て、不思議な話をするものだと、感じる人達も居るでしょう。

T/P/O、などなども有ります。

 

 癌性疼痛で苦しんでいる人達の気持ちは、実際に、癌性疼痛で苦しんだ人達でないと、悩み・苦しみ・地獄のような世界については気づきません。

それでも、有能な臨床心理士で体験が豊富であれば、全ての問題が「見えるもの」です。

最高の悟りの境地である「無常観」→「無我」→「涅槃」の世界が見えると、最早、何のアドバイスも要らないだろうし、一人で自分の残された人生を{運命}を操作して生きる事が、出来るでしょう。

 これも、「「「周囲の人達」」」と「「「周囲の環境」」」に{適応}できるように、なるからです。

「共感」・「妥協」・「受容」、などなどが最重要で、「拒絶」のみで生きると必ず「犯罪」にもつながります。

「男と女」の関係、犯罪の裏には<<女性が居る>>と言いますが、昨今では、<<男が居る>>もありますし、{{怖い、怖い、話}}ですよ。 

<<人間の犯罪>>犯罪について(11)

2009 年 12 月 25 日 金曜日

 ⑥、⑦などは、間違いのない「犯罪」になって来ます。

「事件」から→「犯罪」に、なっていきます。

間違いなく、警察に連絡されるだろうし、本当に警察の<<介入>>となって来ます。

「犯罪」の大と小によって、留置場にも入るし、拘置所や刑務所にも入る事になるでしょう。

面白いのは、彼等は、なかなか、自分の行動して来た<<真実>>を語ろうとしません。

本来的に、彼等からの自白をさせようと考えれば、聴く人は彼等の{{生い立ち}}に耳を当てる方が早いと考えています。

それでも、現実の社会では、「犯罪者」の生い立ちの{{過去}}から聞く時間が無い??のかも知れません。

 

 当方、留置場などにても随分と健康検査、体と心の健康にも関わって来ました。

たまに、当方で随分と体の調子を壊して(心の調子も壊れているのですが・・・・)、点滴をしている間にでも、時折、彼等の過去の育ち方などにも、静に耳を傾けている場合もあります。

彼等は、幼い時の不幸や、母や父にたいするマイナスの感情を<少しずつ、話して>くれます。

耳を傾けていると、沢山の生い立ちの{出来事}を話してくれます。

こんな風に、自分の話を聞いてもらえるのであれば、<<俺は、直ぐに、何でも話す>>なんて言っています。

 

 この{{閲覧文}}で一度だけ、伝えたかも知れませんが、人間が今生きて行動している事は、全てが、自分の過去に対する思いに、無意識的にでも<<反抗しながら生きている>>のです。極限まで話すと、無意識的に復讐しているはずです。

しっかりと心の勉強をしないと理解が難しいかも知れません。

「犯罪者」の面白い現象は、自分が悪人だと思わない事です。

悪いのは社会、相手が悪い、などと思って生きています。

日頃は、過去の意識は、彼等の心の{{底に潜んで}}いますので、両親や自分を育てた人達に対する気づきはありません。

 

 例外もありますが、いずれにしても、親を憎んで育った人達は〈誰も、皆が親に対して不満を持って育つものですが・・・・、程度の問題です〉、今の自分の状態が余程に運良く恵まれた状況にないと「無念さ」、「悔しさ」、「悲しさ」、「不満」、「孤独感」、「劣等感」などなど抱えて生きています。

親と子、この「因縁」と「宿命」と「運命」と・・・最後は・・「天命」になりますが、ここまでは大変で理解が難しいでしょう。

「犯罪者」に理解して欲しいのではなくて、皆さんにこの事実を知って欲しいと思っています。

とにかく、自分の「「心」」を熟知する「心理療法」を体験です。 

<<人間の犯罪>>犯罪について(10)

2009 年 12 月 22 日 火曜日

 ④「暴力」は、いけませんね。

他人を傷つける事に、なります。

「暴力」と言っても、多種多様でしょう。

小さい暴力もあるし、大きくて大変な暴力もあります。

最近では、親の子供への虐待や、子供の親への虐待などもあります。

暴力と言っても、本当に多種の事件や犯罪と重なってくるようでありますね。

また、{{言葉}}による暴力もあります。

{{行動}}による暴力もあります。

 

 ⑤  の「虐待」では、現在では、大変な状況にも置かれていますね。

人間個人が尊重されるべきだと言う考えの下に、逸脱した個人の考え、或いは、歪過ぎた考え方が日常生活において、何気なく流れているようです。

「虐待」なんて、完全に、虐待するお母さん、或いは、お父さんが悪いのです。

しかし、しっかりと、心の世界を眺めると、虐待する{{親}}の、その{{親}}を育てた{{親}}が悪いものです。

大変ですが、多くの場合で、親の育て方が悪いと、必ず、子供達は真面目に育ちません。

真面目でない親は、自分達の子供を育てる能力に欠けてきますし、全然と子供達を育てる能力を持っていません。

 

何時も、当方が語っているように、人間は自分の生い立ちの{{過去}}において、沢山の「アンビバレンス」を抱えていますと、素直に日常生活をするのが大変となります。

人によっては、大量の過去のアンビバレンスが有意識的にしろ、無意識的にしろ、現在の自分の心を強迫していますと、社会生活が上手には出来ません。

「虐待」なんて、一般の人達は、何で<<そんな事をするの>>って感じがするでしょう。

子育って、本当に難しいです。

親が、自分の思う通りには子供は育ちません。

親から育てられる段階で、強烈に自分の親に{{恨み}}など抱えて育ちますと、自分の理想どおり育てようとしますが、上手くいかないので、怒り心頭に達して虐待となります。

 

時折にですね、男と女の{{三角関係}}では、子供が邪魔になる場合もあります。

この子供が居なければ、もっと気楽に<<男と女の生活が気楽にできる>>のに、なんて考えて虐待する場合もあります。

怒りが燃え上がると、この子が居なければ良いし、<<死んでしまえ>>とさえ感じます。

母子家庭で起こり易いし、父子家庭でも、起こります。

また、母子家庭に<<男が入り込んで>>いる場合や、父子家庭に<<女が入り込んだりしてる>>場合などが、あります。

真剣に<<心理学的に考える>>と、彼等の両親の責任にもなって行きますが、普通の人達は気づかないかも知れません、ね。        

<<人間の犯罪>>犯罪について(9)

2009 年 12 月 19 日 土曜日

 ①「非行」、②「盗み」、③「詐欺」、④「暴力」、⑤「虐待」、⑥「窃盗」、⑦「恐喝」、⑧「男と女」、⑨「殺生」、などなど、諸々と沢山の出来事があります。

上記の中でも、まだまだ、小さく小さく分類されていきます。

その{大・小}と{微妙な形}などなど、細かく分けると<<区切り>>も困難なくらいで大変です。

 

      についても、軽い非行もあるし、大変な非行もあります。

他者に見つからなければ「非行」と中傷されず、良いというものではありません。

非行の種類だけでも、随分とあります。

「非行」と言っても、この言葉は一般的には若年層の人達に使用する言葉ですよね。

現実には、物を盗んだり、人をいじめたりする事、少しの手足を出すくらいであれば、「非行」の範囲に入るかも知れません。

 

       では、また、色々な「盗み」があります。

人の姿や顔の写真にしても、撮影するだけで「盗み撮り」になるでしょう。

人が持っているものを盗んだり、ロッカ―にあるものを盗んだり、他人の家に入って品物を盗んだり、これも相手に知られないようにですね。

他人から暴力的に<<盗んだりするのは>>、また、別の言葉で表現されています。

 

      でも、色々な種類があります。

人を騙して、お金を借りたり、最初から返金する気持ちも無いのに、ですね。

上手な人は、沢山の人達を騙します。

要するに、<<嘘を言う>>のです。

嘘を言うだけでなくて、そこには、他人を巻き込んで他者へ<<損害を与える>>ものです。

時には、株券なども、詐欺の対象となる場合があります。

 「俺、俺、詐欺」が流行しているものです。

他者へ電話などで働きかけて、銀行の口座に<<お金>>を振り込ませたりするものです。

人は随分と、T/P/Oによっては、騙され易いものです。

これも、「嘘」の電話ですから、「嘘」に入ります。

 「嘘」でも、可愛い「嘘」もありますし、大変に大きな「嘘」もある訳です。

女性が結婚詐欺で、お金持ちの年老いた男を騙したりですね、<<結婚する>>とか言ったりして、しばしば、孤独な男は騙されます。

傍に女性が居ない事に対して、寂しく感じるでしょうが、強度の孤独感を持って生きていると騙され易いですね。

男が「結婚詐欺」で、孤独な女性を騙す場合も沢山とあります。

世の中を人間が生きる事は、本当に大変です。

「心理療法」を体験すると、{{孤独感}}から開放されるでしょう。

<<人間の犯罪>>犯罪について(8)

2009 年 12 月 17 日 木曜日

 殺生事件でない「犯罪」も、此の世には数えられない程の<<数>>で起こっています。

他人の物を盗んだり、他人に嘘を言ったり、こんな事柄が大きな「事件」や「犯罪」にまでつながっていく場合もあります。

人間のマイナスの感情は、親から植え付けられると言っても過言ではないでしょう。

勿論、親から離れて独立してからも、親の心の影響は<<多大に動いて>>います。

親からの「超自我」が強度であれば、子供達はそれだけ多くの「悲しみ」や「怒り」さえも抱えるようになるでしょう。

 

 人間は、育つ過程で、親の「言葉」も「行動」も「心」も必要です。

この三つの物が無いと、子供達は育ちません。

難しいものですが、親の過剰干渉とか、放任、無関心なども、どれも良くありません。

「過剰干渉」と言っても、色々な「干渉」があります。

子供達が育つ過程で{{反抗期}}は必要だと言われますが、まったくと、その通りです。

{{反抗期}}の無い子供達は、本当に現実的には、どうしようもない子供に育ちます。

その人の感情と気持ちですね、何歳頃に表面化し問題化するかです。

 

 親への{{反抗期}}が全く無かった子供は、素直に見えますが、どっこいある時ある場所で突然に彼等の心の「化けの皮」が剥がれます。

T・P・Oでの「会話」と「行動」と「心」が、スム―ズにいかないのです。

勿論、例外は有りますが、多くの場合で{{反抗期}}の無かった子供達は、大人になってから、心身の逸脱した状況が見えて来ます。

程度により、「事件」になったり「犯罪」になったりもします。

勿論、どのくらい{{反抗期}}が有るのかが、重要な問題でしょうが、これだけの{{反抗}}だと言える「「定義」」はすこしながら難しいでしょう。

大人になった時に、人間関係=対人関係が上手ではありませんから、どうしても{{ストレス}}を溜めてしまうし、歪な考え方にもなってしまいます。

 

 {生い立ちの心}、{生い立ちでの母との葛藤}、{生い立ちでの父との葛藤}、{生い立ちでの兄弟姉妹との葛藤}、全ては、人間の心の原点は「この過程」にありますね。

「この過程」での、子供達の{心の葛藤}の持ち方の状態が<<真実に、紙一重で、後々に大きな「「犯罪」」となるか、小さな「「事件」」などで終わるかの、分岐点となりますよ。

地位や名誉や金銭を持っている人達でも、正常な人間かと問われれば、「No」ですね。

金銭もあり名誉もある人達が、自分の生き様の中で、庶民には気づかない場所で、意外な「事件」や「犯罪」も起しているものです。

唯、唯、唯、俗世間の人目には「彼等の行動」が眼に映って来ないだけで、彼等が上手に{{事}}を運んでいるだけですね。

 

優秀で金銭や名誉があっても、自分の過去を振り返っておきましょう。

優秀な人も、一度は、「心理療法」の体験は重要です。