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2009 年 11 月 24 日 のアーカイブ

<<心の世界>>過去の自分を知る(5)

2009 年 11 月 24 日 火曜日

 本来的に、人間は自分の周囲を眺めて生きる生き物であります。

自分の過去を知る事によって、自分の周囲の世界が見えてきます。

人間の生き様は<<外観的>>で、それが人間の普通の生き方です。

<<外観的>>な生き方をしているからこそ、真実な自分の心が見えません。

自分の生きて来た・・過去の「心」が如何なる状態かが見えませんので、現在の自分の「心」も自分勝手に動いているものです。

他者には、親切にしている積りでもですね。

結構と、心の底では、エゴの心が動いて、現在の自分の「心」を操作しているものです。

 

 人間は誰しも、自分は<<正しい真面目な心>>で生きていると考えていますから、この事実が怖いのです。

自分の「心」は綺麗で正しいと思っている人達は、あまり「器」の大きな人間ではありません。

しばしばと、他者に心の中で【不平】や【不満】など持ち易いです。

そして、時には、争い事も起します、「会話」で、「行動」で、また、心の中で次第に葛藤が蓄積して、最後には、パニック状態にまでなってしまいます。

自分の深い~深い潜在意識や無意識の心の世界を、時折にでも良いから自覚しておきますと、自分の「建前」と「本音」が十分に理解できますので、他者との交流も気楽に出来る筈です。

 

 しかしながら、此の世の中で、{事件}や{犯罪}などは無くなりません。

悲しいかな、人間全体像で観察していると、地上の人間世界では、人と人の和やかな交流は難しいですね。

何時も、何事においても、他者との<<眼には見えないが、競争心>>などが働いていますから、此の世を生きるのは大変で、そうであるからこそ、自分の「心」を磨いておかないといけません。

どんな人達と遭遇しても、自分の確固たる「心」を持って<<自分の心を丸裸のまま>>で会えば良いですよ。

仮に、上手な{対話}とか、相手に対して{自分が劣る}などの感じがするようでは、自分の「心」の磨き方が、まだまだ子供なのです。

 

 人間世界、此の世の中を生きるためには、心身ともに、自分の顔に仮面を被らず、自分の体に重い鉄の鎧を着込まない事です。

どんなに自分で努力して、自分の仮面を取ろうと考えても無理です。

着込んだ鉄の鎧を自分で脱ぎ捨てようと考えても、全く脱げません。

所詮、世の中を自分の心身に色々な仮面などを被って、化けて生きていくのが精一杯でしょうけれど、素直になって自分の過去の足取りを読んでみる事が重要です。

「インタ-ネット心理療法」の体験で、世の中を気軽に・・・、大丈夫です。