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2009 年 10 月 20 日 のアーカイブ

<<家族・親子>>親と子(追加編)8

2009 年 10 月 20 日 火曜日

 しっかりと、人間世界を眺めていますと、貧困の国ほど「事件」や「犯罪」は少ないのでは・・と感じます。

勿論、例外は有ります。

貧困のために、衣食住ができなくて、他者の物を略奪したり、略奪したりだけで終わらずに殺人にまで至る場合もあります。

そんな貧困の国で俗世間が混沌として、どうしょうもない程に乱れた国・社会もありますが、そんな国々は例外としておきます。

 

 貧困の国と言っても、開発途上国、或いは、未開地の国々では、人間の心はまだまだ<あまり汚れて>はいません。

(何度も伝えますが、どんな状況にありましても、例外の場合はあります。)。

しかし、未開地では、子供ながらに格別に求める物品は無いです。

素朴な{遊び}をして、毎日を過ごして生きているか、さもなければ、食べるにも精一杯でお腹も満足しない状態で、それでも一日を悲しいとも思わずに生きているでしょう。

親も親で、日々子供のお腹を満たすのに精一杯の生活でしょう。

普通であれば、他者から物品を盗んで殺生をして生きる、なんて考えませんよ。

近所同士で、懸命に生きているでしょう。

 

 国々の状況で確実に違うのは、軍国主義の国々では、幼い時から銃砲などを背負わされて、相手の他者を殺すように教育されている場合もあります。

そんな環境が、一生続く国であればこそ、そんな教育が成り立ちます。

子供達は、幼い時から教育すれば<どんな人間にでも>なるものです。

大人になれば、自由に何をして生きていっても良い国々では、子供達が大人になった時には、必ず、反発心が湧き上がって来て、歪な人間になってしまいます。

強力な教育&教え込みなどをして、大人に成長した時に、もう、自由だよと言ってあげても、手遅れになる場合が多いですし、無理ですね、

どのくらい、早く、自由にしてあげるか、が、問題となるでしょう。

 

 心の成長、人間の人格と言うものは、幼い時から植え込まれた{心}は、そんなに簡単に変わりません。

何度も繰り返しますが、幼い時に随分と勉強が出来ても、大きくなってみれば、二重人格の人間になっていたと言う場合が沢山とあります。

人間って、本当に怖いです。

学問と一般常識が、両方とも十分に育まれる事は、非常に少ないです。

当方は長年月間にわたり、「心理療法」を行ってきましたが、エリ―ト高校を一番で卒業してエリ―ト大学に現役で入学して大学院にまで行った人達で、人間的にはあまりにも、不思議な程に、可笑しい人達が居ます。

「心理療法」の体験が、重要です。