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2009 年 7 月 3 日 のアーカイブ

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(続)3

2009 年 7 月 3 日 金曜日

 人間が此の世に誕生した以上は、誰にも悪口を言われずに、自分の一生涯を終わる事はできないでしょう。

誰かから悪口を言われて死ぬのが、人間の「定め」かもしれません。

「見栄」と「虚栄心」が有ると、言う人が沢山と居ます。

このような人達は、本当は、立派な人ではありません。

こんな意識を抱えている人達は、未熟な人達です。

そんな考え方は、生きるのに邪魔になるから<<その思いは捨ててしまったら>>なんて助言するのですが、誰も皆が<<捨てられない>>と答えます。

 

 「見栄」や「虚栄心」を持つ事が、イコール・・「劣等感」となってしまいます。

「劣等感」は人間の人生を飛躍させるバネになるだろうと言う人も居ますが、このような人は、自分に劣等感が有る事に気づいていない方も居られます。

人生を気楽に生きるためには、「劣等感」なんて本来的に<<人生の飛躍>>にはつながりません。

「劣等感」を捨てるなどと、言っても、本当に捨てられません。

また、大事な事は、「劣等感」を捨てた人は、人生を気楽に生きる事が可能なのです。

言い変えれば、「天」と「地」がひっくり返ったような気持ちで生きられるものです。

 

 相手から、周囲から、自分&自分の事を良く見られたい、などと考えるから「劣等感」になってしまいます。

逆に、相手の立場になって考える事、これが、人生で最大に重要です。

相手の立場になる・・所謂・・「身代わり」ですね。

相手の立場にたって、自分を見る事ができれば、最高でしょう。

殆どの人達が、相手の立場に立たずに、自分の立場から自分勝手に相手を非難・批評している場合が多いです。

批評くらいなら、まだまだ、良い方ですが、非難しては恨んだり嫉妬したりして、逆に、自分が孤独にもなってしまいます。

 

 誰も皆が、親も違うし、生い立ちも違い、現在まで生きて来た間に出会った人達も全部の人達が違います。

現在、眼前に居る人達と全部の考え方が同じだったら良いなんて、考えるとすれば、そちらの方が駄目なのです。

自分と「心」・「性格」・「人格」、などなど、合わなかったら、ゆっくりと相手の立場になって、自分を眺めてみる事なのですね、繰り返して伝えていますが・・・。

皆が、「心」・「人格」などは、違いますから、どうしても、相手の立場になって考える能力は重要です。

重要ですと、言うよりも、人間世界を気楽に生きるのであれば、「身代わり・・」は当然と理解すべきでしょう。

「・・ネット心理療法」の試みで、OKです。