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2009 年 5 月 21 日 のアーカイブ

<<身代わり不可症候群>>身代わり不可症候群(追加編)3

2009 年 5 月 21 日 木曜日

 明確に簡単に説明すれば、「「「相手の立場になって、自分の事を考える事ができない」」」状態です。

自分の事だけを中心に考えて、他者の気持ちを理解してあげる事ができない、そんな性格・人格の人達が時折に見られます。

人間世界を生きるのに、大変ですよ。

他者の悩みや苦しみを、理解できる人となれば自分の悩みは消えていきます。

 

 大変なのは、自己中心的な思考体系であって、この状態を治せないのです。

自分では、治らないし、普通の「心理療法」を受けても治りません。

治す方法は、唯、一つです。

間違った人から、自分に自己改革を習おうとするのが一番に困ります。

注意しておかないと、災いをもたらすような人から教えを受けたのでは、大変で自分の残された人生が無茶苦茶になるでしょう。

本当に難しい、ですよね。

 

 自分の生き方を真実に教えてくれるのは、誰!!!かです。

しかし、当方の「心理療法」の観点から眺めると、悩める人へ{{教え}}、{{助言}}、{{説教}}、{{訓話}}をしてあげても全然と役立たないのが、<<人の心の世界>>のようです。

気持ちの絶不調の{{どん底}}を抱えている人達に、相手の立場も考えてあげて下さい、ね・・・・なんて、伝えても・・・悩める人、或いは、絶好調の気持ちを持っている時にね、・・・・人生のこんな道もあるのだと教えても<<全く無駄>>なのです。

 

 そのような人たちは、自分を常に優先して考えます。

自分の事、自分の「会話」・「行動」・「心」が、常に、他者よりも<<優秀>>でないと耐えられないのです。

勿論、当人は、そんな考え・気持ちを持っているとは気づきません。

 これは、何度、どんなに教えても、彼等には届きません。

不思議な心・性格・人格の持ち主が人間世界には、居るものです。

 {{身代わり}}、{{相手の立場に自分を置き換える}}、{{相手の気持ちを考えてあげる}}、{{相手の立場に自分がなれば、辛い悲しい苦しい、などなど}}、そんな状況を考える事が出来ないし、そんな能力が無い、それさえもしない非常に不正直な心・性格・人格の持ち主}}などが、時折に見られます。

 

 洗練されたプロの心理士であれば、随分と早く気づく、筈なのです。

このような、特殊な人格の人達を良い人格にしてあげるのは、心理療法の世界でも最高に難しいでしょう。

{{身代わり}}、{{身代わり不可}}、{{身代わり不可症候群}}、などと言っても良いですが、悲しい辛い人生を過ごす、そんな自分を理解できない{{人}}のまま、自分の一生を過ごす事になるでしょう。