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2009 年 1 月 29 日 のアーカイブ

<<心の世界>>人間像(2)視点を変えて・・・・人間社会を見る

2009 年 1 月 29 日 木曜日

 人が此の世に生まれて来る事って、真に{不思議}です。

自分以外の人が生まれても、決して不思議ではなかったと思われますよ。

よくよく、考えないと分からないかも知れませんが、普通の人であれば充分に理解出来る筈です。

生まれる予定になっていたのに、親や他者からの心や行為などによって、此の世に出られない場合もあります。

 

 地球上の全世界を観察していますと、先進国や先進途上開発国にては、随分と人間関係や男女関係や家族関係や会社関係や自分の周囲の環境や、はたまた、地球上の生態系までも、念頭に入れながら考える必要が有るでしょう。

私達、人間は、一人一人が運良くかけがいの無い人生を{宿命}を背負って生きる事を余儀なくされます。

宿命を背負って歩くと言っても、人それぞれに、<宿命が違います>ので、誰も子供達が背負う事が出来るか?? この点が重要でしょう。

 

 人間社会では、家族の中で、親は子供達に沢山の心の葛藤を残しながら・・・、残しておいて気づかないまま、時は流れて行きます。

子供達が悩んで苦しんでいても、親は自分の子育てが正しい、悪いのは子供達と考えるのが一般的のようです。

子供達が学校に行くようになって、子供達の誰もが皆、学校に適応していて、友達関係でも先生との関係も仲良くすれば、世の中は少し位は<幸せになる>のですが・・・・・。

 

 昨今の学校の問題は、子供達や教師の間で何か問題が起こると、必ず、他の生徒達が悪いとか、学校の先生が<悪い>とか、子供達の親は<学校の人達>を責めるのです。

現実に、そうだから・・・、当方、長年月の「心理療法」の中から考察していると本当に悲しいですよ。

簡単に、言えば、全ての{異常会話}・{異常行動}・{異常心理}などは、両親と子供達の心の関係が出発点ですね。

 

 当方に、半分ニヤニヤして、何で心の問題を取り上げるのですかなんて、尋ねた医師が居ます。

当方、素直に彼に答えたものです。

 

  「此の世に、自分達を送り出した<自分の親に感謝できる人達>、<自分の親に恩を感じ能力のある人達>では、学校にても、或いは、学校外でも余分な行動は起こさないものです。」

 

 子供達の心の発達と、アイデンティテ―の成長、なども教育者を含めて家族の親達が真摯に{心の世界}を受け入れて、親も教師も<自分の過去の再解釈>、<受け取り直し>をしておくべきですね。

きっと、平和な皆の生活ができあがると考えます。