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2009 年 1 月 のアーカイブ

<<講演>>人間って、孤独??(18)

2009 年 1 月 14 日 水曜日

 86歳~90歳ですね

 この年齢になると、女性も{平均寿命}を通り過ぎています。

心身ともに、健康な人などは居ないでしょう。

一見して、健康に見えても、心身を詳細に調べていくと、大変なほどに壊れていますね。

当人は、認知症を抱えていても、気づいていません。

だから、健康だと思うでしょう。

 

 介護の世界にても、90歳になると殆ど健康だと言える人は見当たらないと、感じています。

何処か、心身の病気を抱えながら、医療や、また、介護の世話を受けて生活している人達が多いです。

勿論、例外は有りますよ。

何とか、それなりに、あまり人の手を借りずに、頑張っている人達もいるでしょうが、健康な人達の数は少ないですよ。

 

 人間の寿命も、「天命」ですよね。

「寿命」そのものが、遺伝子に組み込まれていますからね。

勿論、人によっては、体の検査をしながら早期に自分の癌を発見してもらって、手術などしながら抗癌剤や照射療法などで、命の難関を乗り越えている人達もいます。

手術や癌の治療や糖尿病や、その他の病気の治療を受けながら、自分の命をつないで生きている人達も居ます。

 

 高齢者になって来ると、誰かに頼りたくても、誰にも頼る人が居ない場合もあります。

結婚もせず、子供達も居なくて、唯、唯、ひたすらに自分の人生の目的を生きて来た積もりですが、自分が高齢者になって気づく事も沢山と有る筈です。

自分の人生は、こんな予定では無かったと言えども、誰も知ってくれません。

例え、配偶者があったとしても、「死に別れ」で孤独になっている年齢ですからね。

現代社会では、子供達も一緒に住んでいる場合が多いです。

子供達が、一緒に住んでいたとしても、高齢者のお世話をするのは大変でしょう。

また、現実には、出来ませんね。

 

 施設に入っても、一日二十四時間も、傍に居て自分のお世話と相手をしてくれる、そんな場所は何処にも有りません。

仮に、二十四時間も傍に居てくれても、認知症であっても自分の好みの人でない場合もありますでしょう。

施設であれば、お金もかかります。

一方で、自宅に住んでいても、周りからの援護が必要で、これも金銭がかかります。

人間、誰も、全く無料で奉仕してくれる事はありません。

<<講演>>人間って、孤独??(17)

2009 年 1 月 13 日 火曜日

 81歳~85歳で見てみましょう・・・。
女性の平均寿命に近づいています。

男性では、ここまで生きるなんて、運が良くないと、人生は終わりに なっていることが多いいですね。

 

 此の世を去って、魂は何処へ、ですね。

でも、人間死んだら、何も残りません。

一生懸命に、あくせく働いて<<貯めたお金>>も、<<名誉>>も、<<地位>>も、全てが終わりですね。

此の世に置き去って、別の世界に旅立つのですから。

旅立った先の世界には、何も有りません。

 

 例えば、85歳の人が一人でお客さんを相手に、商売なんか出来ないでしょう。

一人で自宅に住むだけで、大変な筈です。

衣・食・住など、掃除・洗濯・炊事なども一人では充分に出来ません。

昨今では、子供達とも別々に住んでいたり、子供達は遠くに仕事で行って帰らなかったりですね。

互いの配偶者もそろそろ別々に「生き別れ」「死に別れ」などですよ。

「生き別れ」と言うのは、片方が施設に入ったりで、一緒に住めない訳です。

 

 {老老介護}などとも言われて、お年寄りがお年寄りの介護をしなければならない状況になってきます。

格別に、自宅で{老老介護}なんて口では言っても、そんなに簡単に心身とも不自由な人達が心身不自由の配偶者の世話は出来ませんよ。

孤独になりますよ。

最初は、一生懸命に頑張ってお世話しようと、思うのですが、とても、最後まで人間の気持ちは長続きしませんね。

疲れますよ。

孤独に、なります。

 

 高齢者になってからも、人生を随分と長く生きて来た筈なのですが、この年齢になっても{心の迷い}は出ます。

{人生って、何だろう}と、お世話しながら、疲れ果ててしまいます。

疲れるが故に、「孤独」になります。

夫婦が、どんなに愛し合っていても、あまりにも長期の配偶者のお世話は、困難ですよ。

はたまた、働かない、働いていないで、療養費が幾らかかるのか、また、本人の年金収入などは・・・、色々な条件も重なって来ます。

人間って、孤独ですよ、だから、誰かから優しい声をかけてもらいたいものです。

優しい暖かい声を、周囲から頂いて、何とか生きる事が出来ますね。

<<講演>>人間って、孤独??(16)

2009 年 1 月 10 日 土曜日

 76歳~80歳にもなると、本当に一人では生きるなんて困難となって来ます。

この年齢では、認知症になっている人達も結構と見受けられます。

ですが、考える事、行なう事、まだまだ、心がしっかりとしている人達も居ます。

 

 もう、この年齢になると、人間社会の第一線で人間の集団の中で仕事をする人達は、少ないでしょう。

ケ―スによっては、陶芸家とか画家とか、芸術家によっては、まだまだ、一人でも出来る仕事だから、行なっている人達は居ますね。

芸術家は、芸術家で一生懸命に自分の心を作品に打ち込んでいますね。

でもね、少し迷ってしまえば、直ぐに、認知症になっていきます。

 

 80歳にもなれば、このくらいの高齢者になれば、一年一年と心身の状況も変化してきます。

体だけでも、数日間も寝転がっていますと、もう、自分の体は動かなくなりますよ。

廃用症候群などと言って、医療の世界では常に注意して介護にもあたっています。

介護現場でも、非常に用心していますよね。

 

 80歳にもなって、自分一人で自宅に住んで暮らしが出来る場合では、遺伝子的にも恵まれていると、当方は思います。

当人の生活スタイルにも、関係しますが、随分と病気を患いながら、生きている人達も居ます。

一人住まいの人達で、人間が嫌い、他人が嫌い、だから、自分は一人で過ごすのだと、考えている人達も案外と多いですね。

意外と、運が良くて、大きな病気に罹らないでいる変わった人<変人>が、元気で居られる場合も、しばしばと、見ております。

どんなに優しく、他人に親切で、誰にも好かれる人達でも、運が悪いと、早く<<此の世から去って>>いく場合もありますからね。

 

 高齢者になって、病気になったり、足腰が弱くなったりすると、誰かのお世話になる。そう、昨今では、介護施設とか福祉の世界で色々な介助や援助など、援護システムが出来上がっています。

誰かから、優しくお世話を受けるとありがたいものです。

少しは、お金もかかりますが・・。

でも、他人とも付き合わずに孤独に生きて来た人達は、高齢で心身が弱っても、側から援助しようと、周囲の人達が思っても<<拒絶する人達>>が居ますから、時には、大変ですね。

場合によっては、家族でバラバラになってしまう場合もあるでしょう。

人生とは、を!!! 悟っておかないとですね。

<<講演>>人間って、孤独??(15)

2009 年 1 月 8 日 木曜日
 71歳~75歳ですね。
最早、男性では、「終末期」ですね。
勿論、例外もあります。
男性で、100歳にまで生きているのは、不思議なくらいです。
男性寿命の平均年齢は、{78歳}になっていますよね。
人間、最後は、何らかの病気を抱えながら、残された生活を送っています。
全てが、健康で健全で生きるなんて、出来ませんよ。

 

 女性は、もう少し平均寿命が長くて{88歳}くらいですから、男性の{平均寿命}と比較して10年も長生きすると、言っても良いですね。
まあ、ここでは、女性の話は、後回しにしましょう。
男性が病気になって、自宅療養するか、或いは、病院に入院か施設に入所かなどともなります。
その時には、病気をした当人が、金銭的に裕福か貧乏であるかによっては、残る家族の世話の問題にも関わってきます。
 

 また、子供達が小さい時の親の育てたかにも関わってきます。

 子供の{生い立ち}にもよって、親が年老いて動けなくなった場合での、看取り方も違って来ます。
子供達の心が<<大人になっている>>か、心の中は<<子供のまま>>か、そんな子供達の心の状況によって、親が病気になった時には、親と子のとりなす人生模様も、色とりどりとなって現れて来るでありましょう。
自分の子供が居ない人、自分の子供が居ても、世間で言うところの<<まともに育たなかった子供>>、勉強だけはしたが、親に対して<<心の底=潜在意識や無意識>>では不満を抱えている子供達、勉強はしたが顕在意識で<<親に不満>>を抱えている子供達、そんな子供達によって、親への世話が全く異なってきます。

 

 この年齢では、本当に<<癌年齢の真っ盛り>>ですからね。
糖尿病、各種の癌や悪性疾患、高血圧、脳血管障害、認知症、心臓病、呼吸器障害、各種器官の動脈性硬化症、様々な病気が出て来る。
女性でも男性でも、この年齢で<<認知症>>の人達も見られますよ。
勿論、この年齢で元気な人達も居ますし、まだまだ、社長業で仕事をしている人も居ますね。
唯、自分の周りからは、友達も少しずつ減って行きます。 

 

 元気に生活している人達でも、心の底では、意識しようと意識すまいと、無意識的には「死」が付き纏う事で、それなりに<<孤独感も感じる>>日々が来ております。
心の底の孤独感を感じていても、当人に聞いてみれば、自分の孤独感に気づかず、そんな気持ちは全くないと、自己主張する人が多いです。