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2008 年 12 月 16 日 のアーカイブ

<<講演>>人間って、孤独?? (9)

2008 年 12 月 16 日 火曜日

 40歳前になると、もっともっと、人の心も変わってきます。

 自分の子供達も、成長してきます。

子供達も、自我が一層と成長して自分の判断力もついて来ます。

親を拒絶する気持ち、妥協する気持ち、共感する気持ち、受容する気持ち、随分と親を観察する気持ちが上手になって来ます。

 

 自分達、親は、親で、自分の子供を、何時までも、子供、子供、などと考えて接触しています。

会社での出世コ―ス、出世するかしないか、次第に分かる年齢にもなります。

会社での人間関係、相手と眼に見えない出世競争、同僚や上司との心の確執があります。

そんな状況で、心が落ち込むか、上昇気分で仕事を充分にこなしていけるか、ですね。

 

 一方で、家族の方では、早い家族では、子供の結婚とかもあります。

子供の結婚についても、親の賛成か反対か、などで大変な時期でもあります。

子供の結婚でさえ、両親の意見が分かれる場合もありますよ。

また、結婚した子供達が、親の元から遠隔地へ離れるか、親元の近くに住むか、どうかなどもあります。

どちらが、良いとも確定出来ません。

孫が出来ると言えば、親が40歳を過ぎてからの方が、多いでしょう。

子供が結婚しなくても、男女関係の<<縺れ>>などで、親も子供達も両者が一緒に悩んだり、子供達のみが悩んだりと、色々と悲しい事柄も起こり得ます。

 

 子育てで、子供が優秀な成績で学校を卒業したり、それでも、優秀な学校に入っても駄目で{引きこもり}の子供達になる場合もあります。

まだ、勉強したいなどと、言ってから大学院に行く場合もあります。

ところが、そんなに多いケ―スではありませんが、社会で働くのが怖いために、社会に出るのを先延ばしさせたいために、大学院へ行くケ―スも時折ですが、現実に見られます。

子供達の心って、凄いですよ。

一般の大人が、気づかないような心を抱えていますからね。

 

 家族の生活で、何時までも両親が仲良く過ごしていれば、子供達にもストレスは少ないでしょうが、親の心が<<縺れ>>ていると、子供達の心は非常に脆い人、心の弱い子供達で育ちます。

男性も女性も、それぞれに{生い立ち}が違いながら一緒に一つ屋根の下で過ごすのですから、大変でしょう。

ストレスでは、「結婚」は、最大のストレスになると言う位ですよ。

結婚した時は良いのですが、一つ屋根の下に住むと{{恋心}}は消え失せて行きます。

そう、二人が長い間、一緒に住むなんて大変で、歳月が長引いて行きますと、惰性で一緒に住むって場合もありますから、注意が重要です。

子供達は、よく、親の会話や行動や心を見ています。