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2008 年 9 月 9 日 のアーカイブ

<<心の世界>>不思議な人達 2

2008 年 9 月 9 日 火曜日

 病院へ通院している患者さんの6~7割は、心の病気が関連しているようです。

この事については、既に20年以上も前から医療の世界でも言われているのです。

 ですが、現実の医療の世界で、患者さんの治療に対して、<心のケア>がなされておりません。

これは、医療、そして、医師の心の問題でもあります。

一方で、患者さんの問題として、心の話をする医師達を遠ざけ、むしろ、治療や心のケアなどから離れようとする<心・心理>が動いているようです。

所詮、医療の世界では、患者さんの心や、格別に心の葛藤には<癒しを与えてあげる>

ケアがなされる方向へは向かわないでしょう。

この事については、本当に<嘆かわしい>状況のようにも感じています。

 

 最も、大変なのは、患者さん自身が<自分の心に触れられたくない>、そんな気持ちが沢山とあることなのです。

自分の心の秘密、劣等感、不満、不安、見栄、虚栄心、悔しさ、妬み、嫉妬、立腹、恨み、などなどの感情、心を持っているのが、無意識的にでも分かるようです。

先述しましたが、自分の心に全くと微塵も気づかない人達も、たまに見られます。

 自分で抱えている心、そんな心から解放されるためには、自分の心・気持ちを素直に伝えてみる事なのです。

でも、地球上では、どの国でも、人間の本性は同じなのでしょうかね・・・。

色々な宗教も沢山とあるし、場合によっては、民族が違えば多少は<心の告白>にも微妙な違いはあるでしょう。

どちらかと言えば、日本人は<心の閉鎖性>を持って生きる民族なのでしょうか・・・。

 

 悲しいですよ、辛いですよ、本当に患者さんの病気を治す、心の苦しみや悲しみを取り除いて人生を気楽に生きられるようにしてあげようと思っても難しいです。

耳を傾けて聞いて{心理療法}なども実践したり、体験してみるべきなのです。

但し、当方は、医師&心理士ですから、<変な怪しげな会話や行動>などは致しません。

そうでないと、医師の免許や心理士の免許も剥奪されます。

だが、真実には、医師の世界では、どの病医院にても、心の告白と拘る心からの開放につながるような「心理療法」は、なされておりませんね。

 

 人間というか、人の一番の弱点は、{心}でしょう。

人は、ともすれば、人間世界・人間社会を生きるのに自分の{本音}を隠さなければならない時もあります。

その{本音}の心を、充分に自分の心深く動揺せずに隠しておられるか、どうかでもあります。

 難しい表現になりましたが、{心の世界}は、大変に難しい世界ですから、どうぞ、みなさんが一度でも「心理療法」を体験すれば理解できるし、それほどに、賢く偉くなれる、と言う事ですが、間違いありませんね。

 

 心の世界、心と体の関連を理解すると、人生は楽しいですよ。