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2008 年 7 月 30 日 のアーカイブ

<<心の世界>>36の質問 (35)

2008 年 7 月 30 日 水曜日

  沢山の説明が、よく分かりました。

「四苦八苦」って言葉が、立派に有るのですが、知りませんでした。

深い深い意味が、有りました。

ついでに、「無我」とか、言いますよね。

説明を、お願いできますか・・・・???。

難しい言葉も、聞いてみたいです。

 

{お答え}

 「無我」って、人は、よくこの言葉を使いますが、本当の<<意味は理解できていませんから>>ね。

分かり易いのは、こんな説明もあります。

 

 自分は、あるいは、自分の心は、常に、周りから<<操られて>いると、思っても良いです。

家族の中で、集団の中で、会社の中で、常に、誰かの思いや意思によって、自分の{会話}や{行動}や{心}が自分の意思や心でなくて、周りのそれらから動かされていると、言うのです。

人間、一人では、此の世を生きる事は、出来ません。

誰かと一緒でないと、人生はありません。

生まれて来るのも、一人で自分の{意志}や{思い}や{希望}で生まれた訳ではありませんからね。

誕生は、両親の<<因縁>>で生まれて来たのですよ。

 

 もう一つは、自分自身を、自分の眼を遠くにおいて、例えば、イメ―ジですけどね、眼を月に置く、星に置く、もっと離して宇宙にまで持って行き、そこから、自分を眺めてみるのです。

きっと、小さな自分自身が見えてきます。

いや、自分が見えないかもしれません。

そんな、小さな自分になってしまいますから、自分が無いと言っても、良いでしょう。

本当に、遠くから見ると、自分が見えません。

だから、私は無いですよ、それで、「無我」になってしまいます。

 

 本当の意味は、自分の「生」を「滅」と悟った時ですね。

自分の体で、自分の「滅」を悟るのです。

これは、「無常観」と言いますが、「無常観」を悟ると、{{神秘体験}}を体験するでしょう。

拘るものから、案外と<<執着心>>が離れるものです。

拘らなければ、人の悩みはありませんからね。

どうしてって、そうですよ。

人間って、マイナスの感情で拘ると、どうしても悩みは増えるだけです。

 

 自分の心の動きを、しっかりと眺めて下さい。