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2008 年 6 月 25 日 のアーカイブ

<<心の世界>>36の質問 (20)

2008 年 6 月 25 日 水曜日

  そんなに{過去の心}が大切なのでしょうか。

 私には、考えられません。

 でも、体験してみないと、理解できないのでしょうね。

 そうか、私も体験してみるべきなのですね。

 悲しい事や辛い出来事が見えてくるかも知れませんね。

 

{お答え}

 そうです、その通りです。

何事も、体験が重要ですが、心の世界を理解するには{絶対に、体験}が重要です。

その{体験}がない限り、自称、他称のこと、私は<偉い>、<賢い>などと思っている人達も<真実の自分の心>については理解できないでしょう。

 

 人生にとって、一番に大切なもの、それは、心なのです。

会話とか、行動とか、人間には、誰にもあるものです。

人間は、{会話}、{行動}、{心}、この三つしかないのです。

その中でも、一番に中心になるのが、{心}なのです。

{心}が、{会話}と{行動}を操っていますので、当然{心}が最大に重要なのです。

 

人生を楽しく生きるか悲しく嘆いて生きるかは、その人の心次第です。

幸福を感じる能力を、持っているか、持っていないか、自分の心を見つめれば、直ぐに、分かる筈ですからね。

今が、現在が、本当に幸せ、楽しい、嬉しい、などと感じても、自分の過去の中の心について{固着}――――→自分の過去の心の中で解決されていない心の{葛藤}を持っている人達は、真実なる「心の幸せ」を持てないのではないかと考えます。

幸せらしき気持ちを持っても、真実には、少し違っているでしょう。

そんな気持ちや心も、後々で、少しくらい気づいて来るかもしれません。

 

 {青い鳥}は、自分の心の中にしか居ません。

多くの人達は、{青い鳥}を、自分の心と体の外側に追い求めて、生きています。

そして、絶えず、捜して歩いています、いや、走っているのかも知れません。

自分の外側に向かって、{青い鳥}を探索している間は、まだまだ、人間世界を生きるのに<苦労を感じて>いる事でしょう。

だが、そんな心、人間の心を、沢山の人達が気づいていません。

 

 確かに、人間は誰もが現在と未来について眼を向けています。

何か良い事ないだろうかって、考えて生きていますよ。

皆が皆、何故に<悩むのだろう>、どうして<悲しいのだろう>、人間って<何を考えて生きてるのだろう>、などと考え始めると、立派ですけれどね。

そう、考え始めると、心の{再生}、{回向}、{新生}へと、心底と心の反転を得るチャンスが来る可能性が高くなります。

 

 自分の過去の心を、把握しておく事ですよ。