先生は、人間世界は、全てが、心で成り立っているって説明しているようです。何故、そのように思われますか。
{お答え}
そう、先ずは、自分の誕生から考えても良いです。
実際に、誕生前から、極論にまで遡ると、遺伝子にまで遡ります。
ですが、遺伝子まで遡っても、人は遺伝子の時代に<何を考えていましたか>と、問われても思い出しません。
そんなもので、誰が考えても回想するのに不可能な時期の話は、具体的に説明できませんから、その話は、少し置いておきましょう。
母親の胎内に居る時から、呼吸とか脈拍とか血圧などの影響を受けるのは、当然だと思われます。
所謂、胎教とも、言われています。
こんな事と、言わないで下さい。
胎児も成長するにつれて、胎内では親の影響を受けるものです。
親が、神経質であれば、当然に、胎内の子供にも間接的に、影響を受けます。
面白いと言うか、大変だと言う方が、間違いありません。
{宿命}ですよ。
体質、素因、体の脆弱さ、心の脆弱さ、などなども、ある程度は先天的に如何ともできない、どうしようもない場合もあるでしょうが・・・・・。
これも、親の因縁ですよね。
その親も、自分の親の因縁を担いでいます。
何処の場所、何処の接点で心の<因縁を断ち切る>かです。
でも、普通の人達には、なかなか心の世界、心のカラクリの世界を見つめる気持ちが有りません。
人って、目先の事ばかり考えて、自分にとって都合の良い事ばかりを考えるものです。
毎日、毎日、1分、1秒、いや、瞬時に<人の心>は動いています。
会話も行動も、瞬時に<心に操られて>、同じように瞬時に動いています。
何時も言っています。
三つしかありません。
全ての人には、「身」・「口」・「意」、この三つしかないのです。
「身」・「口」・「意」と言いますが、「意」が一番下にあって、その上の両側に「身」と「口」があるのだと伝えておきます。
人間の世界は、全てが、人の心によって操作されています。
人は、より良く自分の人生を生きるために、自分の心を知るべきです。
そして、他者の心が見えるようになると、更に、人間世界での居心地も良くなっていきます。
この世界、地上の世界で、生きる以上は、心、心、なのです。