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2008 年 3 月 29 日 のアーカイブ

<<うつ病>>うつ病者の社会復帰(11)

2008 年 3 月 29 日 土曜日

 {うつ病者}ですね、うつ病症状の軽い人では、一人の「内観」で充分です。

「内観」がどんなに素晴らしい心理療法だと思っても、自殺念慮のある{うつ病者}は、一人で「内観」ではなくて、家族の誰かが一緒に同じ体験をするべきで、「同時内観」が大切です。

誰かが、「同時内観」をしてくれれば、孤独感は随分と癒されます。

また、自分の気持ちを理解してくれる人が居るのかとも、思いますから気持ちも楽になります。

 

 ケースバイケースですが、親が生きていれば、<配偶者よりも、うつ病者の親を優先して、同時家族内観ですね・・・>、親が居なければ<配偶者が一緒に体験する・・・>、

自殺念慮の無い{うつ病者}は、一人内観を受ければ良いでしょう。

重要な事がありますが、親が{うつ病者}で一人内観するのが臆病すぎる場合では、息子か娘が一緒に「家族内観」ですね・・・・・。

更に、親が既に死亡していたりなどで、居なくて、兄弟姉妹のみの場合では、兄弟姉妹の誰かが協力して「家族内観」が出来れば良いですね。

 

 人間は誰しも、一度だけも、{「内観」}を体験しておかれると、素晴らしい人生になると信じております。

しかし、例外もあります。

人格未熟で、人格障害のある人達は、幾度か「内観」を繰り返さないと、自分の心を確立できない人達も居ます。

その理由は、自分の現在の意識=心と、自分の過去の意識=心を、切り離して人生を生きている人達が居ます。

彼等は、現在を生きるのにも<苦労>をしています。

そして、時には、<苦労を感じ>ながら、<苦労を感じて>いないとさえ思っていますから、そんな人達は大変ですよ。

 

 人間社会って、こんなもの、誰も皆は賢くはないよ!!!って、感じて、私は生きながら{涅槃の世界}に居ながら、生身の生活をしております。

生身の生活も、楽しいものです。

直ぐに、{滅}の時が来る事も念頭に入れながらの日々、それでも人生は楽しいですよ。

 

 以前に、某大学の心理学教室の教授と話をしていた事がありますが、やはり、「無常観」の話にまで至ると、自分も理解できないです、と答えられましたので、そんな話については即座に中止したのを記憶しています。

 

 自分の「会話」と「行動」と「心」を知っておくべきです。