少しですが、現実の出来事を話します。
極、最近ですが、精神科医に罹ったまま長期に休んでいた人達が居られました。
<うつ病>の既往歴もあり長期間にわたり休職もされた事があったようです。
そして、また、うつ病で休養治療と自宅安静です。
二人は、某会社の職員ですが、上役からの勧めで当方に来院されました。
彼らに「内観」を勧められた人が、偉かったですね。
精神科医にて、薬を服用したままで自宅にて安静していたのですが、当方に行って「内観」を受けると、精神科医に話をされたようです。
二人とも、うつ病者が「内観」をすると、フラッシュバックするので、内観はしない方が良いと言われた、と言っていました。
フラッシュバックって、過去の嫌な嫌いな出来事を思い出したりで、自分の今の心がより壊れてパニックになると言うのです。
「うつ病者」は、「内観」をしてはいけないと言うのです。
だが、二人とも、某精神科医ではフラッシュバックと言われたが、自分達は「内観」をしなければいけなかったのだと、自分について納得されていました。
「内観」をしなかったら、自分たちの将来は一体にどうなっていたのだろうと言われていました。
それは、そうでしょう。
自分の心を、知っていないからハンドルが取れないだけですから。
「内観」をされて、自分の心を知ってから、人間社会の諸々の出来事までを納得できるようになったようです。
現在は、二人とも就労しています。
もう一人は、40歳くらいですが、うつ病の既往歴は無いのですが、悩み苦しみ自殺寸前までになっていました。
自分一人で7泊8日の集中内観だけで、元気になって働いておられます。
悩み苦しむ、心の病気になった時に、如何に<悩み苦しみの世界から這い上がって来る>かですよ。
自分一人で、長期間にわたり苦しんでも<暗い心の霧は晴れません>ね。
心の世界を随分と勉強しないと、何故に「内観」をしたら心安らかになるのか、それは理解出来ないでしょう。
{内観療法}などを、受けるか、受けないか、どの道をクライアントが選ぶかは、職場にて、<上下関係が明確>な職場ほど、上役の援助と指示で・・・悩める部下の職員は言われた通りの行動をする事が多いです。
{人の心}について、上役がどのくらい理解しているかでも違います。
上司が、しっかりと<心の世界>を勉強しておいて欲しいと考えます。