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2008 年 3 月 5 日 のアーカイブ

<<心の世界>>大切な事(心・人格)7

2008 年 3 月 5 日 水曜日

 片親から育てられる場合ですが、色々と沢山の状況が有りますよ。

 

 先述したように、残された片親の育て方次第でもあります。

片方の母親か、父親か、また、片親は居るが、他者が子育てに関わって来るかですね。

それも、全ての場合で、誰も子育てに関して、決まったル―ルは有りません。

「親の因果が、子に報う」のように、子育てに関わる人達の心・性格・人格が皆違うので、色々な子供達、そして、色々な大人達が出てきます。

片親が居ても、先述しましたが、母親か、父親か、ですね。

それによっては、マザコンとか、ファザコンとか、色々様々にコンプレックスも形成されます。

片親が居ても、生きているだけで、子供には姿が見えない事もあるでしょう。

親の姿が見えずに、兄弟姉妹、或いは、祖母や祖父や、親戚の人達に預けられる場合もあります。

 

 親が居るのに、養子に出される場合もあります。

 また、養子に出されても、年齢が幾つの時かで、様々に養子に出された子供達の心の底に{葛藤}が残って来るかです。

表面上は穏やかな心に見えても、心の底には随分と葛藤を積み残しているものです。

心の表面と奥底の心、建前と本音と言いますが、人間は可能であれば <自分の本音と建前を知っている>事が、非常に重要なのです。

 

 簡単に、養子と言っても、本当に何歳で養子に行ったのか、他人の力で養子に出されたのか、自分の意志もしっかりと踏んでいたのかですね。

この考え方は、非常に重要ですが、当人は気づかない事が多いでしょう。

 同じ養子に行っても、養子に出された家というか場所というか、環境に大きな違いがあります。

その養子に出された場所で、どれほど大きく命を燃やして生きられるか、でもあります。

その出された養子先で、自分の命を環境と状況に応じて命を燃焼できるかでしょう。

養子に行った先で、社会的に見ても大きな仕事や役割をこなしている人達もおられます。

だが、人生で一度でも、躓(つまず)いたら、迷いの人生から脱出するのに苦労します。

 

 しっかりと自分の生い立ちから~自分の現在までの心を、探索しておくのが必要です。

自分の心の底ですね、分かり易い言葉で表現すれば、{建前}と{本音}の心の世界です。

人は、自分の{建前}と{本音}の世界を充分に理解しながら人生を生きる事が、非常に大切です。

これが、出来れば、自分の心を常に操作できる筈ですが・・・。

人間に生まれて来た以上は、どのような人の集団や環境に投げ込まれても、適応して生きるべきでしょう。

 

 真実なる自分・自己を知る「心理療法」の体験が重要です。