前述で、人対人、人対環境、などの話もしてきました。
全く、それが出来れば、もはや、何も言う事はありません。
しかし、人の一生ですね、誕生から~少しずつ心身ともに成長します。
やがて、歳月を重ねながら、大人になり、年齢を重ねて年老いて、此の世から<姿を消して>行きます。
ただ、此の世にて生きている間、生活をしている間ですね、何も悩みを持たないで人生を生きる、人間社会で楽しんで生きるのが、可能であれば最高でしょう。
とは言え、人間は誰しも欲望を沢山と抱えているのが普通です。
{人生とは、何か??}を悟って生きている人達は、何も悩みは無い筈です。
この事は、本当の事実ですが、人生を<悟った人>でないと分かりません。
時折、当方が、人生を楽しく悩まないで生きる、楽しい・嬉しい・爽やかな・安らぎ・憩いの人生が持てるのだと、説明していますとね、ある人達が当方に言われます。
人間は、人生を生きるのに<悩みなんて無くならない>よって、そんな難しい事は、人間には不可能だと自己主張する人達も、時折、居られます。
所謂、人間は{煩悩}を持っていますよね。
あれが欲しい、これが欲しい、などと自分の好みの物に限りなく欲望を示します。
欲しい物が手に入らないと、自分が悲しいとか辛いとか、悩み事を言いますね。
そんな悩み事をブツブツと言う人の傍らにいる人達は、悩み事を聞いていると、誰も嬉しくはありませんし、本当に面白くないですよ。
悩み事を抱えている人達は、自分の欲望、ここでは、{煩悩}と言っても良いです。
煩悩が多い人達は、100%悩みます。
煩悩の多い人達も、自分の力量とか実力とかに気づいている人達は立派です。
煩悩で生きていても、適当に自分の煩悩をセ―ブして、その場、その場にて、自分の考え方(煩悩と言っておく)を切り替えられる人でありますから、本当に立派ですね。
楽しい嬉しい事柄には、積極的に自分の心で<拘って>も良いですよ。
悩みませんものね。
だが、悲しい事に、人は楽しい事や嬉しい事だけを継続していますと、必ず、苦しみます。
一般的には、人が皆が、悲しい事や苦しい事や辛い事柄には、その悩みをコントロ―ルしたいと考えますし、一方で<悩む事柄を考えたくない>と努力します。
なかには、自分の心で悩みながら苦しみながら、それでも、質問すると、<私には、何も悩みは無い>と答えるほどの、{自分の心}に鈍感な人が居ます。
面白いのは、と言えば大変ですが、悩みや苦しみから逃げたい・避けたい、などと考えても、人はそんな心の{蟻地獄}から、簡単には抜け出せないものです。
人の世の中、そんな蟻地獄の中で苦しんでいる状態ですね。
{心の世界}って大変なものですが、人間世界を<どう感じるか>だけが分岐点です。