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2007 年 10 月 のアーカイブ

<<心の世界>>{うつ病}(7)

2007 年 10 月 25 日 木曜日

 先述しましたが、<悩まない人>になるだけ、それだけで充分でしょう。

 <悩まない人>は絶対に{うつ病}には、ならないと言っても良いです。

 

 {悩み・苦しみ}が先か、{大脳の神経内分泌の変化}が先か、うつ病者では、どちらが先に変化が有るのでしょう。

誰でも、理解できると思います。

 ですが、人は、悩んでいても<悩んでいない>と言う人達も見られます。

当方から見れば、常識的にも考えられないのですが、こうした現実は沢山とあります。

悩んで苦しんで、不安とか恐怖とか抱えている時に、その心の建前と本音を時折ですが、教えて伝えてあげることもあります。

 でも、人の心の現実を正確に教えてあげても、教えてあげた人と教えてもらった人との人間関係が上手くいくかと言えば、決して、人と人の関係は良好にはならないですね。

自分の心を丁寧に几帳面に詳しく教えてもらっても、残念なことに伝わらないのです。

 

 それは、何故かです、ね。

教えて伝えてもらっても、立腹さえします。悲しい事です。

当の本人が、ある程度、自分の心の下層にある心に気づいていれば良いのですが、そうでないと、当人の底辺に有る心を教えても、立腹さえしても、感謝をされる事はない・・。

 学問的に言えばですね、

顕在意識~潜在意識~無意識の心など、本人がそんな知識を持っているだけでも違うのですが・・・勉強しないし・・勉強しようとしません・・・・。

 多くの人達は、お金儲けなど、或いは、地位とか名声を追い求めていながら、自分の生い立ちの心が、自分の現在の会話と行動と心を動かしていることを気づいていません。

気づいていないのに、教えられても理解できないところが、悲しい現実、ですね。

 それが、人の心というか意識のレベルなのですね。

 

 人生を生きる、人間社会で自分を活かす、そのためには、自分の浅い心と深い心、易しく言えば、本音と建前を自分の脳裏に焼き付けておく事なのです。

誰でもが、世の中を生きていくには、人の心への教育が大事にされるべきです。

無意識と潜在意識と顕在意識の心を、自分で<答え>を出しておき、眼前の如何なる人達や環境、又、状況にも対応できる能力を養っておくべきなのです。

 

 あの人が嫌い、あんな事は嫌い、嫌い嫌いと言っても、此の世の中を渡れません。

どんな事柄が自分に押し寄せても、自分の力量でもって、対応して解決すべきでしょう。

 でも、人間って、自分で出来る事については、極僅かですから、自分以外の人、他人に依存してお願いしなければ、生きる事が無理な場合が沢山とあります。

 時には、思い切って他者に{依存}する勇気、又、{拒絶}されれば、相手にも色々な理由が有るので、場合によっては、また、別の人に{依存}するのが必要な場合もあります。

ある程度の切磋琢磨が有って、初めて他者も自分を認めてくれるものです。

 

 今まで歩いて来た自分の過去を点検するだけで、自分の実力&力量は大きくなります。

 

 過去の心を回想して、自分の心を磨いておけば良いです。自分の心の操作次第です。

 

  「インターネット心理療法」を受ければ、大丈夫です。

<<心の世界>>{うつ病}(6)

2007 年 10 月 22 日 月曜日

 今回は、また、繰り返しになりますが、前回と同じようにお話をしてみます。

 

 人が、悩み・苦しむ、或いは、神経症、うつ病、その他、どういう状況であれ、突き詰めて考えると、心理的に、肉体的にも、ですね、マイナスの状況に置かれた時に、

 {再生}、{新生}の方向性に入っていかないと、大変でしょう。

 

折角、人生を生きるのであれば、矢張り、楽しく、喜んで、人生を過ごしたいものです。

悲しみ、喜び、即ち、人の{喜}・{怒}・{哀}・{楽}などなど、どういう形で人の心と体の中にインプットされて行くかです。

 

その経路は、ですね・・・・、

  目、耳、鼻、舌、身、意識、などと言われて、五官六官とも言うものです。

 

1.先ず、人は、目から眼前を見ます。

これは、美しいとか、汚れているとか、とにかく眼前の者、物を見て認識して判断する。

自分の好みの対象であれば、人は自分の方へ取り入れようとする。嫌いな対象であれば、自分から排除しようとします。

 

2.耳です、ね。耳で色々なもの音など聞きます。

自分の好きな音には、人は喜びます。嫌いな音であれば、自分にとって雑音となり邪魔になります。そういう雑音であれば、その音から避けようとします。

 

3.鼻です、ね。鼻で臭いを利き分けます。

嫌な臭いですね、不快な臭いからは遠ざかる傾向があります、それが一時的にでも我慢すれば、後で、自分に利益が得られる事が分かっていれば、勿論、その臭いにも耐えようとしますが・・・。自分の好みの臭いであれば、勿論、自分の手元に近づけたいですね。

 

4.舌です、ね。舌で、味わいます。

自分の好みの味には、人は敏感に反応して喜んでいます。自分の嫌いな味には、先述したように、余程の後で良い事が待っていれば、我慢して味わいます・・・。

ケースバイケースですね。何事においても、そうだと思われます。

 

5.身です、ね。触覚と、言った方が、分かり易いかも知れません。

人は、身、即ち、自分の肌と言っても良いですが・・・肌以外にも内臓や消化管など、脳内の変化などにも、違和感や快感など、感じたりします。

肌や自分の体で、格別に、心地よく感じる者、物には、矢張り、近づきたいですね。

触れて気持ち悪いものなどからは、離れたいでしょう。

例えば、{風が吹く・・・}、これも心地良い風などもありますし、必ず、直接に触れなくても、間接的にでも、識別できる場合が沢山とあります。

 

6.意識です、ね。

上記の5つに意識が働いていないと、善悪の何事も判断できないし、認識もできません。こんな経路を通って、人は、喜怒哀楽を識別します。

<<心の世界>>{うつ病}(5)

2007 年 10 月 17 日 水曜日

 人は、知識とか知恵などにしても、何処から、それを取り入れるか、でしょう。

 

1.目から見て、学ぶとか、色々なもの、こと、などですね。

2.耳から、学ぶとか、聞いてからですね。

3.鼻からは、臭いなどを、学びます、臭いが好きとか嫌いとか、ですね。

4.舌から、学ぶものもあります、甘いとか、辛いとか、すっぱい、とかなどですね。

5.身、即ち、触覚ですね、これから、また、色々なものを、学びます、気持ちが良いとか、悪いとか、ですね。

6.上記、今述べたような、五官が有っても、心というか意識が作用していないと、全て何も認識できません。

 

 そこで、人生を勉強するのも、全て、人は、五官六官で区別しながら生きています。

でも、現在の自分の有り方、生き様などを客観的に知る事が大事です。

今の五官六官を点検するべきです。

[再生]や{新生}を求めるのに、現在と未来を考えても有効な方法はないです。

全ての自分の五官六官を如何に使用していたかを、過去に遡って点検することです。

 人間は、誕生してから現在に至るまでの、生い立ちの過去の中で、全ての五官六官を使いながら、情報を大脳の奥深くに刷り込んだまま育って来ています。

そこで、そういう事柄まで、念頭に入れながら、自分を見詰めるのです。

過去の自分を見詰める事によって、過去の自分、何処で失敗したかどうか、が分かります。

自分の過去の失敗の中から、今の自分の間違っている事柄などを訂正できます。

 

 唯、唯、何度も申し上げますが、色々様々な人達が居られます。

自分の目で、書物を読んだり、絵を描いたり見たりする、

そんな自分の眼で見て、物事を判断するのが上手な人が居ます。

一方で、自分では、目で判断するのが苦手な人達も居られます。

ですが、耳で聞いて物事を判断するのが得意な人も居られます。

 そこで、耳で聞いて自分の人生をどう判断するかですね、

或いは、一体に人生とは何かなどと、疑問を持って、そして、今後の自分の人生を生きる糧にして頂いたら良いと思います。

 耳だけでなく、鼻での臭い、舌での味わい、身即ち体&触覚ですね、触れてどう感じたかなどです。

あまり、難しい事を<字で読んで考える>のではなく、耳で聞いて考える、その他の方法での刷り込みを、熟慮してみる事なのです。

 

 各種神経症、うつ病、各種心身症、パニックディスオーダー、登校拒否、出勤拒否、非行、引きこもり、アルコール依存、ドラッグアディクション、などなど、何故にこういう事態にこういう状況になるのかです。

 

 自分の過去を{課題}に沿って熟慮すれば、分かります。

 人生を有意義に生きるために、自分の存在とは? 自分とは? 自己とは? 

 自分と他人との関係は? などなど、納得しておくことですね。

 

 人生の生きる過程で、気楽に悩まずに、楽しく生きる事ができるために、

      「インターネット心理療法」を利用しましょう。

<<心の世界>>{うつ病}(4)

2007 年 10 月 15 日 月曜日

 {うつ病}にならないために、{うつ病}から解放されるために、・・・などなどで、お話をしています。

 人は誰でも、自分の現在の心、或いは、考え方は、過去の心に裏打ちされていますので、矢張り、自分の過去の心が大事ですね。

 

 「過去を振り返らないで!!!」などいう言葉は、かっこ良いですが、本当は、自分の心を、人の心を、人の心のカラクリを知らない人が、よく言う言葉です。

 本当は、一番にまずい言葉なのです。

こんな言葉は、人の悩みや苦しみを理解できない人達のいう言葉です。

 

 

 {うつ病}は、大脳内の生理学的&生化学的変化も見られますが、悩む事が最初になって、同時に大脳の生理学的変化も後から、変化しますので、人が、悩む事、執着する事、拘る事から解放されますと、逆に、大脳内の生理学的変化も改善されます。

 薬の作用は、勿論、人が夜間に眠れなくて苦しんでいる場合では<薬は必要>です。

昼間でも、執着するが故に、頭の回転が全く出来ない人達もいますので、そんな場合では薬の助けも必要です。

 でも、薬で人の心を変革は出来ません。

人の感情の浮き沈みを、少しばかり、持ち上げる事は出来ますが、最後まで、人の心の進歩、格別に人生を生きて行く知恵を、薬が与えてくれる訳では有りませんから、そこらの辺りを充分に、人は治療者も含めて知っておくべきでしょう。

 

 悲しい事ですが、日本のみならず、どこの国でも、世界中で、うつ病者が悩まない人になるような方法を考えている人達は少ないようです。

医療の世界でも、うつ病の人達に、本当に心理療法を受けて、悩まない苦しまない人間にしてあげようなどと、考えないのですから、当方から見れば、不思議でもあります。不思議と言うよりも、医療者も行政の人達も{悩みの解決}については勉強していません。

 

 人は誰しも、誕生して以来、悩まずに悲しまず生きる事が、最大に重要だと思います。

でも、人として生まれて生きる以上、誰も一度も悩まずというのは少ないでしょう。

それなりに、少しは考え込む時もあるでしょうが、どれほど、自分の心の葛藤に対して

無意識的に、今の自分の心を調整しているかでもあります。

 人には、本音と建前の心があると、よく言われていますが、幼児的な人は、この本音と建前の心が自分の中に有りながら、上手にコントロール出来ないのです。

 建前と本音と言えば、言葉に少し拒絶反応も出ますが、本当に、大切な言葉です。

人は、自分の持っている心を全部知っておくと、何事が眼前で起ころうと、眼前の環境や他人の動きに、上手に対応できるものです。

 

 人生を、迷わずに生きる事、これは、自分の過去を振り返る事、

                それ以外に方法は無いでしょう。

 

前だけ向いて生きる方達はいますが、別の機会にしましょう。

当方から見れば、悲しい人達としか思えません。

<<心の世界>>{うつ病}(3)心のカラクリ

2007 年 10 月 12 日 金曜日

 何度か、重複してお話するかも知れません。

ですが、話の出始めが違うだけでも、聞く人からすれば、T・P・Oが違うだけで、聞き始めが異なっている事で、耳に届く場合もあります。

 

 {うつ病}にならないための話、{うつ病}から解放されるための話、なのです。

自分の眼前、自分の未来に何事が起ころうとも、悩まない人になっておくべきでしょう。

そうは、言っても、<言うは易い>が<現実は厳しい>、などと言われるでしょう。

でも、そういう心の境地に少しでも近づくべきです、ね。

 

 {うつ病}の人達は、唯、唯、ひたすらに心の拘りを持ちながら、漠然とでも自分が<何に拘っているか>気づいている人達も居ます。

一方で、自分の拘っている事柄には、全く気づいていない人達もいます。

 悲しいです、ね。

悩みながら、何で、どうして、何故、などと、案外と考えないものです。

そんな思案を出来る人達は、{うつ病}にはならないとも言えます。

心の操作が大切ですが・・。

 人の心を、浅い心と深い心に分けてみます。

どちらが、大切かです。

多くの人達は、今の心が大切だと言います。

長年月にわたり心理療法に関わってきましたが、実際は、違うのです。

 深い心の方が重要です。

 

 今までに聞かれた事があると思いますが、無意識、潜在意識、顕在意識、と言われますね。

人は、誕生してから、いや厳密に話をすれば、胎教からですが、お母さんのお腹の中に居る時から、既に、何らかの母親の影響を受けています

誕生、新生児、乳児、幼児、小児、生徒、学生、などと成長していきます、ね。

 家族の中で、両親、兄弟姉妹、祖父母、或いは、学校での生徒達、近所の人達、両親以外の自分を育てた人達、或いは、社会に出てからの周囲の人達との関りの中で・・、年齢を重ねる度に、その頃の意識は下層に沈み、現在の意識から下方に流れて沈潜します。

 

 今、何かをするために、一生懸命に夢中になって、心を一つにしている積もりの場合もあるでしょう。

だから、自分は、今の心だけが中心と思う人もいるでしょう。

 しかし、今の夢中になって自分が動いている、動かしている心も、自分の過去の生い立ちの心が、また、現在に至るまでの、諸々の心が裏打ちをしています。

過去が無いと、ぼやいている人を時折ですが、見かけます。

本当に、もう少しでも、心の勉強、学習をして欲しいと、常に考えている私です。

 

 自分の心の底で動いている心を、勉強する事です。

 自分の心の内なる心を静かに眺めて、深い心で、自分がどんな心を持っていたかを

 勉強する事です。

 本当の自己を、知る事です。

 「インターネット心理療法」で大丈夫です。