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2007 年 9 月 26 日 のアーカイブ

<<心の世界>>心の話「会話・行動・心」(2)

2007 年 9 月 26 日 水曜日

 この講演では、悩まない人になるためのお話をしますので、その気持ちで耳を傾けて

 下さいませ。

 

 人が、人生を生きる上で、悩んだり苦しんだり、不安神経症、心身症、うつ病、などにしても、その理由が有るものです。

また、異常会話、引きこもり、登校拒否、校内暴力、非行、薬物依存、アルコール依存、出勤拒否、などにしても、自分の気づいていない心が有るものです。

 その気づいていない心が、今の現在の自分の心を引張るので、或いは、自分の心を圧迫すると言った方が良いのです。自然に自分の心が、動かされると言っても良いでしょう。

 

 人生で、一番に大切な事は、人対人、人対環境の問題でしょう。

私というか、自分が、どんな人に対しても、相手の心に対応できるかどうかであり、或いは、自分が眼前の状況や環境に適応出来るかどうかです。

あの人が嫌いとか、こういう環境では嫌いだとか、言い始めると、何もかもが嫌になってしまいます。

 人生を生きるのに、皆さんがですね、自分の好みの{もの}や{人}を求めて生きるのですが、人生を生きていて、自分にとって都合の良いものばかりが自分の手に入るものではありません。

 

 人は、誰しも皆が、それなりの<欲望>を抱えて人生を送っているので、とかくその<欲望>が衝突する場合も多く有ります。

人の心も、皆が同じ考え方をしている訳ではありませんね。

生い立ちも、皆が違いますし、誰もが性格というか人格というか{心}が違っています。

だから、人として人間社会で生活する以上は、皆が皆の心を持っていますし、自分と全てが、同じ心を持っているものではありません。

 

 社会で生きるには、子供達も、幼稚園で、学校で、側には沢山の人達、更に、先生達、或いは、隣近所の人達との関係もありますが、矢張り、人間同士の接触があります。

 心を合わせる、合わせるのが嫌いかどうか、ですね。

心と体の心身相関がありますので、マイナスの心が多いと、自分の体のバランスも壊れます。自分の心を、自分の心で壊している場合が、沢山とあります。

 でも、人は、心の勉強が足りていません。いや、日本の医療の世界で、お医者さんも含めて、人の心についての、学習が足りていないと、今、お話しているのです。

私は、そのように感じています。

 

 医療の世界では、医学生の時から、格別に{人の心理学}が大切です。

どうすれば、人は<悩みの心>から解放されるのか、などの学習はありません。

 当方で、何時も思うのですが、人の悩み苦しみを<どうすれば>治してあげられるかどうかを、医師は、少なくとも精神科医や診療内科医は知っておくべきなのですが・・・