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2007 年 6 月 のアーカイブ

<<病気の症状>>拒食と過食(追加編2)

2007 年 6 月 18 日 月曜日

 拒食と過食について、悩む人達ですね。

 よく、自分の心を知っていないのです。

 

 自分が、周囲の人達から美しく見られたいとか、賞賛を浴びたいとか、時には、社会が悪いとまで言う人達もおられますね。

自分の過食と拒食は、全て、{自分の眼前の人達や環境などが悪い}と自己主張します。

悩める人によっては、「社会が悪い」と言う人もいます。

自分の体と心の症状を、「相手が悪い、自分は悪くない」と言います。

相手が悪い、社会が悪いと言って、自分の心の{貧しさ}、{愚かさ}に気づかないのです。

 

 自分と相手と、どちらが、正しいかの{判断}、{判定}が出来ませんね。

そして、判断できない、分からない、分からないものは、とりあえず、そのままで<そっとしておこう>と言うのであれば、良い方ですね。

何時までも、相手が悪い、自分は真面目で素直な人間だと思っておられますね。

確かに、自分では、真面目で素直で何でも自分は正しいと思う訳です。

そうすると、自分の人生を生きるのが難しいですね。

心も体も、疲れます。

 

 一方で、見栄とか虚栄心とかを抱えて、{そんな心}に執着して離れられない人達が多いです。

どんなに、助言や注意をしても、執着心から離れる事が出来ません。

自分に人生を見る眼というか心というか意識というか、自分が人生で生きる道で迷っている事に気づかないのです。

{人生とは、何か??}、{自分とは、一体にどんな人間}か、などを考えないのです。

しっかりと、熟慮するべきなのですがね。

 

 要するに、拒食や過食の人達は、自分の生い立ちですね、過去から成長する過程にて、母親や父親に対して大変な量の心の葛藤を持っています。

ですが、この事については、自分の過去を振り返った人達でないと、無意識や潜在意識の心の世界を理解する事が出来ませんね。

余程の、境界例者でなければ、{心理療法}を受ける事で早く、拒食や過食の人達も治って行きます。

 

 当方も明確に、皆さんに伝えておきます。境界例者でなければ、簡単に治るものです。

拒食や過食の人たちは、人格水準が低いですね。

 人間が此の世を生きるのに、見栄や虚栄心や自尊心(細かく、心を見つめると自尊心よりも、他尊心の方が大切で・・)を捨て去る事だけなのです。

当方のこの言葉が、どれだけ理解できるかどうかが分岐点となります。

心は目に見えないから、皆が自分の心にも気づきません。

 

自分の過去を見つめる事で、全ての執着心から、開放されるでありましょう。

 

 拒食や過食も簡単に治る病気であります。

<<病気の症状>>拒食と過食(追加編1)

2007 年 6 月 15 日 金曜日

 若年層で、特に女性に多いです。男性にも、時折、症状で苦しんでいる人も居ますが、女性の方が、遥かにパーセンテージが高いです。

 

 長年、現場で心理療法に関わっていますが、なかなか{摂食障害}で苦しんでいる方達の{心の世界を見破れる}治療者は少ないみたいです。

また、マスコミにても「摂食障害=拒食や過食」での話しが時折に、実在していた有名な人達を例にあげて、ドキュメンタリーのように報じられたりしています。

ですが、当方が感じるのは、どれも本当の拒食についての{{心の真実は}}の話が出て来ませんね。

無理も、ないでしょう。

 

 報道者も周囲の人達も、誰も皆が本当の自分の心を読めていないので、人の心のカラクリが理解されていません。

「あの人は、こんな考えで苦労したのだ」などと語っていますが、当方から見れば、全くと人の真実なる心から、懸け離れていますね。

 人の心は、色々と表現されています。

善の心と悪の心、建前と本音、学問的には、顕在意識と潜在意識と無意識などにも分かれます。また、よく、深層心理などとも表現されますね。

 

 拒食や過食を訴える人達自身は、自分の表面の心しか見ていません。また、心理療法士もどんなに長く、彼らから話を聞いてあげても{本当の心}は出てきません。

話を聞いてあげている人が、自分で心理療法を体験しているか、長い年月に渡り、現場で心理療法に関わっている方であれば、彼等の深い心、深層心理を見抜けるでしょう。

 

 親と子、怖いですね。心の深い所で、子供が成長する段階で、親や育てた人から、常に子供の心に何がしかのストレスが刷り込まれて行きます。

子供の問題は、全てと言って良いでしょう、親の問題に関わってきます。

親の会話や行動や心など、全てのものが、子供達いや大人になった人達の心にも、刻み込まれています。

 マイナスの感情や意識として、過去の心の中に刻まれていますので、当人が余程の事、自分の過去を振り返らないと、自分の心の底にある心、自分の行動や会話と、如何に繋がっているか知る事が出来ません。

一般世間の親は、説明しても、現実の有り得る心を詳細に述べても、なかなか理解してくれません。

 

 親は、子供が{親の背中を見て育つ}と言いながら、自分は一生懸命に働いて来たのだから、子供もそう考えるべきだという心に捕らわれています。

最後まで、子供は、親の心・行動・会話を理解するべきだと、考えるのです。

親が、そんな心を持ち続ける間は、子供達の拒食や過食など、治療が困難ですね。

ある時期、ある過程を過ぎて、自分で自分の{苦}を乗り越えて行ける子供達は、ほんの僅かです。

 

 親と子供の間の過去の心の和解が、過去の心を知る事が、最重要です。

 

 心の中を見る勉強が重要です。

<<家族・親子>>家族の病(17)

2007 年 6 月 11 日 月曜日

 『家族の病』で連載してきましたが、結論としては、自分の心を知る事でした。

追加せざるを得ないのですが、同時に、人間世界の人の心と更に地球サイズ、太陽系サイズ、宇宙サイズ、などで、イメージを取り込めるようになると最高でしょう。

人間学、自然科学、哲学的思考も少しながら重要ですね。

 

 ブログかコラムでも触れた事がありますが、少し難しい話をします。

四苦八苦の意味を、頭で知るのではなくて、体で知って欲しいです。

仏教の{空}、キリスト教の{風}なんかは、大変に人の心が如何に動いているのかを充分に教えているでしょう。

この様な言葉は素晴らしいのですが、人間は矢張り、物事を体で悟らないと駄目なのです。

 

 人間、頭の観念で喋っても自分のものにはなっていません。

<絵に描いた餅>では駄目なのです。

食べられませんし、美味しくないです。

人の知識も、単なる知識であっては駄目です。

どんな事柄、事件などが一度でも起ったものは、物理学的に考えれば、同じ現場には戻れても、その時点での時刻には戻れません。

過ぎ去ったものは元に返らないのです。

人間にとって、時間と場所は、今ある限りの出来事です。

 

 ですが、人の心、いや心に関わった人の体も、時間は戻せませんが、心だけは生まれ変わる事が出来ます。

心の{再生}、心身の{再生}です。

心が{再生}出来れば、自ずと心身も{再生}して来るものです、ね。

体験した人達でないと、この言葉や意味は理解困難でしょう。

だから、逆に心の{再生}事を計ってみる必要、重要さがあるのです。

 

 自分の人生も、家族の人生も、自分次第で変化して来ます。

悪い方向にも良い方向にも、自分の心次第です。

犯罪、虐待、暴力、暴言、薬物中毒、引きこもり、ニート、登校拒否、出勤拒否、自殺、殺生、神経症、うつ病、心身症、躁うつ病、統合失調症者の心の脆弱さによる行いや会話、タバコ依存なども心の弱さですね・・・、全てが心次第で起って来る現象です。

 

 自分自身を大切にする事は、<自分自身を捨てる>事ですが、捨てた事のない{人}には話しても伝わりません。

人間、時には自分の全てを捨てる、体だけは現実体験として息絶えれば、心も体も終わりなので、体は捨てた積もりでも良いです。

自己を、真剣に見つめる{術}を学習しましょう。  

 

 「・・心理療法」で、<執着心>を捨てられる人になれます。

<<家族・親子>>家族の病(16)

2007 年 6 月 8 日 金曜日

 『家族の病』で連載しています。

 

 男と女、{生い立ち}の違う人間、異性同士が一緒になって家族を構成します。

多くの場合で、子供が生まれて来ます。

しかし、子供が生まれない時には、結婚した者同士で物凄く悩む人達もいます。

結婚から3年~5年、赤ちゃんが出来ないと誰しも{不安}に襲われます。

 『家族の病』と、言っても良いでしょう。

子供が欲しいと考えて、産科を受診します。

夫婦によっては、大変な悩みとなります。

また、男性にも不妊の原因が有る事もありますね。

両者が心を合わせて、子供作りに共同作業が重要となって来ます。

女性に原因がある場合の方が多い様です。

最後は、人工受精が必要となります。

 人工受精には、胎内受精と体外受精があります。

体外受精を繰り返して、最後まで赤ちゃんが出来なかった場合もあります。

夫婦で随分と悩みます。

何度も体外受精を試みた上で、最後まで<妊娠>に至らなければ、その作業と一緒にお金も沢山とかかり、夫婦で疲れ果ててしまいます。

 体外受精など、不妊に関わるのに遺伝カウンセラーが必要だと言われています。

時には、夫婦生活のない事で悩む人達も見られますが、大変です。

中には、赤ちゃんが出来ないからと離婚するケースもあります。

或いは、赤ちゃんが出来なくても、夫婦が足並みを揃えて一緒に辛抱しながら、諦めの境地で過ごして行く・・・、人生を悟り納得して生きる夫婦もいるでしょう。

 

 はたまた、様々な場合もありますね。

他人の精子を借りて受胎、他人の卵子を借りる、或いは、精子と卵子を借りる場合もあり得ますね。

ですが、生まれて来た子供が本当の自分のルーツを知ると、悩み果てて大変でしょう。

人生が理解できなくなるケースも起こり得ます。

本当の自分の親を知らなければ、育ての親の顔を見て、子供は<何と考えたら>良いのでしょう。

この様な場合では、赤ちゃんが出来ても、両親共子育ての過程で<きっと悩む時期が来る>でしょう。

 全くと、何も悩みは無いと言われる親が居れば、子供の立場から<物事を考えていないだろう>と感じます。

また、人間の親と子の心の因果関係を、或いは、子供の発達心理を理解できていないのかも知れません。

当方、一般的な事柄を心理学的に述べています。

 

勿論、例外で、全てを立派にこなす親達も居るだろうとは思います。

<<家族・親子>>家族の病(15)

2007 年 6 月 7 日 木曜日

 仲の良い夫婦が、歳月を重ねて年老いて行きます。

家族単位も、変化して(壊れて)行きます。

高齢者になれば、不慮の病気や事故、天災などで、どちらかが先に{黄泉の世界}に旅立って行きます。

仕事などでの失敗による、予期せぬ{別れ}があるかも知れません。

 {不倫}の別れも有りますね。

現実の世界から、当方は<眼を外して>はいけないので正直に伝えておきます。

世の中にありふれた出来事です。

{不倫}と言えば、言葉が悪いのですが、{不倫}と言っていても{本気}になって、残りの人生を楽しく健やかに過ごして行く人達もきっと居る筈です。

 色々様々な{別れ}もあるものです。

{別れ}が何度もあるのは、少しばかり特殊な状況か人格の歪さが有るかも知れません。

 20歳代、30歳代、40歳代、50歳代、60歳代、70歳代、80歳代、90歳代・・・別れの{年齢}も、人によって随分と違います。

何歳代で{配偶者}との{別れ}があるのか、また、{別れた後}の生活パターンも、心の葛藤の持ち方やその人の人格によっても全然と変わってきます。

 

 例えば、50歳代での{別れ}では、どの様な{別れ}にせよ、新たな配偶者を探すかどうかの心の葛藤は60歳代以後の人達に比較すると、少し違った雰囲気にもなって来るでしょう。

 70歳代、80歳代の{別れ}についての話は、若年の人達に対して、どんなに一生懸命に説明してもその心は伝わらないものでしょう。

高齢者の心の葛藤については、相当の勉強をしておかないと理解する事が難しいもの、若い人達は理解困難でもありましょう。

人間の一生について、把握できる人でないと無理なのです。

 

 頭で理解できても、体で理解できないとあまり意味は無いですね。

家族としての夫婦には、やがて{別れ}は来るものです。

しかし、誰もあまり予想していないのが、人の心と言うものでしょう。

 

 高齢者の夫婦の{別れ}は、辛いものでしょう。

性格・人格によって随分と違いますが、孤独感が襲う事には間違いありません。

如何に生きるか、その人の考え方や周囲の人達の援護や置かれた環境によって、全く違った人生を歩く事になるでしょう。

 高齢者の{別れ}は、淋しいものでしょう。

 例外も有りますが・・・。