‘人生’ カテゴリーのアーカイブ

<<人生>>(15)人生とは

2013 年 5 月 16 日 木曜日

  そう、今から、40歳頃までの{{話}}を考えてみましょう。
40歳頃になっても、全く、自分の{{こころ}}は、見えないのが、普通でしょう。
当方は、そう、もう、40年間も「「心理療法」」に関わって来ています。
そんな事柄の中で、人間の{{こころ}}の矯正が、本当に難しいものです。

  先述しましたが、人間は、間違いなく多くの場合で、自分の{{こころ}}を気づいてくれません。
そうですよ、当方、医院の外来患者さんを診療していますが、自分が悩んでいる事にも、今の{{こころ}}にも気づかない人達が居ますから、不思議なものです。
頭痛や動悸や腹痛、肩こり、腰痛、などなど、持っていても、気づかないのですから、人の{{こころ}}って、不思議なものです。

  もう、この年齢では、人生の中頃になります。
こんな年齢にでもなれば・・・、己の{{こころ}}を明確に知って生きる方が、はるかに嬉しい筈ですよ。
それは、自分の眼前の{{人生}}を気楽に生きる事ができます。
「「悩み」」、「「苦しみ」」、「「辛さ」」、「「嫉妬」」、などなど、そんな感情に押され潰れそうな状況でも、自分で反転できる「「能力」」を自分の{{こころ}}に植え付けておくべきなのです。

  この年齢では、また、色々な方達も居られます。
家族の中で{{平安}}に暮らしている人、或いは、家族が居ても{{平安}}でない方達、子育て、互いの、配偶者同士でも悩む場合は沢山とあります。
人間は、何時の年齢になっても、日頃の生活の中で悲しく生きていたり、喜んで生きている場合は良いのですけれどね。

  また、会社でも、中堅社員となり、部下や上司との間で{{板挟み}}の状況になっている方達も居るでしょう。
そう、部下に命令するのが出来ない方々や、上司から{{いじめ}}を受ける方々も、自分一人では、上手く、自分の{{こころ}}を矯正できないものですよ。
どんな場合、どんな環境に置かれても、自分の{{こころ}}を認めて「「反省」」できるのか、出来ないのか、随分と、綿密に己の{{こころ}}を紐どいて行けると良いのですがね。

  当方は、同じ言葉を繰り返しているように見えるでしょうが、厳密には、少しずつですが、その人の人格水準は、置かれた状況にも、考慮しながらで、彼らを判断しなければなりませんから、ね。
どのくらい悩んでいるのか、とにかく、「「うつ病者」」の場合では、最低限でも、彼らが「「自殺」」しない事、長期の休暇を取らないで、仕事が出来るようになる事、などなどでしょうからね。
{{裏側のマイナスのこころ}}を、知る事です。

<<人生>>(14)人生とは

2013 年 5 月 15 日 水曜日

  そう、前回では、30歳頃までと言いました。
これから、30歳を過ぎてからの{{話}}でも、考えましょう。
人間の{{こころ}}は、限りなく成長するのかと、決して、そんなものでもありません。
限りなく、反対に、{{幼な帰り}}する場合もあります。
また、{{幼な帰り}}していても、気づかないものですよ。

  悲しくて辛い思い、自殺まで考えるのですが、其処から、再度でも、{{こころ}}が回復、回向、新生、至福、などなどに至る事までを、勿論、言葉は難しいでしょうが、気楽になる事を考えませんし、考えようとしないのが、人間の{{こころ}}の大変さですよ。
人間世界って、本当に大変ですよ。
当方が、大変だと言うのは、人間の{{こころ}}の平和ですが、大きく考えますとね、地球上の「「平和」」や、まして、自国の「「平和」」さえも、ままならぬのです。
それ故に、何とか、己の{{こころ}}だけでも、明確に気づいて生きる事が重要なのです。
その上で、己の{{こころ}}を変える事もできますよ。

  会社に勤務していても、自営で仕事をしていても、或いは、研究室で研究していても、とにかく、自分だけで孤独な人間になって生きられるのかと言われれば、孤独な人間のままでは、人間社会を生きるのは大変ですよ。
ままならぬ「「事件」」や「「犯罪」」にまで進むのか、「「自殺」」に追いこまれるのかなどなど、大変ですよ。
既に、家族や赤ちゃんや子供の居る方々もおられるでしょう。
そう、家族を持っても、最近では、離婚も増えているくらいです。
また、そんなに多い訳でもありませんが、しばしばと、赤ちゃん殺しや子供殺し、などなど、世の中は大変になって来ています。

  人間の{{こころ}}が、間違っていますが、人間って、己の{{こころ}}の間違いには気づかないものです。
不安障害やうつ病などなど、大変ですが、医療の世界では、まだまだ、薬だけで治療しようとしています。
人間の{{こころ}}、自分の{{こころ}}を知ってから、可能な限りに、自分の置かれた状況に妥協・受容・共感・納得&適応が、最高に重要ですよ。
でも、人間世界では、人間が我が儘に生きていますので、大変なものです。

  {{こころ}}の治し方を教えても、伝わらないし、また、聞く、耳を持っていませんので、大変な世界があるものですよ。
誰もが、仲良く、悩まないで生きる事が最高に、重要なのです。
皆様方も、{{こころ}}だけは、必ず、勉強しておいて欲しいものです。
どうぞ、自分勝手に生きる事をやめて下さい。
己の「「深層心理」」の{{絡繰り}}を明確に知る事です。

<<人生>>(13)人生とは

2013 年 4 月 30 日 火曜日

  前回に記載しましたが、自分の{{こころ}}を全くと、気づかない人達も、しばしばと見られます。
このような方達には、どんなに{{こころ}}の話をしても、理解できているようで、いや、理解できませんね。
私には、ストレスは何も有りませんなどと、言うのですから…仕方がありません。
また、普通の方達でも、当人の{{こころ}}を伝えてあげても、伝わりません、ですよ。

  そう、思春期の{{嵐}}を通り過ぎても、そんな年齢を過ぎてもですね、その後に、まだまだ、こんな{{こころ}}は人間の生きている限りに、続いて行くみたいですよ。
「「運命」」をどれほどに、自分で操作できるのかが、分かれ目でしょうかね。
「「運命」」はすばらしく立派な言葉で、また、立派な意味を含んでいるのですが、人間が理解しないし、悲しい限りでしょう。
人生では、当方は、{{こころ}}が一番に大事だと確信しています。
そう、そこまで、話をしても、{{こころ}}の勉強しようとしませんです、よ。

  悲しいものです。
だが、これが、皆の人生でしょうかね。
悩み苦しみながら,死んでゆくのも、仕方がありません。
「「自殺」」の問題が絡みますが、「「自殺」」だけは少なくしたいみたいですよ。
日本の政治の政策として、そう、考えているみたいです。
当方は、可能な限り、自分の「「運命」」を変えるのが、大事だと伝えています。

  長年にわたり、「「心理療法」」を行ってきましたが、人間の{{こころ}}を変える事は、可能なものです。
20歳の半ばから、30代頃にまでなりますと、それなりに自分で頑張って生きている積りでしょうが、自分で人生を開拓するには、案外と難しいものです・・・。
助言などを受けて、素直に、言われる通りに考えてみるものです。
考えると言っても、自分勝手には考えても、あまり意味は有りません。
何度も、当方が伝えていますが、とにかく、己の「「深層心理」」を知ること、また、できれば、「「深層心理」」の中の{{こころ}}の絡繰りを知っておくべきですよ。

  しばしばと、皆様方が言いますよ。
私に、他人を恨んだりする{{こころ}}は全く有りませんなどと、言いながらで、真実には、己の{{こころ}}を点検していませんので、沢山のマイナスな{{こころ}}を抱えている事を知らないのです。
悩みながら苦しみながら、それでも、私は全くと{{悩み}}を抱えていないと言うのですから、人間の{{こころ}}って、大変なものです。
30歳頃までには、己の{{こころ}}を知っておきたいものですが、でも、矢張り、眼前の読書などにて、己の{{こころ}}を知るのは不可能です。

<<人生>>(12)人生とは

2013 年 4 月 23 日 火曜日

  そうですよね。
「思春期の嵐」、その他については、前項で、色々と記載しました。
しかし、既に、「「運命」」は動いていますよ。
「「因縁」」や「「宿命」」を、基礎にして、「「運命」」が動いて来ます。
己の{{生き様}}は、自分の「「運命」」を如何なる状態で動かすのか、それだけでしょう。

  人生について、しっかりと勉強しておかないと、自分以外の他者に対して、「「不満」」、「「恨み」」、「「やきもち」」、「「嫉妬」」、「「劣等感」」、「「優越感」」、「「自惚れ」、「「怨念」」などなど、抱えながら生きる事にもなります。
そんなマイナスの{{こころ}}を抱えて生きる事になりますと、悲しいですよ。

   自分の{{こころ}}が、疲れてしまいます。毎日、毎日、そんな{{こころ}}を抱えていますと、自分の{{からだ}}が疲れてしまいます。
人間世界で生きるのも、面倒になりますし、{{こころ}}が疲れますので、不安障害やうつ病などにもなってしまい、生きるのが嫌いになるでしょう。
俗世間では、しばしばと言われますが、人間の{{こころ}}が疲れますと、「「事件」」や「「犯罪」」なども起こり、逆に、「「自殺」」なども起こります。

  人生とは、「「何???」」って、聞かれますと、そう、当方は、素直に伝えておきましょうかね。
間違いなく、「「五欲」」の世界に生きていますよ。
しかしながら、この「「五欲」」を,如何なる状況でコントロ―ルするのか、ですよ。
また、そんな「「五欲」」を何時も、自分の念頭にいれておきますと、必ず、{{こころ}}は疲れます。

  己の内なる{{こころ}}を、どの様に日頃から、抱えているのかを知っておくのが良いでしょうからね。
大変なのは、己の{{こころ}}を把握できない方々もおられます。
そう、人間の大変なのは、「「人格障害」」の人達ですよね。
面白いよりも、本当に、大変な方々もおられます。
何故って、自分の過去の{{こころ}}を判断できない方々は随分と苦労します。

  自分の過去の記憶を思い出さない方々は、きっと、幼い頃から、そんな人間として成長したものと、思われます。
いや、この様な方々は、大脳の中の「「記憶装置」」が、狂っている場合もあるのだと思われますよ。
勿論と、色々な場合があります。
少しの「「記憶障害」」だとか、少しの「「判断力」」の欠如だとか、自分の{{内なるこころ}}を気づかない人も見られます。 

<<人生>>(11)人生とは

2013 年 4 月 16 日 火曜日

  「「因縁」」や「「宿命」」を、必ず、知っておくべきです。
しかしながら、人間は、お金については、結構と説明でも、理解できるでしょうが、一生懸命に教えてあげても、気づかない人達もおられます。
人間って、面白いです。
どんなに、言葉で耳に伝えても、駄目な場合が沢山とありますよ。
{{こんな文章}}を、2回も繰り返しましたが、人間の{{こころ}}って、本当に不思議なものですよ。

  少しずつですが、成長しながら、「「自我」」の発達とともに、青春時代を超えてからですね、人間の「「五欲」」の世界を、ずっと生きるしかありませんよ。
いえ、私は、「「五欲」」なんて、そんな不潔な{{こころ}}は持っていません、などと言いう人達もおられるでしょう。
でも、現実には、口で言う事と、自分達の現実に行っている場合が全く違っている場合が多いですよ。

  それ故に、人間世界で生きるには、しばしばと言われる言葉ですよね。
そう、「「建前」」と「「本音」」が人間の{{こころ}}の中には、常に、自分の都合の良いように生きている場合が多いのです。
いや、常に、「「建前」」と「「本音」」は、全ての人間に使われているものですよ。
私は、そんな、自分勝手な都合の良い事ばかりは考えませんなんて、言う人も居るでしょうが、自分の真実なる{{こころ}}に気づいていないのですよ。

  思春期だけを見ても、人間は、否応なしに、少なからず、常に、自分の{{愛したい}}、{{恋した}}相手を求めています。
では、結婚した人は、もう、大丈夫なのかと言えば、そうでもありませんね。
俗世間では、頻回に、「「三角関係」」などの言葉がありますように、この「「三角関係」」を持ったばかりに、沢山の事件も起きたりします。
結婚していないのに、「「三角関係」」なども、しばしばと見られます。
「「男」」と「「女」」って、真面目に生きているように見えても、人間の{{{こころ}}の底辺では、怖い事柄なども有るものです。

  そんな怖い{{こころ}}を抱えながら、又、次なる別の{{こころ}}を持って生きるのです。
思春期の前から、思春期のど真ん中、そして、一生と人間は、眼には見えないでしょうが、「「異性」」に対する{{こころ}}は、持ち続けるものですよ。
常に、「「建前」」と「「本音」」を使いながら、人間は此の世を生きるしかありませんでしょう。
こんな人間、こんな自分だと気づいていれば、立派な人生を生きる事もできると、思われますよ。