‘心の世界’ カテゴリーのアーカイブ

<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」5

2011 年 1 月 19 日 水曜日

異常会話、異常行動などは、心を土台にして、発せられるものです。

異常会話も異常行動も、大脳生理学的に脳脊髄液、神経内分泌、免疫などと絡まって表に表現されてくるもののようです。

心がパニックとなると、善悪の判断もできない・・・・、異常会話、異常行動、などなど、そんな事柄も全てが、過去の深い意識ですね、無意識と潜在意識と顕在意識(現在意識)のアンバランスの問題が関係しています。

当然、脳脊髄液のバランスも壊れているでしょう。

心と体は、密接に関連しています。また、その中間である脳脊髄液や血液にも変化が起こって来るようですね。

 

人の記憶は、大脳の海馬と言われる場所に蓄積されたまま、人の一生に残っていくようです。現在を生きていると、そんな過去など関係ないと思って皆さんが日常生活で暮らしているのです。

怖いですね。自分の過去の心が、自分の現在の全てを動かしています。先天性とか素因とかに関連している場合は仕方が無いにしても、体までが自分の過去の心に支配されているものです。

行動というのは、{体が動く}というものでもあります。

人は、自分から外を眺めて生きる<外観的>な生き物でもあります。全ての生き物は、外観的な存在でもあるでしょう。

 

格別に、人は、明確に{心}を持っていますし、その{心}が自分の全てを支配しています。

そう、人は、自分の過去の記憶を何時も明確化して生きているのではありません。

だが、その気づいていない無意識の中に動いている、トグロを巻いている心が一番に大切です。

今の現在に考えている事柄は、過去の心に裏打ちされていますし、人が現在と未来を考えるのは、とにかく、その人が過去から現在に至るまでの心で作り上げた心、その心で全てを判断します。

皆さんは、自分の過去の心って、関係ないと思っていらっしゃるみたいです。

 

老若男女を問わず、医師も宗教家も心理士も一度でも良いから、自分が生まれてからを過去の心の足跡を振り返って辿ってみる事です。

どんなにお金持ちの人も、科学者も、地位あり有名な人も、同じですね。

どんなに自分は賢い偉いと思っていても、自分の過去を振りかってみない限り理解出来ません。

或る人が、当方に言われました・・・。人生を悩まずに生きるなんて不可能だと、当方へ自己主張されました。簡単に、できるのです。その人に対して、人生勉強が足りていないので、仕方ない・・・ですね・・・。  

<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」4

2011 年 1 月 15 日 土曜日

今日は、人の犯罪について少し話をしますが、全てが、「会話・行動・心」と関係します。

マスコミでは、裁判所で、或いは、検察庁で、よくある話なのですが・・・。

犯罪時に、この人は、<善悪の判断能力>を持っているのか、いないのかと言う{争点}があります。

この事については、日頃、<善悪の判断>を出来ていた人でも、心の葛藤が蓄積すれば、その<善悪の判断を出来ない状態>になるものです。

その人の、人格水準とも言いますが、一般的には、誕生から~現在に至るまでの、過去の生い立ちの中に、全ての{答え}は有るものです。

 

堪忍袋の<尾が切れると、或いは、結んだ紐が切れる>と、パニック状態となります。

パニックの状態で、誰も<善悪の判断は出来ず>に、何をしでかすか分かりません。

登校拒否、引きこもり、出勤拒否、アルコール依存、不純異性交遊、万引き、詐欺、窃盗、殺人などにしても、皆が、善悪の判断を出来なくなってするのです。彼等は、ある意味では、慢性のパニック状態が続いていると言っても良いです。

善悪、これは善、これは悪、などの判断が出来る人は、絶対に<自分にとってマイナス>になる事柄はしません。善と悪の判断が出来る人は、これ以上は、駄目だと判断できます。

即ち、前後の見境もつかない状況、そんな心理状態におかれるので、<してはいけない>と平常人が思う事を、彼等は犯してしまいます。

 

そんな心のパニック状態になるのは、どうしてか、でしょう。

犯罪を行う皆が、罪の意識、自分の悪の意識さえ持っていれば、余分な行動、余分な会話、犯罪なども出来ません。自分は悪い人間だと、体で自覚できれば、一歩を踏み外せない

自分がこれをしたら、<後が大変>だと理解できる人は、本当に大きな罪悪な出来事は出来ません。

色々様々な逸脱行動、逸脱会話にしても、犯罪にしても、自分の眼前の判断を上手に出来ないだけです。

出来ないのは、自我の形成の問題で、人格水準の問題でもあります。

自我形成の脆弱な人達は、眼前の人達や環境&状況に<自分の心が振り回されて>不安定ですね。

 

{過去の心}が、{現在の心}を作るし、現在の心が{未来を見る心}を創造します。

未来に向かって生きて行く自信が無くなった時に、心は限りなく不安定となり、規則や条例や法律までを超えて、駄目な事柄までやってしまいます。

過去から現在にかけての無意識的の、恨みの感情や、不平や不満の感情が自分の現在の気持ちや心を、下から押し上げて、自分の心を苦しくしています。

犯罪をおかしても、所謂、悪い事柄を行っても、罪悪感がありませんので、犯罪時には<善悪の判断>を、誰も持っていないと言えます。

だが、犯罪者の心を・人格の形成を正確に判断をして、裁判がなされているのでしょうか???、可笑しいですね。 

<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」3

2011 年 1 月 13 日 木曜日

心の話をしていますが、視野を変えて、見詰めてみます。悩まない人になるためにですね。

そこで、人は一体に、どんな心を持っているかなのです。如何なる心を持って、人生の一生を終わるのか、知っておれば良いですが・・・・・。

最初に、自分の心を充分に知っていないと、自分以外の他者、他人の心が見えません。

心の学習、たんなる勉強では駄目ですね、心の底から人生って{何}などと、考えて勉強しないと駄目なのです。

 

人は、俗に、{本音}と{建前}と言う言葉が有りますね。

多分に、皆様は、このような言葉は聞いたことが有ると思います。

でも、言葉を聞いていても、実際に、その意味が理解できていないと役立ちません。

謙虚になって、ふと、立ち止まって、自分の心を見つめると、沢山の自分が気づいていなかった心が見えて来ます。自分の心を自己探求する方向性が、大事ですが・・・・・。

けれどもですね、本当の自分、自己とは、自分の存在とは、などなどの心を、どの方向から眺めるかなのです。

自分の心を充分に沢山と知っていると言っても、自分流に勝手に理解できていると自己主張しても、それは駄目なのです。

 なぜなら、人には、人の性格というか厳密には人格と言った方が良いのですが、その人格は、会話や行動にしろ、全てが、心が土台になっているからですね。

 

即ち、人は、心が会話や行動を動かしているので、人間にとって、人にとって、一番に大切なものは、「心」なのです。

心が丈夫でしっかり、自分の心を操縦できれば、人間社会を気楽に生きていけるのです。

心の学習が、物凄く大切です、自立した人間として此の世を生きるには・・・です。

単なる{心理学}を勉強しただけでは、人間世界を上手に生きるのは、無理なのです。

何が、大切かですが、人は、人間社会を生きるには、家族の中でも、学校の中でも、職場においても、常に誰かと<顔を見ながら>生きることしか有りません。

数日間など、孤独で研究などする事もありますが、やがて人と会えると期待感もあります・・・・・。

 

自分以外の人に対して、上手に付き合いを出来ること、自分の投げ込まれた状況や環境に上手に対応&適応できること、それで充分です。

でも、本当に気楽に生きるには、自分の眼前の人達が皆が性格というか人格というか心が違うので、皆に対応できる自分が必要です。何事が起こっても、立腹しない事です。

そのためには、自分の心の{器}が大きくないと、直ぐに壊れてしまいます。

大きな人間、誰とでも生身の付き合いが出来る人に・・、また付き合えなくて苦悩を感じるのであれば、そんな自分に納得すること、{納得}するところから、心の平安を得るし、納得できれば<そこから、這い上がる努力を必要>と感じる筈です・・・・。

本当の自分、自己に納得し認めることです。恥ずかしい、劣っている、駄目人間と認めれば、努力せざるを得ないです。

<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」2

2011 年 1 月 8 日 土曜日

この講演では、悩まない人になるためのお話をしますので、その気持ちで耳を傾けて下さいませ。

人が、人生を生きる上で、悩んだり苦しんだり、不安神経症、心身症、うつ病、などにしても、その理由が有るものです。

また、異常会話、引きこもり、登校拒否、校内暴力、非行、薬物依存、アルコール依存、出勤拒否、などにしても、自分の気づいていない心が有るものです。

その気づいていない心が、今の現在の自分の心を引張るので、或いは、自分の心を圧迫すると言った方が良いのです。自然に自分の心が、動かされると言っても良いでしょう。

 

人生で、一番に大切な事は、人対人、人対環境の問題でしょう。

私というか、自分が、どんな人に対しても相手の心に対応できるかどうかであり、或いは、自分が眼前の状況や環境に適応出来るかどうかです。

あの人が嫌いとか、こういう環境では嫌いだとか、言い始めると、何もかもが嫌になってしまいます。

人生を生きるのに、皆さんがですね、自分の好みの{もの}や{人}を求めて生きるのですが、人生を生きていて、自分にとって都合の良いものばかりが自分の手に入るものではありません。

 

人は、誰しも皆が、それなりの<欲望>を抱えて人生を送っているので、とかくその<欲望>が衝突する場合も多く有ります。

人の心も、皆が同じ考え方をしている訳ではありませんね。

生い立ちも、皆が違いますし、誰もが性格というか人格というか{心}が違っています。

だから、人として人間社会で生活する以上は、皆が皆の心を持っていますし、自分と全てが同じ心を持っているものではありません。

社会で生きるだけではなくて、子供達も、幼稚園で学校で側には沢山の人達、更に、先生達、或いは、隣近所の人達との関係もありますが、矢張り、人間同士の接触があります。

 

心を合わせる、合わせるのが嫌いかどうかで、すね。心と体の心身相関がありますので、マイナスの心が多いと自分の体のバランスも壊れます。自分の心を、自分の心で壊している場合が沢山とあります。

でも、人は、心の勉強が足りていません。いや、日本の医療の世界で、お医者さんも含めて、人の心についての、学習が足りていないと、今、お話している、私は、そのように感じています。

医療の世界では、医学生の時から、格別に{人の心理学}が大切、そして、どうすれば、人は<悩みの心>から解放されるのか、などの学習はありません。

当方で、何時も思うのですが、人の悩み苦しみを<どうすれば>治してあげられるかどうかを、医師は、少なくとも精神科医や診療内科医は知っておくべきなのですが・・・

 

<<心の世界>>心の話「心・会話・行動」1

2011 年 1 月 7 日 金曜日

人は、常に、誰かと一緒に人生を共にして生活しています。

一人では、人生を生きる事はできません。淋しくて孤独感で、悩むことになります。

生きているものでも、人以外の動物や植物は、春、夏、秋、冬、或いは季節感の無い所でも、時折によっては、単独で生活する場合もあります。単独に生活すると言っても、遺伝子に組み込まれた生活習慣や生活習性や、或いは、自然の天変地異の嵐に、さらされて余儀なく単独生活になる場合もありますが・・・・・。

 

人間というか人は、本当に孤独感に弱い生き物でもあります。

どうしても、家族という集団=母、父、兄弟姉妹などなど、学校での集団=生徒や学生、先生などなど、会社&研究室での集団生活などなど、人は集団生活を余儀なくされます。

其処には、人対人、所謂、自分と他人との関係がいやおうなく眼前で、コミュニケーションが必要なのですね。家族で社会で、ということになります。

社会で生きて幾らかの金銭なりを得るために、職業というか職場での適応能力が必要です。

そう、人として生きるには・・・ですね。

 

私達、人間については、誕生してからが人間なのか、誕生する前から人間なのか、どの段階で{人}と呼ぶかでしょう。

例えば、此の世に生まれ出て来る前から、{人}と呼ぶならば、これについては、人の住む地球上での各地の文明や文化や科学や宗教など、そんな分野からの意見が違って判断されるので、なかなか難しい問題でもあります。

特に、産科学の科学と技術の発展は、人工的な操作が進歩して素晴らしい事ですが・・・。

一方で、人間世界では、良い事が出来れば、片方で悪い事なども生じるみたいです。

 

産科学の発展にて、世界中の一部の国では、男女の産み分けも考えられてはいるようです。

また、本来なら、此の世に誕生する予定だった人が、遺伝子診断などで、四肢五体満足であるかどうか・・・・・・、色々な事が分かるようになってから、人は、また、余分な選択枝を決めなければならなくなったのです。赤ちゃんを誕生させるか、どうか、などです。

余分に、考える事柄が多くなっています。人の誕生までに、胎児に多種の災難もあります。

人工受精が、幸福をもたらしますが、仮に、赤ちゃんの誕生を得られなかった時に、その分だけ金銭と悩み続ける時間が必要となる訳ですね。

 

人は、誕生した時から、思考や行動(会話は出来ないにしても)が有ると思われますが、実際には、母親の胎内にいる時から、母親の呼吸や心音や心臓の拍動数などにも影響を受けるでしょう。悩みや苦しみ、病気などに熟慮したりと、人の誕生から思慮が必要です。

<胎教>などと言われますが、ある程度は否定できない事実でしょう。

今回は、「心・会話・行動」で話しますが、とりあえず、人の原点というか誕生前からの話を最初にしておきました。「人の心」は、大事なものです。

悩まない人になるために、勉強の番組を開始します。