‘心の世界’ カテゴリーのアーカイブ

<<心の世界>>36の質問 (1)

2008 年 5 月 17 日 土曜日

   どうして、心、心、心って言うのですか???

 

{お答え}

 沢山の閲覧分でも、説明していますね、心が大切ですよと・・・・。

そうです。

人間から、心が抜けてしまえば、最早、人間ではありません。

人は、物体とは違います。

親の因縁で、此の世に誕生して来ます。

親が結ばれる事にも、何らかの<心は動いていた>はずです。

その親、又、その親が居ます。

今、現在、自分がここに居る事は、先祖代々の人達の心が動いていて、そして、自分が今生きています。

人の会話とか行動とか感情など、全ては心が中心で動いています。

その中心となっているものだけでも知っておく事ですね。

そうすれば、全ての事柄が上手く運べます。

 

 心、心、心って言う質問ですよね。

人が生きるには、五感(後述)で、感ずるもの全てを自分の心で処理します。

眼前の物、事、人、諸現実、諸現象、全ての事柄などについて、人は自分で・自分の心で判断をしていますし、判断をして自分で決定しなければなりません。

自分の心で、{自己の心=本当の自分の心で決定}し、生きていかなければなりません。

全ての人は、自分が{幸せ}か{不幸せ}か、どんな風に感じているかです。

人間世界を生きるのに、悲しくて嘆いていたら良い訳ではありません。

喜んで楽しく、安らぎと憩いを抱きながら生きられれば最高でしょう。

日常生活が、楽しいか嬉しいか、でありますよね。

 

 人間世界を眺めていますとね、誰もが皆が自分達の心を使いながら一生懸命に生きていると思います。

自分の人生、ですからね。

本来的には、自分の人生は、他人に任せる訳には行かないでしょう。

人間って、勝手な生き物に見えます。

自分の眼前に、自分の嫌いな嫌な事柄があったり、或いは、自分の体にも嫌いな物などが、べったりと接触すれば、辛いです。

人間の生き続ける限り、生き続ける場所には、常に、人間の心が動いているのです。

だから、人にとって、最大に重要な物は{{心}}なのです。

その{{心}}の形って、どうなっているのでしょう。

 

 それを知るには、自分自身にとって「内観」することが最重要です。

<<心の世界>>大切な事(心・人格)12:最終回

2008 年 3 月 14 日 金曜日

  人の誕生からの、道のりを細かく記載してみました。

細かくと言っても、詳細の詳細まで人の成長の道を辿って行くと、

ページが足りません。

ですが、今ここで述べたように、大体において言い尽くしている筈です。

 

 人は、何歳になっても、「心」とある程度の「体質」は改善できるようです。

そう、自分の過去を辿って、自分の過去の心の葛藤を消去する、消去できれば大脳の神経内分泌やホルモンや免疫のバランスも改善されて来ます。

当然でしょう。

   記憶の記憶装置である、大脳の海馬の記憶の問題だけです。

全ての記憶は、頭の前頭葉を通って行く大脳深くの海馬に積もってゆきます。

会話や行動や心の刺激を如何に判断するかは、やはり、過去の記憶装置である海馬の記憶の判断でもありましょう。

海馬の記憶が綺麗に並んでいること、即ち、記憶の中に<心の葛藤を残していない>のが最良なのでありますが・・・、そんな人達なんて誰も居ないでしょう。

 

 自分の過去の記憶を辿れば、自分が幼い時からどういう状況で<如何なる反応をしたか、反応しながら失敗したのか、それで良かったのか>具体的に理解できるし、体得できる筈です。

そんな自分を知っていれば、残された自分の人生で<どんな状況が自分に向かって来ても、それなりの対応>も出来る訳です。

眼前の人達や環境を、{善し}とするか、{悪し}と判断するかは、自分の過去の心で判断をしているのであります。

 

 全ての物事を判断しているのは、自分の今の心で判断しているのではありません。

それ故に、自分の過去の心を熟知しておく事、自分の過去の心の「器」を大きくしておくべきなのです。

人間が生まれて、自分が{生い立ち}から、どんな道を歩いて来たかの確認が本当に重要ですね。

人間の育ち方、「親の因縁」で生まれて来る訳ですから、自分が<どの道を通って>来たかを充分に知って理解し納得しておくのが重要です。

 

 ここでは、何故に、こんな話をしたか、ですね。

人間、親にも、色々な親が居ます。

自分の親って、誰、誰、なんだろう、という子供さんも居る訳です。

普通は、自分の親は自分の親と確信できますが、自分の{生い立ち}と、親とは一体にどんな関係、どんな状況、どんな心の交わりを持って、今の自分の考え方が出来上がっているのか、知っておく事が大事だからです。

 

自分の過去の心に納得していれば、大きな悩みや苦しみを持たずにすむでしょう。

 

 自分を知る「心理療法」が最高に、重要です。

<<心の世界>>大切な事(心・人格)11

2008 年 3 月 12 日 水曜日

 色々様々な状況が、あります。

 

 子供達が小さくて、両親が生きていても、他人から育てられる場合もあります。

親戚に養子に出されなかったら、場合によっては、里親に引き取られたり、里親の施設のような場合もあります。

形式は、預けられた先方の状況で、随分と違うでしょう。

里親に育てられる場合も、現代でもしばしばとありますね。

 

 日本のみならず、むしろ外国の先進国では子供がいないからとのことで、子供達を買って育てる場合もあるみたいです。

それほど、子供達を・・、自分の本当の子供でなくても、子育てをしたいと思ったり、

或いは、結婚したが、赤ちゃんが出来ないままで、夫婦二人暮らしで生活していると、

周囲の家族と比較して<悩みこんで>しまう時も多々あります。

里親として、沢山の子供達を育てている場合と、一人だけの里親のような場合もあるでしょう。

人身売買に繋がる場合も、有りますね。

良心的な里親に預けられたとしても、子供達が数人居る場合と、また。2~3人などの場合と、其処での子供達の心・性格などによっても、新しく預けられた子供達の育ち方は違ってくるでしょう。

 

 突き詰めて考えると、やはり、宿命、運命、天命、などまで考えないと仕方がありませんが、それほど、人生を確認して生きる人達が少ないところに、問題が起こるようです。

そう、人は、誰しも<外観をして>生きるものです。

自分の目玉を自分の体に付けたまま、自分を中心にして<外側に何か良い物がないだろうか>と考えながら生きています。

人生は、人間社会は全てが{不平等}ですし、{平等}なんて有り得ません。

殆どの人達が、自分から外側を眺めては、自分に都合の良い物を探して生きるのです。

自分の過去の心が、現在の自分の心・眼前を判断する人格も作り上げます。

人の生き様は、考えようによっては、人と人の<ぶつかり合い>、人と人の<接触>なのです。

 

 人生を生きるには、悩まない、悲しまない、苦しまない、ヤキモチしない、嫉妬しない、不平を持たない、不満を持たない、劣等感を持たない、優越感を持たない、自惚れない、孤独にならない、恨まない、憎まない、怨念を持たない、そんな人になっている事が大切ですね。

 

とにかく、自分以外の人達や環境に対して、マイナスの感情を持たない事が重要です。

 

こんなマイナスの気持ちを持つのも、人は、自分の生い立ちに<左右される>ので、本当の自分・自己をしっかりと見つめて確認しておくのが重要です。

 

自己の心を充分に知る事で、大丈夫です。<過去の自分の再確認>です。

<<心の世界>>大切な事(心・人格)10

2008 年 3 月 11 日 火曜日

 誕生した時から、両親や兄弟姉妹や祖父母からでなくて、親戚から育てられる場合もありますね。

 

 随分と、変わった誕生もあるものです。

見方によっては、悲しい誕生でしょう。

成長すればする程に、自我の発達が、自分の人生を<何となく>、否応なく、無意識的に見つめる事になります。

普通、人は過去を無意識的には見ているが、過去を振り返っても具体的には見つめないので、本当の自分を知る事は不可能です。

そう、自分の潜在意識と無意識の心を理解しないままで、生きる。

気づかないが、不自然な自分の過去が、不自然に今の自分を強迫して来ます。

近所の人達、学校での人達、社会や職場の人達、全ての隣人と自分を比較するでしょう。

無意識的に比較する場合と、有意識的に比較する場合、その中間もありえます。

余程の事、「人生とは、何か」、「人間の存在とは、何か」などなどを勉強しておかないと、人生について<ぼんやりと生きる>事になるでしょう。

 

 両親からでなくとも、他人から育てられて、人間社会で上手に生きられる場合もあります。

ですが、一度、自分の生きる人生で<迷いのどん底>に入り込むと、そこから抜け出るのは難しいものです。

悩んでも、苦しんでも、パニック(本当の自分を知り尽くしていればパニックにはならない)になっても、何で自分がこんな状態になるのか気づかないから、人生って怖いです。

人生を生きるのが辛くなると、うつ病にもなってしまいます。

 

 少し余談になりますが??? 

<医療の世界で、本当に悲しいのは、うつ病の人達を薬だけで治そう>と思わない事なのですが・・・、多くの医師達は、うつ病=薬なのです。

当方、うつ病者の治療には、絶対に薬だけで治療して欲しくないですね。

薬で人間の心・性格・人格などを変える事は不可能ですから、「悩まない人」になっておかないと、薬だけで治療すると、治ったように見えても駄目なのです。

劣等感の塊、力量も実力も無いのに、見栄と虚栄心だけは沢山と身に付けています。

 

 勿論、親戚の人達に育てられても、育てる側の人格が、育てられる子供達に無意識的に伝播します。

育てる親戚の人達でも、一生懸命に子供達を育てる場合もあるし、あまり親切にしないで周囲の人達と差別をつけながら、の場合もあります。

人の{生い立ち}って、本当に大切です。

可能であれば、人間が自分の人生を生きるのに、周囲の人達や環境に、金輪際と、不平や不満を持たない事なのです。

これは、{生い立ち}を「因」として、出来上がった心・人格のなせる「業」です。

 

 本当の自分、自己を知る「心理療法」の体験が重要です。

<<心の世界>>大切な事(心・人格)9

2008 年 3 月 10 日 月曜日

 祖父母から、育てられる場合です。

 

 誕生したら、父母の顔を見ないまま、祖父母に育てられる場合があります。

暫くしてからか・・、何歳の時になるかは、人それぞれで違ってきますでしょうが。

幼い時に、祖父母から大事に育てられて、子供時代は優秀で、勉強もよく出来る子供達も見られます。

 ですが、思春期に入る頃から、子供達にも思春期の<嵐>が近づいて来ます。

直ぐ傍の人達と自分の境遇を比較しては、自分の不遇について<悩む>場合が結構と多くなるでしょう。

そんな境遇での、子供達も、又、大きくなった人達も、自分が順風満帆で生活が進んでいる時は良いものでしょう。

だが、一度でも人生で<何かの壁に突き当たる>と、必ずや、自分の生い立ちが無意識的に今の自分の心を強迫してきます。

何で自分は、こんなに、こんなに考え込んでしまうのか、などなどですね。

 

 不思議というか、面白いというか、悲しいというか・・・・、

人の考え方と人格は、その人の過去の中から創造されています。

どんなに上手に祖父母から育てられても、子供達が上手く育つかと問われれば・・・・、

<難しいでしょう>としか答えられないです。

勿論、育てられる子供達が、自分の人生に、感謝をして納得できるか、 どうか、でもあります。

祖父母から、育てられると言っても、優しい祖父母とか、祖父母でも途中から片方だけとなってしまう場合も多々あります。

人それぞれ、ワンパタ―ンで進む事は、絶対に無いでしょう。

 可能であれば、生まれた子供を育てるには、本当の親が育てるのが良いのですが、多くの場合で、親達も子育てについて、勉強していません。

普通は、唯、唯、一生懸命に育てようと考えていますが、その<一生懸命>が無駄となったり、プレッシャ―になったりと、本当の親でも子育ては難しいですね。

 

 最近は、若い人達の離婚も増えて、案外と祖父母の出番も増えているようです。

両親が離婚すると、誰かが育てます。

残った片親が仕事に出ると、どうしても嫌おうなく祖父母が育てるしかありません。

勿論、他の場所へ、子供達の意志は無く、移される場合もあります。

 その後の環境や通り過ぎて行く人達の影響で、子供達は<どんな人>にでもなります。

これも、しっかりと考えると「親の因果が、子に報い」と言う事になります。

3歳でなくても、5歳とか7歳とか9歳とかでも、「三つ子の魂」の表現ができますね。

子供が成長して行く過程で、誰が、誰が、子供達の側を通り過ぎたかです。

 

育てた人も、子供達も、誰もが自己を見つめる「心理療法」の体験が重要です。

 

自分の歩いて来た過去の旅をして、本当の自分・自己を知って生きる事が大切です。